ファーウェイ、企業WANの相互接続で 最高のユーザー体験を提供するSD-WANソリューションを発表
ファーウェイ（中国語表記：華為技術、英語表記：HUAWEI）は、HUAWEI CONNECT 2017（9月5日～7日、中国・上海）において、SD-WANソリューションと一連のユニバーサルコンピューティングゲートウェイを発表しました。ブランチ間、ブランチとデータセンター間、ブランチとクラウド間でオンデマンドでの相互接続を実現するこれらのソリューションにより、ネットワーク全体にわたるアプリケーションレベルのインテリジェントパス選択、スマートな高速化、クラウドベースのO＆M可視化によってWAN相互接続における最高のユーザー体験を実現します。
ファーウェイのSD-WANソリューションはすでに世界各地で広範に商用展開されており、金融、小売、マネージドサービスプロバイダーなどの各業界の顧客企業に費用対効果の高い相互接続を提供しています。こうしたなか、近年、柔軟なサービス展開、ネットワーク機能の追加、ユーザー体験の保証、多国間にまたがって事業を行う企業におけるユーザー体験の最適化など、より高いユーザー体験を求める声が高まっています。ファーウェイのSD-WANソリューションはクラウド技術を活用し、アプリケーション、付加価値サービス（VAS）、O&Mにおける最高のユーザー体験を実現し、こうしたニーズに対応しています。
最高のアプリケーション体験：ネットワーク全体にわたるアプリケーションレベルのインテリジェントなパス選択と高速化を実現し、重要なアプリケーションに最高レベルの優先度を保証
アプリケーションと主要なユーザー体験に対しては業界ごとに個別の要件がありますが、サービス暗号化はあらゆる業界で共通して求められる要件です。ファーウェイのSD-WANソリューションでは、ユーザーが定義したアプリケーションと暗号化されたアプリケーションを識別し、インテリジェントなグローバルトラフィックスケジューリング技術を使用して、ユーザー、アプリケーション、最適なパスに基づくインテリジェントパス選択ソリューションを提供します。また、ファイル送信、データ、アプリケーションにおける最適化技術を活用して、主要なアプリケーションにおけるスマートな高速化を実現し、重要なユーザーや主要なアプリケーションに対して最高のユーザー体験を保証します。
最高のVAS体験：オープンなサービスプラットフォームを活用し、VASを数分以内にプロビジョニング可能に
HUAWEI CONNECT 2017で発表したオープンなユニバーサルコンピューティングゲートウェイ「AR1600シリーズ」と「AR650シリーズ」は、ファーウェイとサードパーティによる仮想ファイアウォーアル（vFW）などの付加価値サービス（VAS）をオンデマンドで展開可能なため、ブランチにおけるさまざまな展開シナリオに対応しやすくなります。また、VASを柔軟にオーケストレートして自動的に提供することが可能なため、数分以内でVASのプロビジョニングを完了でき、従来のソリューションで課題となっていたサービスプロビジョニングのスピードと柔軟性を改善します。
最高のO＆M体験：クラウドベースのO＆M可視化で数秒以内に障害箇所を特定
ファーウェイのSD-WANソリューションは、WAN／LANの一元的な管理が可能なほか、エンドツーエンドのアプリケーション状態を地理情報システム（GIS）ベースで可視化することができます。また、O＆Mの自動化により、数秒以内にネットワーク全体で障害箇所を特定できるため、OPEXを最大80％削減することが可能です。メールやバーコードスキャンなどのさまざまな方法で展開できるうえ、デバイスはプラグアンドプレイ対応のため、展開効率を大幅に向上できます。
ファーウェイ スイッチおよびエンタープライズゲートウェイ プロダクトライン プレジデントである胡克文（ケビン・フー）は次のように述べています。 「ファーウェイのイノベーションは、常にお客様のニーズやお客様が直面している課題に対する徹底した分析に基づいています。ファーウェイのSD-WANソリューションは、企業がクラウドベースのサービスを迅速に展開する際に生まれる課題解決をサポートします。企業に最高のユーザー体験をもたらすオンデマンドなWANベースの相互接続を実現することで、クラウド時代における企業の変革を促進し、企業のビジネスでの成功を支援します」
ファーウェイの企業向けネットワークは100以上の国や地域で広く展開されており、あらゆるモノのインテリジェントな接続を通じて企業のデジタル変革を加速します。また、フォーチュングローバル500にランクインする企業のうち197社、上位100社のうち45社がデジタル変革のパートナーとしてファーウェイを選んでいます。