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ファーウェイエンド・ツー・エンドのコンバージェントWiMAX/LTEソリューションを発表

2011.07.20
ファーウェイエンド・ツー・エンドのコンバージェントWiMAX/LTEソリューションを発表

本参考資料は2011年7月14日(現地時間)に米国 サンフランシスコで発表されたプレスリリースの翻訳版です。


世界有数のICTソリューション・プロバイダーであるファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:Huawei)は7月14日、「2011 WiMAX/LTEフォーラム」において、エンド・ツー・エンドのコンバージェントWiMAX/LTEソリューション群の発表とデモを行いました。発表したソリューションは、最先端のSingleRAN WiMAX/LTEソリューションのほか、Android 2.2を搭載した世界初のWiMAX/HSPAデュアルモード対応端末「B8200」、世界初の商用LTE TDD/FDDデュアルモード対応USB型データ通信カード「E398」、ならびに世界初のLTE TDD/FDD/UMTS/GSMマルチモード対応USB型データ通信カード「E392」です。フォーラムに参加した通信事業者やベンダー、各種機関、メディア、アナリストからは、一様に、「TDD(WiMAX/LTE)技術がコンバージェンス(収束)に向けて動き出しているのが実感できた」とのコメントをいただいています。

ファーウェイが今回発表したエンド・ツー・エンドのソリューション群は、すべてこのコンバージェンスの流れに対応するものです。SingleRAN WiMAX/LTEソリューションは、ハードウェアとソフトウェアに共通のプラットフォーム、ソフトウェアのアップグレード、デュアルモードでのパラレル伝送といった特長を備えており、遠隔無線ユニット(RRU)は、WiMAXとLTE TDDのデュアルモードを同時にサポートすることが可能です。通信事業者は、技術の進化やコンバージェンスの動向に合わせ、さまざまなケースに応じたマルチモード・ネットワークの展開を柔軟に行うことができます。このような利点を持つSingleRAN WiMAX/LTEソリューションは、複数の技術を運用する際に生じるリスクを大幅に軽減し、通信事業者の投資を保護します。

ファーウェイのB8200は、Android 2.2 OSを搭載した世界初のWiMAX/HSPAデュアルモード対応端末で、UMTS(900/2100MHz)やGSM/GPRS/EDGE(900/1800MHz)、WiMAX(2.5GHz)など、複数のモードと帯域をサポートします。同端末が市場に投入されることで、WiMAX端末は今後ますます多様化していきます。

また、ファーウェイは、シングルモード・ネットワークとマルチモード・ネットワーク間の相互運用性と相互接続性を考慮し、世界初の商用LTE TDD/FDD 対応USB型データ通信カード「E398」を発表しました。エレガントな流線型のデザインが特徴で、最大100Mbpsの通信速度を実現します。

さらに、世界初のLTE TDD/FDD/UMTS/GSMマルチモード対応USB型データ通信カード「E392」は、国際ローミングをサポートし、ネットワークを簡単に切り換えることができます。2011年後半には大々的に商用化される予定で、今後、業界のコンバージェンスへのシフトはさらに加速されると予測されます。

ファーウェイのWiMAX/TDS/LTEネットワーク部門のプレジデント、トウ・タイファ(Deng Taihua)は次のように述べています。「収束型モバイル・ネットワークを構築する上で、SingleRANソリューションを選択したり、マルチモード端末ソリューションを採用するという流れは、業界でも世界的にその有効性が認められています。ファーウェイのエンド・ツー・エンドのコンバージェント・ソリューションにより、通信事業者は、技術選択やネットワークの進化に伴うリスクの回避、主要資産の価値の最大化、急増するモバイル・ブロードバンドのトラフィックやユーザー数によるプレッシャーからの解放を実現し、ビジネスを成功へと導きます。」