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ファーウェイ子会社ハイシリコンとローデ・シュワルツ84Mbps HSPAのデモ実験に世界で初めて成功

2012.03.07
ファーウェイ子会社ハイシリコンとローデ・シュワルツ84Mbps HSPAのデモ実験に世界で初めて成功

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)傘下のハイシリコン(HiSilicon)とドイツのエレクトロニクス企業ローデ・シュワルツ(Rohde & Schwarz) は3月1日、HSPAデータ通信環境におけるDC(デュアルキャリア)とMIMOのスループットに関するデモ実験に成功したことを発表しました。下り最大84 Mbps/上り最大23MbpsのWCDMA信号伝送を実現した世界初の快挙です。

ハイシリコンとローデ・シュワルツはともに、マルチモード対応LTE 製品の開発で業界を牽引しています。現在は、ハイシリコンの画期的なマルチモード対応LTEチップセット・ソリューション「Balong 710」とローデ・シュワルツの複数規格に対応した適合テスト・プラットフォーム「R&S CMW500」を共同開発しています。これにより、ワイヤレス業界はLTEとWCDMAの技術が迅速かつ適切に検証し展開できるようになります。

ハイシリコンのバイスプレジデント、アイ・ウェイ(Ai Wei)は次のように述べています。「Balong 710の市場投入は、LTEとWCDMAの発展に繋がる大きな一歩です。業界内ではLTEのロードマップが加速しているという話が流布していますが、実際には、マルチモードの商用LTEチップセット・ソリューションを提供できるのは、現時点ではハイシリコンを含めたごくわずかなベンダーだけです。同様に、ローデ・シュワルツもLTEやWCDMA、GSMそれぞれのテスト・ソリューションを初めて市場に投入した先駆的な企業です。LTE/WCDMA/GSM完全対応のデバイス・テストプログラムが求められている中、そうしたニーズを満たすローデ・シュワルツの包括的なテストケース・パッケージの開発に参画できることは、ハイシリコンにとって大変な栄誉なことです。」

【ローデ・シュワルツについて】

Rohde & Schwarzグループ(本社:ドイツ・ミュンヘン)は、エレクトロニクス分野に特化し、電子計測、放送、無線モニタリング、セキュアな無線通信において世界をリードしています。1933年に設立され、世界70カ国以上に拠点を持ち、約8400人の従業員を擁しています。グループの年商(会計年度2010/2011)は、16億ユーロに上ります。詳細については、http://www.rohde-schwarz.co.jp/ja/index.htmlをご覧ください。

R&S ® は、Rohde & Schwarz GmbH & Co. KGの登録商標です。

【ハイシリコンについて】

ハイシリコン・テクノロジーズ(HiSilicon Technologies Co., Ltd.)は、通信ネットワークや無線端末、デジタル・メディア向けのチップセット・ソリューション分野で業界を牽引するプロバイダです。前身は1991年に設立されたファーウェイのASIC設計センターで、2004年に独立子会社となりました。現在は、通信ネットワーク向けから家庭用電化製品向けまで、エンドツーエンドのチップセット製品やソリューションを提供しています。世界100か国以上において200を超えるグローバル通信事業者を顧客に持ち、今後もグローバル通信事業者から一般消費者まで幅広いユーザーに最大限の価値を提供していきます。詳細については、www.hisilicon.com をご覧ください。

※本参考資料は2012年3月1日(現地時間)にスペイン・バルセロナで発表されたプレスリリースの翻訳版です。