「人とくるまのテクノロジー展2021オンライン」の ファーウェイ・ジャパン出展内容について
本日より「人とくるまのテクノロジー展2021オンライン」が開催されました。ファーウェイ・ジャパン出展内容の一部をご紹介します。
ファーウェイの自動車事業であるインテリジェントオートモーティブソリューション事業部は2019年に設立しました。製品には30年以上ICT業界で培った技術を自動車部品向けに応用しています。フルパッケージのソリューションから、個別の製品まで取り揃えています。
【モバイルデータセンター】
自動運転の「脳」となるコントローラーユニット。コンピューティング技術を用いて、48TOPSから400TOPS超の仕様まで揃えています。これらのバリエーションはAdaptive AUTOSARに準拠しています。
【センサー / レーダー / カメラ】
ファーウェイのLiDARは96本のマルチレイヤーで精度の高い検出能力が特徴。内部ミラーのみ回転させる設計で、回転荷重は通常の機械式に比較し10%程度と信頼性のあるロバスト設計となっています。付随して自動クリーニング機能や加熱機能があり、過酷な環境でも使用可能です。
レーダーはアンテナとトランシーバー技術、ミリ波ブロードバンドテクノロジーなどがベースとなり、広角な検出範囲、干渉防止、簡単な搭載性が主な特徴です。次世代4Dイメージングレーダーには大型アンテナ配列を搭載し、角度解像度や距離精度を高めることでより鮮明になり、交通環境が複雑な市街地にも対応します。
デュアルレンズフロントカメラは、視野角(FOV)が業界平均より20%広く、検出範囲が2倍です。超広角魚眼カメラでは独自の補正アルゴリズムとHDレンズ設計により誤検知を低減しながら検出範囲を広げます。
【電動化技術】
太陽光発電や通信基地、サーバー用の電力管理技術をベースに、充電・発電・電力変換技術を盛り込み、業界平均に比べ効率や静音性の向上をしながら、小型化・軽量化を達成しました。車載充電機能は、世界各国で電力を提供してきたデータと実績から安定した性能を発揮します。
【スマートコックピット製品群】
車載向けオペレーションシステム「HarmonyOS-A」は、スマートフォンとクルマのヘッドユニットの簡単でシームレスな接続を実現。デバイス間のデータ共有を可能にするだけではなく、ドライバーの視線、ジェスチャー認識、音声操作の音源特定、マルチタスクの理解、また意図しない発声の判断などが可能です。
ファーウェイのオンライン展示ブースでは、各製品の詳細や他製品も紹介しています。
ご来場を心よりお待ちしております。
■概要
名称:自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展2021オンライン
会期:2021年5月26日(水)~7月30日(金)
展示会の公式サイト:https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/online
ファーウェイ出展ページ:
和文URL:https://aee.online.jsae.or.jp/ja/exhibition/detail.html?id=367
英文URL:https://aee.online.jsae.or.jp/en/exhibition/detail.html?id=367
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