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ファーウェイ、Mobile World Congress 2013において5波共用マルチモード・ネットワーク・アンテナを披露

2013.02.25
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世界有数のICTソリューション・プロバイダーであるファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は2月19 日、Mobile World Congress 2013において、5つの周波数帯に対応するマルチモード・ネットワーク・アンテナを発表することを明らかにしました。ファーウェイの「Single™」シリーズとして開発された同製品は、業界で初めてウルトラ・ブロードバンドに対応した5波共用ネットワーク・アンテナとなり、LTEネットワークの迅速な構築を実現するとともに、卓越したモバイル・ブロードバンド体験を提供いたします。

世界各地においてLTEネットワークの構築が急速に進むなか、より多くの周波数帯への対応が求められる一方、電波塔や屋上基地局の設置に利用可能なスペースは減少しつつあります。今回発表する5波共用マルチモード・ネットワーク・アンテナにより、通信事業者は新たに電波塔や屋上基地局を設置することなく、迅速にネットワーク構築を進めることが可能となります。

ファーウェイの5波共用マルチモード・ネットワーク・アンテナはコンパクトかつ高い効率性を実現します。革新的な「サイド・バイ・サイド」積層伝送設計の採用により、パフォーマンス向上とともに柔軟性に優れたMIMO(多重入力・多重出力)構成を実現しながら、標準的な3波共用ネットワーク・アンテナと同等のサイズとしています。

同アンテナは、柔軟なMIMO構成(2T2R/2T4R/4T4R/4T8R/8T8R)により、低周波数(698 ~960 MHz)から高周波数(1710~2690 MHz)までの全帯域に対応しています。また、アンテナとして初めて、RET(Remote-Electrical Tilt:遠隔電気チルト装置)のプラグ・アンド・プレイを可能にするソリューション「EasyRET」に対応します。これにより、RETのすべての構成部品がネットワーク・アンテナに組み込まれ、ケーブル接続が1本となるため、信頼性の向上を図ることができます。また、「EasyRET」は設定や認証を自動化することで、アンテナの運用作業負荷や人為的ミスを軽減します。

ファーウェイのワイヤレス・ネットワーク・アンテナおよび屋内サービス・ソリューション担当プレジデントを務める周桃園(シュウ・タオユェン)は、この度の発表に際し、次のように述べています。「卓越したLTEネットワークを構築する上で、複数周波数に対応するマルチネットワーク・アンテナを活用することが重要となっています。ファーウェイは、今後も引き続き、お客様が直面しているモバイル・ブロードバンドの課題解決やニーズの充足に向けて取り組んでいきます。さらに、新たに最良のアンテナ・ソリューションを提供することで、お客様のモバイル・ブロードバンド・ビジネスの成功に貢献してまいります」

ファーウェイのネットワーク・アンテナ研究開発チームは世界最大の規模を誇り、米国、ドイツ、カナダ、中国の深圳、西安の5か所にあるR&Dセンターでは、300人を超えるスタッフが研究に携わっています。また、ファーウェイは2012年現在、155か国以上で350以上の通信事業者に、125万以上のネットワーク・アンテナを供給しています。

※本参考資料は2013年2月19日(現地時間)に中国・深圳で発表されたプレスリリースの翻訳版です。