ファーウェイ、2016年度上半期業績を発表
売上高2,455億元(約3兆7,954億円)、対前年同期比40%増
ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は本日、2016年度上半期業績(2016年1~6月、監査後)を発表し、売上高が対前年同期比40%増※1となる2,455億人民元※2(約3兆7,954億円※3)、営業利益率が12%となったことを明らかにしました。
同社最高財務責任者の孟晩舟(メン・ワンツォウ)は、2016年度上半期業績発表にあたり、次のように述べています。「世界市場でのバランスの取れた事業展開と、膨大なデータ伝送を支えるICTインフラの構築に注力するというパイプ戦略へのゆるぎないフォーカスにより、当社が展開する通信事業者向けネットワーク事業、法人向けICTソリューション事業、コンシューマー向け端末事業の3つの事業グループすべてで堅調な成長を実現することができました。今後も現在の勢いを維持し、好調な事業運営に支えられて2016年度通期を良好な財務状況で迎えることができると確信しています」
法人向けICTソリューション事業グループは急速な発展基調にあります。オープンな製品・ソリューション開発を続けると同時に、お客様やパートナー各社との共同イノベーションを推進した結果、ファーウェイの革新的で業界を牽引する製品・ソリューションは広く評価されつつあります。とりわけ、クラウド、ストレージ、SDN関連製品とセーフ・シティ、電力向けIoTソリューションは金融、電力、交通・運輸、防犯・防災、教育、メディアなどの業界で幅広く導入されています。
また、コンシューマー向け端末事業グループはグローバルで堅調な成長を持続し、「HUAWEI P9」、「HUAWEI Mate 8」、「Honor V8」、「HUAWEI MateBook」などのフラッグシップ製品が世界各地の消費者から大きく支持されたほか、約30か国で好きな端末ブランドとして評価されています。また、日本でも7月15日に発売された話題の2in1デバイス「HUAWEI MateBook」はすでに数10か国で発売中です。
さらに、ファーウェイは通信事業者向けネットワーク事業において、通信事業者のビジネス、運営、アーキテクチャ、ネットワークという4つの主要分野におけるデジタル変革を後押しするイノベーションに取り組んでいます。とりわけ、5G、IoTなどの先進分野の発展を推進し、経済、そしてさまざまな産業における通信事業者の役割の再定義を目指しています。
ファーウェイは今後もお客様志向を基礎に、パイプ戦略を堅持し、研究開発への大規模な投資を継続することで技術革新を実現していきます。また、お客様やパートナー各社と協力して新たな発展や技術の価値を最大化し、より“つながった”世界の実現に向け取り組んでいきます。
なお、国際会計事務所KPMGの監査を受けたファーウェイの2015年度 アニュアル・レポートは以下からご覧ください。
※1 売上高などの各項目の対前年比成長率は人民元をベースに計算しています。
※2 公表データはすべて監査後のものです。
※3 1人民元=15.46円で換算(2016年6月30日現在)
※本参考資料は2016年7月25日(現地時間)に中国・深圳で発表されたプレスリリースの翻訳版です。