ファーウェイの新世代インテリジェントオールフラッシュストレージ、SPEC SFS® のNASパフォーマンステストで業界をリード
ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は、同社の新世代インテリジェントオールフラッシュストレージ「OceanStor 6800F V5」が、Standard Performance Evaluation Corporation(SPEC)によるベンチマークテスト「SPEC SFS®2014_swbuild」で、同業他社のオールフラッシュNASのパフォーマンスを上回る500,009 OPSを達成しました。
SPECは1988年に設立された世界的に権威あるコンピューターアプリケーション性能に関するテスト機関です。数十もの大学、研究機関、IT企業から構成される第三者機関として運営され、多様なコンピューターアプリケーションの性能評価標準を策定しています。
このうち「SPEC SFS®2014_swbuild」は、SPECが策定した最も厳格な性能評価ベンチマークモデルの一つで、メタデータ集約時のNASの性能を評価するために使用され、各ベンダー製品のストレージ性能を比較する標準的な測定方法となっています。今回のベンチマークテストの結果によると、ファーウェイの「OceanStor 6800F V5」は企業向けNASの性能で他社製品の約2倍近い性能を示しました。
ファーウェイは2018年3月、インテリジェントオールフラッシュストレージ「OceanStor F V5」、ハイブリッドフラッシュストレージ「OceanStor V5」など、性能とインテグレーションを次の段階へと導く新世代のストレージシステムを全世界で販売開始しました。これらの製品は、オールフラッシュならびにハイブリッドフラッシュストレージに最適化したアーキテクチャを採用し、企業におけるミッションクリティカルなシナリオにおいて最高水準のデータ管理ソリューションを企業に提供します。オールフラッシュ、オールクラウド、オールインテリジェンスを実現する最適化機能を搭載したミッドレンジからハイエンドのストレージシステムを展開することで、同社のフラッシュ製品のポートフォリオを拡充し、お客様のより広範な要求に応えています。
ファーウェイのストレージ製品「OceanStor」の業界をリードするSANパフォーマンスは、すでにStorage Performance CouncilによるSPC-1ベンチマークテストで証明されていますが、今回のNASパフォーマンステストでは、「OceanStor F V5」シリーズが採用する並列アーキテクチャの優位性を十分に示す結果となりました。
ファーウェイのNASは世界各地で広く採用されています。米IDCが発表した「China Quarterly External Disk Tracker 2017」によると、ファーウェイのNASは中国におけるシェアで第1位となり、エネルギー分野における石油・ガス探査や製造業のEDAシミュレーションなど多様な業界の高性能アプリケーションシナリオで活用されています。
「SPEC SFS®2014_swbuild」のベンチマークテスト結果詳細は、以下をご覧ください。
http://www.spec.org/sfs2014/results/res2018q2/sfs2014-20180421-00039.html
また、6月13日から開催される「Interop Tokyo 2018」(6月15日まで、幕張メッセ)で展示予定のファーウェイのオールフラッシュ/ハイブリッドフラッシュストレージ製品については、以下をご覧ください。
http://e.huawei.com/jp/products/cloud-computing-dc/storage