キャンパス・ユネスコでテクノロジーと教育の橋渡し
キャンパス・ユネスコは、14歳から18歳の若者がユネスコや市民社会の専門家と意見を交換する機会を提供する継続的なプログラムです。各90分のセッションで話し合われるトピックは、教育、人工知能、持続可能な開発、男女平等、市民権といったユネスコの主要なテーマと関連しています。
各キャンパスでは講演者を招き、それぞれの専門分野について学生たちに話をします。講演者はユネスコの専門家だけでなく、NGO、IGO、民間企業、新興企業など、ユネスコのパートナー組織のネットワークから招聘されます。科学者、研究者、起業家、自然保護活動家、教授、CEO、開発プロジェクトのマネージャーなど、さまざまな立場の人が登壇します。
さまざまな分野の専門家と経験や見解を共有することで、若者たちは今日の自分たちに大きく関係する問題や、AIなどの分野で未来を形作るために自分たちが果たすべき役割について議論し、考えることができます。
教育とテクノロジー
ファーウェイは2021年6月からユネスコとパートナーシップを組み、教育とテクノロジーに焦点を当てたプログラムを行っています。これまでパートナーが実施した9つのセッションは、大きく3つのトピックを扱っています。
「デジタル技術への洞察(Insight into the World of Digital Technology)」では、次のような考察をしています:
- 教育とテクノロジーにおけるユネスコの役割
- どんなときに人工知能を恐れるべきか?
- 教育とテクノロジーの分野におけるセイバル財団のプロジェクト
- テクノロジーと教育はどのように関係しているのか?
「テクノロジーが学校にやってくるとき(When Technology Comes to School)」のテーマで探るのは…
- インターネットで何でも手に入る時代に、なぜ学校へ行く必要があるのか?
- テクノロジーは学校をどのように変えるのか?
- 教室の外でのテクノロジーはどのような影響を及ぼすのか。例えば、ソーシャルメディアの利用やネットいじめの危険性など
「テクノロジーは役立っているのか(Is Technology Serving Us?)」では次ような点に注目しました:
- 現在のトレンドや事例など、現在と今後の新しいテクノロジー
- プロジェクトや地域社会への貢献の事例
- 倫理の概念、なぜ新しいテクノロジーに倫理が必要なのか、そしてどのように私たちの幸福を保証することができるのか
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参加校
39校
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参加国
20カ国
各セッションは英語またはフランス語で行われます。これまで、英国のユニバーシティカレッジロンドン、ナイジェリア大学、レインフォレストコネクション、ウルグアイのセイバル財団(Ceibal Foundation)、女性のためのワールドワイドウェブなどの代表者が講演者として参加しています。