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有事こそ通信の確保に努める-「東北地方太平洋沖大地震」通信復旧活動について

『東北地方太平洋沖大地震』が発生してからほぼ2ヵ月が経ちました。未だ途絶えることのない国内外の支援のもと、復興作業はスピードを緩めることなく進んでいます。

ファーウェイ・ジャパンは、大地震発生直後から通信キャリア各社と連絡を取り、被害状況の把握を最優先に行動しました。また、中国本社は、即時に日本災害対応緊急チームを立ち上げ、通信復旧に必要な機器を日本にいち早く輸送しました。

実は、弊社と東北地方はとても縁が深いのです。2006年、イー・アクセス社よりHSDPA基地局のベンダーに選定された際、まず基地局を設置したのが、今回の地震で甚大な被害を受けた宮城県仙台市でした。弊社は万全の準備を整え、被災地にエンジニア・チームを派遣しました。現地では、イー・アクセス社と協業して、移動基地局の準備や衛星回線を使ったインテグレーションによる基地局の復旧作業に勤めました。

両チームが、被災者のために一日でも一分でも早く、通信というライフラインを取り戻したい一心で、迅速に作業を進めました。そして、基地局が開通した瞬間、途絶えていたコミュニケーションを再び繋げた喜びを共に心より喜び合いました。

地震発生以来、ファーウェイ・ジャパンは経営陣を中心に全社員が一丸となり、各部署の指揮系統を維持し、お客様への事業支援を途絶えることなく実行してまいりました。こうした活動により、通信ネットワークの確保、試験、デリバリーなどの通常業務を滞りなく遂行することができました。

「有事こそ通信の確保に努める」という信念に基づき、最善を尽くしました。改善すべき点も多々ございますが、これを教訓に、技術分野にとどまらず、よりお客様の立場に立った協力体制と危機管理体制を整えてまいります。