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ファーウェイ、CeBIT 2015で独フラウンホーファーESKとインダストリー4.0に向けた基本合意書を締結

2015.03.24

今回の提携によりファーウェイとフラウンホーファーESKは、インダストリー4.0において4G無線技術や産業用アクセス・ルーターなどのICT技術が切り拓く可能性に対する理解を深め、新たなICT基盤、4G以降に向けた開発作業に加え、産業用無線・有線の通信技術など、インダストリー4.0に向けたソリューションの研究・開発を行います。また、ファーウェイのインダストリー4.0ラボにおいて今回のコラボレーションを通じて開発された製品やソリューションを含む両社の技術を展示し、インダストリー4.0の適用事例の開発を進めていきます。

基本合意書に調印するフラウンホーファーESK ディレクター ルディ・クノール氏(左)とファーウェイ プロダクト・ソリューション・グループ マーケティング・ソリューション部門プレジデント 張順茂(パトリック・チャン)

ファーウェイのプロダクト・ソリューション・グループ マーケティング・ソリューション部門プレジデントである張順茂(パトリック・チャン)は次のように述べています。「ファーウェイは最先端のICTとイノベーションを生かし、フラウンホーファーESKと連携してインダストリー4.0への活用に適したICTソリューションを共同で開発していきます。このコラボレーションは、ファーウェイの最先端のICTとフラウンホーファーESKのR&Dノウハウによって世界の各産業の力を高めていくものです。インダストリー4.0は、将来のデジタル社会における不可欠な要素になりつつあり、社会の生産性を劇的に向上させるでしょう。インダストリー4.0の実現に順調に向かうなか、両社はともに将来のデジタル社会の形成を目指して協働できると考えています。ファーウェイは今後もフラウンホーファーESKなどの欧州のパートナー各社と協力して、今後もインダストリー4.0を取り巻くエコシステム発展のため努力していきます」

フラウンホーファーESKのディレクターであり、アウグスブルク大学(Universität Augsburg)の通信システム学科長を兼任する、ルディ・クノール(Rudi Knorr)工学博士は次のように述べています。「世界をリードするICTソリューション・プロバイダーであるファーウェイとともにインダストリー4.0に向けた将来のICT技術を作り上げていくことを喜ばしく思います。我々は通信技術の専門家集団として、信頼性、安全性が高く、産業界のニーズに対応した通信技術の研究・開発に今後も継続的に取り組んでいきます」

ファーウェイは今後もオープン・イノベーションとコラボレーションに注力し、お客様に最大の価値を創出するとともにICT業界の発展を後押しし、「より“つながった”世界」の実現に貢献していきます。

【フラウンホーファーESKについて】

フラウンホーファー研究機構の組込みシステム・通信技術研究所(略称:ESK)は新たなICTプロセスや手法についての応用研究を行っています。フラウンホーファーの研究員は自動車、運輸、エネルギー、オートメーション、通信の各業界と緊密に連携を取っています。同研究所のディレクターには2006年からアウグスブルク大学のコンピューター・サイエンス学部通信システム学科長を務める工学博士のルディ・クノール(Rudi Knorr)氏が就任しています。

フラウンホーファーESKでは、自動車、産業通信、通信の各事業ユニットをまたぎ、固定通信技術、無線ネットワーク、信頼性の高いイーサネット/IP通信、適応型システム、ディペンダブル・ソフトウェアという5つのコア・コンピタンスにおける専門的知見を結集し、サービスを提供しています。

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※本参考資料は2015年3月17日(現地時間)にドイツ・ハノーバーで発表されたプレスリリースの翻訳版です。