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ファーウェイ、MWC 19で 「Simplified 5G」戦略とSoftCOM AIソリューションを披露

2019.03.01

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は Mobile World Congress 2019(MWC19、2月25日~28日、スペイン・バルセロナ)で、通信事業者による5Gネットワークの迅速な大規模展開を支援する、シンプル化された5G基地局、アーキテクチャ、プロトコル、O&Mなどのエンドツーエンドの5G製品とソリューションを披露しました。また、将来の自動駆動ネットワークの構築と通信ネットワークの価値最大化を支援するSoftCOM AIソリューションも発表しました。通信事業者によるビジネス領域の拡大と、ネットワーク、サービス、ビジネスモデルのイノベーションを通じた新たな成長の実現を支援することに注力しているファーウェイは、これらのソリューションの展示のほか、フォーラムの開催、基調講演への登壇を通じて、世界各地の通信事業者のお客様やパートナーの皆様と幅広い議論を行いました。


MWC 2019会場内のファーウェイのメインブース(Hall 1)

5Gが到来したことで、AIは新たな汎用技術になりつつあります。イノベーションに決して終わりはなく、科学技術の進化によって人類がさらなる発展を続けるなか、将来のインテリジェントな世界は、あらゆる人が参加し、緊密につながる「Digital Village(デジタルビレッジ)」となるでしょう。

ファーウェイはMWC 19において、「Building a Fully Connected, Intelligent World(すべてがつながったインテリジェントな世界の実現)」というテーマのもと展示を行いました。メインの展示ブース(ホール1)は「デジタルビレッジ」というテーマに基づいてデザインされ、テクノロジーとカルチャーの融合を表現しています。「デジタルビレッジ」は、世界を牽引する企業とキーオピニオンリーダーが集うプラットフォームとして、すべてがつながったインテリジェントな世界が人類にもたらす課題と商機について議論する場となります。

ファーウェイは研究開発(R&D)への継続的な投資を通じ、5Gソリューションにおいて強いリーダーシップを維持しています。お客様からは5Gの高いネットワーク性能と強力なデリバリー能力が評価され、パートナーに選ばれています。これまでに、世界各地の通信事業者と30件以上の5G商用契約を締結しており、4万以上の5G基地局を出荷しています。通信事業者による5Gの迅速な展開と高品質なユーザー体験の提供を支えていくことが、ファーウェイの目標です。

ファーウェイはホール1の展示ブースにおいて、基地局から統合伝送、クラウドコア、O&Mに至るまで、エンドツーエンドで5Gをシンプル化する製品・ソリューションを展示しました。また、無線周波数、オプティカル伝送、IP、ITなどを含め、新しい製品とソリューションを支える中核技術も展示し、ファーウェイのR&Dにおける広範な経験と強力なイノベーション能力をご覧いただきました。

ファーウェイはこれまで、業界初の商用の5Gチップと端末を発表したほか、業界と連携して5Gエコシステムの成熟化と商用化を後押ししてきました。MWC19の会期中にはボーダフォン・スペインの5Gネットワーク上で8K HDライブストリーミングのデモを実施したほか、クラウドVR、クラウドゲーム、クラウドPCなどの新たなアプリケーションも披露しました。こうしたアプリケーションは、5Gがすべての人にとってより良い生活をもたらすことを示しています。

会期中、ボーダフォンを含む欧州の複数の通信事業者が5Gネットワークの商用利用に向けた準備が完了していることをファーウェイとともに発表しました。また、ファーウェイは世界各地の通信事業者と5G契約を締結しました。

さらにファーウェイは、運用効率、ネットワーク性能、O&M効率、ユーザー体験の大幅な向上を目指し、自動駆動ネットワークの構想とフルスタックのオールシナリオ対応SoftCOM AIソリューションを発表しました。SoftCOM AIソリューションは、「0ビット、0ワット」とアダプティブなビーム調整を可能にし、通信ネットワークの価値最大化を実現します。

ファーウェイはネットワーク、サービス、ビジネスモデルのイノベーションを積極的に進めています。お客様と連携して通信業界のビジネスモデルと境界を再定義し、最終的に通信事業者の成功を支援することを目指しています。その実現を、IoTクラウドサービス、パーソナルモバイルサービス、プレミアムホームブロードバンド、クラウドとネットワークの統合など、革新的なビジネスソリューションのポートフォリオで支えます。

ファーウェイは業界団体と緊密に連携し、将来のネットワークインフラ、サイバーセキュリティ、垂直産業向けセキュリティポリシー・標準化に対して、重要な貢献を果たしています。ファーウェイは、最高水準の基準に基づいた検査を受けて合格してきた世界で唯一の通信機器ベンダーです。これは、ファーウェイがお客様に対してより安全で信頼性の高い製品とソリューションを開発できることを保証するものです。

MWC 19において、ファーウェイは欧州に適したサイバーセキュリティメカニズムと標準を探求するために、業界団体とともにフォーラムを開催し、共同での取り組みを発表しました。こうした活動を通じ、業界全体で公平かつオープンで信頼に基づく安全な協業を推進することを目指します。

MWCでファーウェイの3つの事業グループ(通信事業者向けネットワーク事業グループ、法人向けICTソリューション事業グループ、コンシューマー向け端末事業グループ)のすべてが出展したのは今回が初めてです。法人向けICTソリューション事業グループからは、業界最速のオールフラッシュストレージ「OceanStor Dorado」シリーズ、世界初AI搭載のデータセンタースイッチ、世界初の商用Wi-Fi 6対応アクセスポイント、世界初AI搭載ソフトウェア定義カメラ「X」シリーズという主要4製品を披露しました。また、コンシューマー向け端末事業グループは複数の人気端末を展示したほか、世界初となる折りたたみ式5Gスマートフォンを発表しました。

本参考資料は2019年2月25日(現地時間)にスペイン・バルセロナで発表されたプレスリリースの翻訳版です。