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ファーウェイ、米ケーブル・ラボの DOCSIS 3.1相互運用性試験に参加

2015.04.10

DOCSIS 3.1技術の商用化に先立ち、ケーブル・ラボは世界各地の通信機器ベンダー、チップセット・メーカー、計測器ベンダーが参加するマルチベンダー環境における相互運用性試験を2回にわたり実施しました。

相互運用性試験において、ファーウェイのD-CCAPソリューションは、ダウンストリームにおいて4096QAMによる192 MHz幅のチャネル変調を実現しました。これにより、これまでの4倍となる2.5 ギガビット/秒の伝送速度を実現するなど、大幅な高速化を達成しました。また、ファーウェイはアップストリームの物理層において1024QAMによる48MHz幅での変調も実現しました。

ファーウェイの通信事業者向けネットワーク事業グループ アクセス・ネットワーク・プロダクト・ライン担当プレジデントである王正安(ワン・ジェンアン)は、今回の成果を踏まえ次のように述べています。「今回のケーブル・ラボによる試験結果は、DOCSIS技術におけるファーウェイの革新性を示しており、当社のケーブルテレビ市場への注力の成果です。今後もケーブル・ラボと協力してDOCSIS 3.1の商用化を推進するとともに、ケーブルテレビ運営事業者によるウルトラブロードバンド・ネットワーク構築のニーズを満たすソリューションを提供していきます」

ファーウェイは世界をリードする通信機器ベンダーとして、DOCSISネットワークでウルトラブロードバンドを実現するイノベーションに注力してきました。これまでに、ケーブル・ラボによるDOCSIS 3.1のドラフト仕様策定に参加したほか、SCTEケーブルテックエキスポ2014ではDOCSIS3.1対応のプロトタイプを発表し、さらに業界初となる32チャネルD-CCAPソリューションを発表しています。

<ご参考>
2014年9月23日発表 SCTE ケーブルテックエキスポ2014 プレスリリース:
Huawei Enhances Cable 2.0 Portfolio to Help MSOs Realize Full-Service Operation