iCooling + データセンターの冷却をよりスマートにする間接蒸発冷却
iCoolingは廊坊(ランファン)にあるファーウェイのクラウドデータセンターにおいて、毎年2,764万kWhの電力を節約しています
データセンターでは、冷却システムがサービスアプリケーションに次いで大量の電力を消費するため、冷却システムの消費電力を削減することがデータセンターのエネルギー効率を高める鍵となります。ファーウェイの間接蒸発式冷却システムは、自然冷却ソリューションの典型です。自然の冷却効果をフルに活用し、冷却システムの消費電力を大幅に削減しています。
従来の冷却システムは、ほとんどが手動で調整されていました。しかし、データセンターの負荷とその環境は常に変化しているため、手動での調整では急速に変化する熱負荷に追いつくことができなくなっています。エネルギーの浪費を防ぐために、冷却システムには必要に応じてインテリジェントに調整し、冷却を行うことができるスマートな頭脳が必要です。
ビッグデータとAIを統合したファーウェイのiCoolingソリューションは、データセンターが節電を学習し、電力効率を自動的に最適化することで、オンデマンドでインテリジェントな冷却を実現します。このソリューションはデータセンターのPUEを8%~15%削減します。
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13,129トン
iCooling導入後、廊坊にあるファーウェイのクラウドデータセンターでの年間の二酸化炭素排出量削減量
このソリューションは中国の廊坊にあるファーウェイのクラウドデータセンターに導入されており、毎年2,764万kWhの電力、または13,129トン*1 の二酸化炭素排出量の削減を実現しています。