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ファーウェイ、オランダの通信事業者KPNの5Gに向けた モバイルネットワークのモダナイゼーションで提携

2019.05.07

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は4月26日、オランダの主要通信事業者KPNと、同社の5G向けモバイルネットワーク最適化の一環として、オランダにおける無線アクセスネットワークの構築準備を開始する予備契約に調印したことを発表しました。

ファーウェイ・ベネルクス 最高経営責任者のスティーブン・ツァイは次のように述べています。「KPNの当社への信頼に感謝するとともに、同社のモバイルネットワークのモダナイゼーションに向けたパートナーに選定されたことを嬉しく思います。当社はKPNの世界の通信産業におけるリーダーシップを維持、そして強化するという目標を今後もしっかりと支援していきます」

サイバーセキュリティは、ファーウェイにとり最重要事項

世界170か国のお客様にICT製品・サービスを提供するグローバル企業として、ファーウェイは事業を展開するすべての国・地域の法規制を遵守しています。ファーウェイにとり、サイバーセキュリティは最重要事項であり、欧州ならびに世界のお客様に安心・安全な製品・サービスを提供してきた実績を有しています。

ツァイはこの点について、次のように述べています。「私たちは安全性とセキュリティに関する懸念や議論について理解しています。しかし、明確な証拠が示されない状況における対応は困難です。そのため、オランダ政府がタスクフォースを設置して進めるイニシアチブを歓迎します。当社は必要に応じて全面的にこの取り組みに協力し、当社の知見や回答を提供します」

研究開発とイノベーション

ファーウェイの2018年度(2018年1月〜12月)の研究開発投資は同年度売上高の14%以上に相当する1,015億人民元(約1兆6,392億円1)に達し、さらに今後5年で1,000億米ドル(約11兆1,990億円2)以上を研究開発に投資予定です。5Gに関する商用契約はこれまでに40件に達し、すでに7万局の基地局を出荷しています。ファーウェイは今後も当社のICT分野における経験と知見を活かし、すべての人々に高品質なブロードバンド接続を提供していきます。

将来に向けて継続投資

ファーウェイはオランダで従業員約600人を擁し、アムステルダム、ハーグ、アイントホーフェンの3都市にオフィスを構えています。さらにアイントホーフェンには欧州物流センターを設置しているほか、国内に研究所を設置することも発表しています。

ファーウェイはオランダがデジタル変革の旗手としての立場を維持するには将来を見据えたモバイルネットワークの展開がカギになると確信しています。

ツァイはこの点について次のように述べています。「ファーウェイはオランダのデジタル化戦略を支援するため、最も先進的な技術を提供していきます。この国のオープンな投資環境に感謝しており、常に歓迎されているとを感じています。だからこそ、当社はオランダの技術分野における目標の実現に貢献したいのです」

<ご参考>

2019年4月26日付KPNプレスリリース:Update on mobile network modernization towards 5G

https://overons.kpn/en/news/2019/update-on-mobile-network-modernization-towards-5-g

※1 1人民元=16.15円で換算(2018年12月28日現在)
※2 1米ドル=111.99円で換算(2019年4月26日現在)
※本参考資料は2019年4月26日(現地時間)にオランダ・ハーグで発表されたプレスリリースの翻訳版です。