“はじめまして”HUAWEIです。
『スマホ戦国時代』と呼ばれる近年の通信端末業界では、新製品が目まぐるしい速さで発表されています。グーグルが今年5月に公表した調査結果によると、日本のスマートフォン普及率は人口の20%、昨年の3倍以上に拡大したとのことです。日本は普及率こそ比較的低いものの、ヘビーユーザーの割合が高く、通話以外の目的に毎日スマートフォンを使うという回答者が約77%と、調査を実施した26か国で最も高い割合となっています。高まるデータ通信への需要を背景に、国内のスマートフォン普及率がこれから勢いよく上昇することは間違いありません。
ファーウェイは2012年1月に米国ラスベガスで開催された国際家電ショー(CES)で世界最薄( 当時)スマートフォン『Ascend P1 S』を、同年2月にスペイン・バルセロナで開催されたモバイル・ワールド・コングレス2012(MWC)で自社製クアッドコアCPUを搭載した世界最速(当時)のスマートフォン『Ascend D quad』を発表しました。日本においては、世界最速5秒で起動、カメラ高速起動、超高速通信LTE対応の『Ascend HW01E』がNTTドコモよりまもなく発売となる予定です。この製品の仕様については、P26の「Huawei Device Update」で詳しくご紹介します。
これまでに、ファーウェイ・ジャパンは各通信事業者の協力のもとで、Pocket WiFiをはじめとするモバイル・ルーター、デジタルフォトフレームやキッズ携帯など、日本市場向けにさまざまなヒット商品を開発してきましたが、消費者にはその実績をあまり知られていません。というのも、ファーウェイは通話端末の開発および製造を手がけるようになってから最初の10年は、ODM(Original Design Manufacturer:発注元ブランド製品の設計・製造)に特化していたからです。グローバル企業としての礎を強化するという経営戦略の一環として、ファーウェイは2011年よりハイエンド・スマートフォンの開発に注力し、自社ブランドの確立についての長期的な計画を打ち出しました。これに伴い、日本市場では昨年ソフトバンクよりVision(007HW)を発表したことを皮切りに、イー・アクセスから発売されたGS02、GS03といった数種類のスマートフォンを自社ブランドで世に送り出してきました。
ファーウェイ・ジャパンにとって、2012年はブランディング元年となります。日本市場におけるファーウェイの認知度の向上を目指し、また、より多くのユーザーにファーウェイの製品に親しんでいただくため、ファーウェイ・ジャパンは従来の通信事業者向けのB2Bコミュニケーションに加え、B2Cのブランディング戦略を展開し始めました。現在、テレビ東京制作の『日経スペシャル 未来世紀ジパング ~沸騰現場の経済学~』の番組の中で、当社のテレビCMを定期的に流しています。また、新聞・雑誌、全日空や日本航空の機内誌にも広告を出稿するなど、日本の皆様にファーウェイをより身近に感じていただけるよう、複数の広告媒体を通じてキャンペーンを実施しています。
さらに、ファーウェイ・ジャパンは10月上旬に開催されるアジア最大級のIT・エレクトロニクス展示会『CEATEC』にも出展いたします。スマートフォン以外にも、WiFiルーターやタブレットなどLTEに対応した製品ラインナップを取り揃え、ご来場の皆様にファーウェイの新製品の数々に触れていただき、当社の最新通信技術と通信機器を体感していただければ幸いです(詳細はP26をご参照下さい)。
ネットワークから端末にいたるエンド・ツー・エンドのソリューションをグローバル規模で提供できることが、ファーウェイの強みの1つです。通信技術の発達により、より多くの「つながる可能性」が生まれ、そして、より多くの「つながる喜び」が生まれます。ファーウェイは今後も「通信(コミュニケーション)を通じて人々の暮らしを豊かにする」という企業ビジョンの実現に向けて、通信事業者から消費者まで、お客様に価値をもたらす幅広い製品・サービスをお届けし、通信業界の発展に尽力してまいる所存です。
“想い”を伝える、その側にHUAWEIがいますーーそのような存在であり続けるために、私たちは常に進化してまいります。