ファーウェイ、欧州での特許出願件数で首位に
ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)はこのたび、2017年の欧州特許庁への企業別特許出願件数で首位となりました。これは、中国企業として初めての快挙です。
同日公表された欧州特許庁のアニュアルレポートによると、昨年の欧州特許庁への特許出願件数は前年比3.9%増となる過去最多の約16万6,000件に達しました。このうち、ファーウェイは2,398件を出願し、首位となりました。
ファーウェイ 上級副社長兼最高法務責任者の宋 柳平(ソン・リウピン)は、次のようの述べています。「研究開発を重視するファーウェイにとって当然の結果です。当社は5Gなどの次世代通信規格の策定にさらに積極的に取り組んでおり、今後も出願件数は増加する可能性があります。ファーウェイは今後も特許の創出に継続して投資し、特許出願を通じて当社の知的財産も保護していきます」
2017年12月末現在で、ファーウェイの中国国内での特許出願数は6万4,091件に、中国国外では4万8,758件に達しています。また、計7万4,307件の特許を取得し、このうち90%が発明特許に該当します。
ファーウェイの世界18万人以上の従業員のうち、40%に相当する8万人が研究開発に携わり、売上高の10%以上を毎年、研究開発に投資しています。今後数年間は毎年、100~200億米ドル(約1兆620~2兆1240億円※)を研究開発に投資する見込みです。
ファーウェイの多くの製品では、当社が保有する複数の特許が活かされています。例えば、当社のスマートフォン「HUAWEI P10」では無線技術、アプリケーション、半導体、スクリーンディスプレイ技術などの分野で特許を活かした数千の技術が活用されています。
※1米ドル=106.20円で換算(2017年3月8日現在)
<ご参考>
欧州特許庁によるプレスリリース(3月7日付):EPO reports growing demand; Europe's attractiveness as leading tech market confirmed
※本参考資料は2018年3月8日(現地時間)に中国・深圳でで発表されたプレスリリースの翻訳版です。