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ファーウェイ、今後5年間にわたる法人向けICTソリューション事業戦略を発表

2013.05.06
ファーウェイ、今後5年間にわたる法人向けICTソリューション事業戦略を発表

法人向けICTソリューション分野でのイノベーションに注力し、

業界のグローバル・エコシステムへの貢献に努める

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は2013年4月23日、第10回グローバル・アナリスト・サミットにおいて、法人向けICTソリューション事業分野における5か年の事業戦略を発表しました。ファーウェイは今後、法人向けICTソリューション分野にさらに注力し、業界のグローバル・エコシステムの一員として、より速く、より優れた、TCO(Total Cost of Ownership:総所有コスト)削減効果の高いICT製品・ソリューションをお客様に提供していきます。

ファーウェイの法人向けICTソリューション事業部門CEO 徐文偉(ウィリアム・シュー)は、今回の事業戦略発表にあたり、次のように述べています。「ファーウェイが今後、戦略的成長を遂げていく上で、飛躍的な成長が見込まれる法人向けICTソリューション市場はきわめて重要です。ICT技術の統合により、私たちが同市場のさらなる発展に貢献する大きなチャンスが生まれています。業界随一の総合的なプロダクトラインとエンタープライズ分野への戦略投資により、法人向けICTソリューション事業部門の2013年度売上高は27億米ドル(約2,685億円※)に、また、2017年度には100億米ドル(約9,946億円※)に達する見込みです」

優れた法人向けICTソリューションの提供に注力し、グローバル・エコシステムへの融合を図る

「ファーウェイは、企業ネットワーク、クラウド・コンピューティングとデータセンター、ユニファイド・コミュニケーション、企業向け無線技術など、さまざまなICT分野を網羅した総合的なポートフォリオを有しています。今後は、先進的かつ付加価値の高い製品の開発、お客様の競争力強化、そして法人向けICTソリューション市場における技術的ブレークスルーの実現に社内リソースを集中し、市場ニーズに迅速に対応していきます」と、同事業部門マーケティング・ソリューション担当プレジデントの張順茂(パトリック・チャン)は述べています。

世界の法人向けICTソリューション市場のエコシステムへの発展に貢献することも引き続き重要な戦略です。「ファーウェイの法人向けICT事業部門は主要市場のインフラ分野に重点を置いたICTソリューションを提供していきます」と徐は述べています。

また、多くの企業が直面する課題にともに取り組む戦略的パートナーシップを重視し、チャネル・パートナーとの継続的コラボレーションを通じて、お客様に質の高い製品、ソリューション、サービスを提供すべく努めています。2012年現在、ファーウェイは3,500社を超えるチャネル・パートナーと提携しており、2013年末までには5,400社に達する見込みです。

より優れたICTソリューションをグローバル企業に提案 — より速く、より優れた、よりTCO節減効果の高いソリューション

さらに今後も、ファーウェイは革新的で競争力のあるICT製品・ソリューションの提供を通じて、企業が事業運営を効率化し、ビジネスの成功をスピーディに実現できる優れたICTソリューションを提供していきます。

法人向けICTソリューション分野において、ファーウェイはお客様のニーズに迅速に対応し、競争力のある最先端のエンド・ツー・エンドの製品・ソリューションをタイムリーに提供してきた実績があります。

「ここで言う『より速く』というのは、製品のパフォーマンスの高さや、ソリューションがいかに先進的であるかということだけを指しているのではありません。この言葉は、お客様に対する、そしてお客様のニーズをより迅速かつ効果的に満たすことに対する当社のコミットメントの表れでもあります。私たちは、ファーウェイがグローバル市場で確立したビジネス・ネットワークと強力なR&D体制を活用し、これらを実現できるユニークな立場にあります」と徐は述べ、ICT分野における数々のイノベーションを実現してきた豊富な経験と研究開発リソースを基盤に、企業に最先端のテクノロジー、プラットフォーム、ソリューションを提供し、絶えず変化し続けるお客様のニーズに効果的に取り組む決意を表明しました。

ファーウェイの優れたソリューションの一例として、ユニファイド・コミュニケーション分野では、高解像度のパノラマ映像と卓越したユーザー・エクスペリエンスを提供するテレビ会議システム「Huawei Panovision Telepresence」が、米経済誌『フォーチュン』が毎年発表する世界企業番付「Fortune 500」にランキングされる企業をはじめ、60か国を超える国々の多様な規模の企業で幅広く導入されています。また、モバイル端末の普及を受けて、ファーウェイは企業における業務の効率性と柔軟性を高め、業界最高水準のセキュリティー機能を実装したBYOD(Bring Your Own Device)ソリューションを開発しました。

また、「より優れた」というのは、ファーウェイが自社の製品、ソリューション、サービスのすべてにおいて卓越性を追及していることを示しています。その一例が、2012年に発売された業界最高水準のデータセンター用コア・スイッチ「CloudEngine」です。業界標準の3倍ものスイッチング能力を誇る本製品はすでに全世界で50社を超える企業に採用され、金融、教育、インターネット産業などで活用されています。また、国際的な情報通信技術見本市CeBIT 2013で発表し、SAP HANA®プラットフォーム用として認証された高性能サーバー「Tecal RH5885」は、その強力で信頼性の高いパフォーマンスにより、独SAP社のパートナー・サプライヤーが開発したすべてのハードウェア機器の中で最も高性能な製品のひとつとなりました。さらに、企業向け無線技術の分野では、2012年に世界で実施された17件のGSM-R(Global System for Mobile communications – Railway:鉄道用列車制御に使用されるGSM を基にした移動通信システム)プロジェクトのうち12件を受注。LTE技術を活用し、世界初の100MBのブロードバンド・トランキング・ソリューションを提供しています。

ファーウェイはその技術的専門性とグローバル・ビジネス・ネットワークを活かし、お客様のTCO削減も支援しています。ファーウェイのお客様志向の事業運営、総合的なポートフォリオ、製品のライフサイクル全体を支えるサービスを通じて、多くの企業が20%を超えるTCO削減を実現しました。

最後に徐は、「ファーウェイは常に卓越性を追求し、優れたICTソリューションを提供することで、グローバル企業のビジネスでの成功を支援するより良いICTパートナーであり続けたいと考えています。今後もお客様およびチャネル・パートナーと緊密に連携し、業界のエコシステムを確立するとともに、ICT技術の変革によってもたらされる諸課題に取り組んでいきます」と述べ、発表を締めくくりました。

※本参考資料は2013年4月23日(現地時間)に中国・深圳で発表されたプレスリリースの翻訳版です。