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ファーウェイ、パリに初のデザイン研究センターを開設

2015.03.24

パリ・デザイン研究センター内観

パリ・デザイン研究センターは、ファーウェイ製品にクリエイティブな色彩やスタイルをもたらし、革新的技術とデザイン理論を融合させるとともに、デザインの一貫性を実現することを目指します。Mobile World Congress(MWC) 2015 で発表したスマート・ウェアラブル製品第2世代の『TalkBand B2』のデザインは同センターが手がけたものです。

ファーウェイの輪番CEO兼取締役副会長である胡厚崑(ケン・フー)は、多くの有識者を招いて開かれたオープニング・セレモニーの席上で次のように述べています。「パリはファッションと芸術の都です。新デザイン研究センターの開設により、パリという都市が育んできた豊かなクリエイティビティが、世界各地で販売されるファーウェイ製品に活かされることとなります。フランスは、ファーウェイが世界170か国で推進するグローバル・イノベーションの重要拠点となるのです」

ファーウェイは2014年9月、先端技術産業が集積したソフィア・アンティポリスにチップセットに関する研究センターを開設しており、さらに今後数年内に、数学研究と家庭用端末製品に特化した2つの研究センターをフランスに開設する計画です。

パリ・デザイン研究センターにはラグジュアリー・デザイン、ファッション、自動車、3D、デジタル、ブランド戦略などを専門とする10人のデザイナーが所属し、サイエンス、芸術、技術など多彩な分野で活躍するフランスの著名デザイナー、マチュー・ルアヌール(Mathieu Lehanneur)がチーフ・デザイナーを務めています。

ルアヌールはセレモニーの席で次のように今後の抱負を語っています。「私たちは今、歴史の転換期を迎えています。テクノロジーはもはや、私たちを『取り巻く』ものではなく、『共存』するものであり、ウェアラブル・デバイスに関して言えば『身に着ける』ものです。そうしたテクノロジーをカタチにすることがこれからの挑戦です」

ファーウェイはフランスのデザイン業界とのコラボレーションを強化しており、最近では同国有数の国立工業デザイン専門校であるパリ・デザイン大学(École Nationale Supérieure de Création Industrielle、ENSCI)とのパートナーシップを締結しました。

パリ副市長ジャン=ルイ・ミシカ(Jean-Louis Missika)氏は次のように述べています。「ファーウェイによる我が国への長期的投資と経済的貢献を嬉しく思います。ファーウェイがパリ・デザイン研究センターを開設したことは、パリがデザインと技術において世界でも最も重要な都市のひとつであることを示しています」

ICT分野を牽引するグローバル企業であるファーウェイは、2003年にフランスでの事業を開始し、現在、フランスに投資する最大の中国企業となっています。

※1 1ユーロ=130.77円で換算(2015年3月24日現在)