このサイトはCookieを使用しています。 サイトを閲覧し続けることで、Cookieの使用に同意したものとみなされます。 プライバシーポリシーを読む>

ファーウェイ、MWC 2016でクラウド・データセンターを披露

2016.02.26

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は、2月22日からスペイン・バルセロナで開催中のMobile World Congress(MWC)2016において、同社のクラウド・データセンター・ソリューションを披露しました。独SAPや米アクセンチュアなどのパートナー企業との共同イノベーションで支えられたオープンなエコシステムにより、ITリソースとソリューションの効率的な統合、オープンかつダイナミックなクラウド・アーキテクチャ、サービス指向のパブリック・クラウドなどを実現した同ソリューションで、通信事業者によるクラウドベースのサービス・プロビジョニングにおける変革を加速し、新ビジネスの開拓を支援していきます。

ファーウェイはアプリケーション中心のクラウド時代に向けて、ミッション・クリティカル・サーバー、ストレージ・コンソリデーション、クラウド・ファブリックSDN、モジュール型データセンターなどのITソリューションを、高い柔軟性を備えた単一のクラウド・データセンター・プラットフォームに統合しました。通信事業者のデータセンターにおいて、一元的なリソース管理、柔軟な拡張性、コンバージェンスを実現し、さらにはサービスやオペレーション、インフラストラクチャ、ネットワークの運用保守を可視化する同ソリューションには大きな期待が寄せられています。ファーウェイのクラウド・データセンター・ソリューションは、パブリック・クラウドとプライベート・クラウドの相互接続を推進し、複数クラウドのデプロイメント、クラウド間のサービス・マイグレーションなどにより、柔軟なパブリック・クラウド構築を実現します。従来のようなITのサイロ型構造が取り除かれることで、クラウド移行に際した選択の幅が広がり、通信事業者は戦略的なデプロイメントによってデジタル経済のイネーブラーとして重要な役割を果たしていくことが可能となります。

ファーウェイはMWC 2016で、SAP向けクラウド移行の成功事例や、アクセンチュアとのエンタープライズクラスのプライベート・クラウド・アプリケーション開発のほか、持続可能なクラウド・エコシステムを目指した他のパートナー企業との共同イノベーションの実績を展示しています。ファーウェイはクラウド・プラットフォームのインターフェース・アーキテクチャ標準化を積極的に提唱しており、その実現に向けてOpenStack、Hadoop、Sparkなどのオープン・ソース・コミュニティに多大な貢献をしています。2016年1月にはこうした貢献が認められ、OpenStackの理事に選出されました。ファーウェイのITプロダクト・ライン担当プレジデントである鄭葉来(チェン・イエライ)は次のように述べています。「ファーウェイは引き続きパートナーとともにすべての関係者に価値をもたらすクラウド・エコシステムをオープンな姿勢で積極的に築いていきます。また、パートナーとの持続的なイノベーションと焦点を絞った取り組みにより、通信事業者に最も大きな利益をもたらすことを目指し、サービス・プロビジョニングの短縮、OPEXの低減、運用保守の自動化などを実現したクラウドを構築します。これにより、通信事業者がパブリック・クラウド分野で新たな商機を見出し、事業を転換するサポートをしていきます」

MWC 2016でクラウド・データセンターを公開するファーウェイ

<ご参考>

※本参考資料は2016年2月22日(現地時間)にスペイン・バルセロナで発表されたプレスリリースの翻訳版です。