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ファーウェイ、ホワイトペーパー「Data Storage Power – The Digital Cornerstone of High-Quality Development」を発表

データストレージにおけるパワー指標を定義
2022.09.21

【2022年9月20日、タイ・バンコク】本日、HUAWEI CONNECT 2022にて、ファーウェイは「Data Storage Power – The Digital Cornerstone of High-Quality Development」と題したホワイトペーパーを発表しました。データストレージ産業の発展を考察した同ホワイトペーパーでは、データストレージ能力を測る定量的な指標を定義し、世界各地域に渡るデータストレージの在り方の現状を分析しています。政府と企業にとって、より優れた評価、設計、データストレージ能力の構築を可能にするように作りこまれています。

Gu Xuejun

ファーウェイITプロダクトライン バイスプレジデント、グ・シュエジュン

ファーウェイITプロダクトライン バイスプレジデントであるグ・シュエジュンは、次の通り述べています。「データストレージ能力は現在、容量によって測られています。しかし、産業界の急速な発展、そしてAIやビッグデータなどの新しく多様なデータサービスの出現により、キャパシティだけではストレージシステムの未来の発展と構築にとって十分ではなくなりました。データストレージ能力を効果的に計測するために、より科学的な定義と評価システムが必要になっています」

インテリジェントな世界では、活用可能なデータの創出を各種産業において加速させており、これらの産業界でのデジタルトランスフォーメーションには、強力なデータストレージ能力またはデータストレージパワーが求められます。白書では、データストレージパワーの概念を解説すると共に、次のものを提示しています。

  1. データストレージパワーの概念と内包的意味:データストレージパワーとは、ストレージキャパシティ(中核的概念)、性能、信頼性、環境負荷の低さが含まれる包括的な概念となります。
  2. データストレージの価値に関する定量的研究:ファーウェイの計算では、データストレージへの1米ドルの投資は、直接的価値としては5米ドルとなり、間接的価値としては8米ドル、付随的価値は30~40米ドルの価値を生み出します。
  3. データストレージパワーのエリアまたはデータセンターとしての評価における指標システム:このシステムは、国と企業の特性に基づき、規模、効率、基礎、発展可能性の4つの分野における35段階の指標から構成されます。
  4. 20の国と地域でのストレージパワーのストレージパワーの評価:同ホワイトペーパーは、特定の国がデータストレージパワーランキングで秀でている理由と、低いランキングの国と地域にとっての改善点を示しています。また、データストレージパワーを改善する政策提言も行っています。

グは、次の通り述べています。「この白書は、データストレージ産業の発展の促進に関し、さらに関心を高めるための意義ある考察と位置付けています。データが意義ある保存のされ方で扱われ、素早く計算処理され、そしてネットワークの中で安定的に転送されて初めて、デジタルインフラはデータの価値を解き放つことができ、より優れたありかたで質の高い経済・社会発展を促進することができるのです」

ホワイトペーパー(英語)は、こちらをクリックしてお読みいただけます。

※ 本参考資料は2022年9月20日(現地時間)にタイ・バンコクで発表されたプレスリリースの翻訳版です。