このサイトはCookieを使用しています。 サイトを閲覧し続けることで、Cookieの使用に同意したものとみなされます。 プライバシーポリシーを読む>

世界の通信事業者を支援するコンサルティングサービス

2018.01.05

ファーウェイはグローバルなICT市場での事業を通じて蓄積した知見を、世界各国の通信事業者のお客様と共有し、ビジネスの成功を支援しています。通信事業者向けにコンサルティングを行うビジネスネットワークコンサルティング(BNC)部門は、「日韓コンピテンスセンター(Japan and Korea Competence Center、JKCC)」として日本オフィスにも拠点を置いています。

世界の通信事業者を支援するコンサルティングサービス

今回のファーウェイ・ピープルでは、日本を拠点に世界の通信事業者にコンサルティングサービスを提供するビジネスネットワークコンサルティング部門をご紹介します。

蹇颯(ジェン・サー)
日韓コンピテンスセンター 部長
マネージング・プリンシパル

柴田純史(しばた・じゅんじ)
プリンシパル・コンサルタント

大西智樹(おおにし・ともき)
シニア・コンサルタント

迫田健(さこだ・けん)
マネージング・プリンシパル

佐久間信子(さくま・のぶこ)
ナレッジマネジメント・アシスタント

Q. 組織の概要について教えてください。

蹇(ジェン):ビジネスネットワークコンサルティング部門はグローバルな組織で、深圳本社をはじめイギリス、香港、マレーシア、日本に拠点を持ち、現地の通信事業者のビジネスにおける成功事例やベストプラクティスをリサーチして、他国の通信事業者とその知見を共有することを主な機能としています。その名のとおり、ビジネスプランだけでなくネットワーク設計も含めたコンサルティングを行うのが特長で、ネットワークソリューションのプロバイダーが提供するサービスとしてはユニークだと思います。日本の拠点である「日韓コンピテンスセンター」は2015年5月に設置され、2020年に向けたICT変革、5G、クラウドネットワーク、動画といった領域を中心に、日韓市場の分析に基づいたインサイトを世界中の通信事業者のお客様に提供しています。

Q. 皆さんの経歴と役割について、自己紹介をお願いします。

:1999年にファーウェイに入社し、コアネットワーク分野の研究開発やソリューション設計に携わったのち、インドのR&Dセンターでインテリジェントネットワークの開発マネージャーを務めました。2005年にBNCへ異動し、本社でモバイルブロードバンド分野のコンサルティングを10年経験しました。JKCCの立ち上げにあたって来日し、チームを統括しながら韓国のSKテレコム、タイのAIS、インドネシアのテルコムセル(Telkomsel)などの業務を支援しています。

柴田:私は国内の通信事業者でのサービス開発、機器ベンダーでのコンサルタントを経て、2015年にファーウェイに入社しました。モバイルブロードバンド、特に5Gを専門にコンサルティングを行っています。これまでにフランスのオレンジ(Orange)、アラブ首長国連邦のエティサラート(Etisalat)、スイスのスイスコム(Swisscom)などを担当してきました。

大西:マイクロソフトでデジタルメディア製品の開発に20年ほど携わっていましたが、JKCCの立ち上げと同時にファーウェイに入社し、通信業界へ転身しました。現在はテレフォニカ(Telefónica)、ブラジルのVIVO、メキシコのアメリカモビル(América Móvil)など中南米の通信事業者を中心に動画サービス分野の提案をしています。

迫田:昨年入社した、チーム内では一番の新人です。機器ベンダーで通信事業者向けオペレーティングシステムのデリバリーを手がけてきました。ネットワーク変革の領域で、ロシアのロステレコム(Rostelecom)やメガフォン(MegaFon)、サウジアラビアのサウジテレコム(STC)、チャイナモバイルインターナショナル(CMI)などを担当しています。

佐久間:上海の大学で中国語を学び、前職は中国国際航空で7年間客室乗務員をしていました。結婚を機にオフィスワークがしたいと思いファーウェイに転職し、アシスタントとしてリサーチの補助や資料作成など、ナレッジマネジメントの面でチームをサポートしています。

Q. どんなところにやりがいを感じていますか。

柴田:事業戦略を含めたハイレベルなコンサルティングを海外のお客様に提供できることです。例えばオレンジではNFV・SDNを活用したサービスやビジネスのプランを提案し、4か月間じっくり議論を続けて事業計画をともに作り上げました。製品の売り込みではなくお客様の成功の支援がミッションなので、結果的に自社技術を活用できない場合もあるのですが、練り上げた提案を受け入れてもらい、お客様の力になれた時には達成感を感じますね。

迫田:課題を解決するだけでなく、市場をリサーチしてプロアクティブな提案を行うというスタイルのコンサルティングは日本ではめずらしく、通信事業者に特化したものはほとんどありません。ファーウェイの最先端の技術やソリューションに触れながら、海外の通信事業者の実状を知ることができ、そこで知見を活用してもらえるのは得がたい経験です。

大西:世界中のお客様の経営者層に対し、双方の技術リソースを組み合わせながらお客様の利益を最大化するビジネスモデルを提案し、それを構築していくのはとてもエキサイティングです。社内でも多くの部門との連携が必要で、幅広い人脈と視野を培うことができ、知的好奇心を満たせるおもしろい仕事だと思います。

佐久間:私はこれまで事務職の経験がなく、実は採用面接を受けた後に「これは無理かも」と一度辞退しようかと思ったのですが、一から教えるから試しにやってみないかと言ってもらえて、それなら、と入社を決めた経緯があります。始めてみると皆さんがいろいろな仕事に関わるチャンスをくださり、少しずつコツがつかめてきました。秘書課に所属する他部署のアシスタントの方々も、面倒見よくサポートしてくれて助かっています。中国での経験を活かしつつ、接客業とはまったく違うジャンルの仕事を覚えていけるのは楽しいです。

Q. コンサルタントにはどんな資質を求めていますか。

:まず、通信の専門知識とコンサルティング経験、海外のお客様向けに調査と提案ができる英語力が必須です。提案を上手にプレゼンテーションできるだけでなく、お客様の上層部ときちんとしたコミュニケーションがとれなければなりません。また、深みのあるユニークなインサイトを抽出できる分析力、説得力のあるレポートを書くスキル、社内外の関係者と連携してプロジェクトを遂行できるマネジメント力も重要です。すべてを満たせる人材はなかなかいませんが、幸い現在は優秀なメンバーが集まっています。さらなるチームの強化を目指し、今後も優れた人材の採用に注力していきます。

Q. プライベートでもアクティブなメンバーが多いですね。

:私は旅行が好きで、来日後は全国各地を旅しています。また料理も趣味で、故郷・四川の激辛料理が得意です。

柴田:長年トライアスロンをやっており、仕事帰りや週末はトレーニングにいそしんでいます。昼休みに区民プールまでひと泳ぎしに行くこともよくあります。

大西:パラグライダーを始めて10年ほどになります。空を飛ぶ爽快感を楽しみながら、風をとらえるための想像力が鍛えられるスポーツで、実はさほど体力は要らないので、長く続けられるのも魅力です。

佐久間:着物が好きで、社内でも和装部に所属しています。日中の同僚に着付けを教えるほか、新年会などの社内行事に和装で参加したり、お祭や寄席などに出かけたりして楽しんでいます。

迫田:趣味とは呼べませんが、出張で世界中の国々に行けるのが楽しいですね。昨年訪れたサウジアラビアは観光では入国できない国なので、現地の人々の生活を垣間見れたのは貴重な体験でした。