ファーウェイ、LTE-Advancedのライブ・デモンストレーションで世界最速の下り最大1.2 Gb/sを記録
本参考資料は2010年3月24日(現地時間)に米国・ラスベガスで発表されたプレスリリースの翻訳版です。
世界の通信事業者向け次世代通信ネットワーク分野で業界をリードするファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:Huawei)は3月24日、米国ネバダ州ラスベガスで開催されている展示会「2010年CTIAワイヤレス(CTIA Wireless 2010)」のライブ・デモンストレーションにおいて、LTE-Advancedの下り最大通信速度として世界最速となる1.2 Gb/sを記録したと発表しました。
今回のデモンストレーションでは、業界をリードするファーウェイのSingleRANに基づくプロトタイプであるLTE-Advancedソリューション(80 MHzのマルチキャリア広帯域無線に対応)が利用されました。具体的には、CA(Carrier Aggregation:キャリア・アグリゲーション)、4x4 MIMO(Multi-Input Multi-Output:多重入力多重出力)、CoMP(Coordinated Multipoint transmission:協調マルチポイント送受信)およびリレーなどの機能が使用されました。ファーウェイのSingleRANソリューションは、ネットワークのマルチモード・コンバージェンスとその進化をサポートすると同時に、通信事業者の総所有コスト(TCO)削減を実現します。
ファーウェイUSAのプレジデントであるカレン・ユー(Karen Yu)は、次のように述べています。
「ファーウェイのLTE-Advancedテクノロジーにより、通信事業者は今後さらにLTEの発展を見込めるようになり、ユーザーはかつてないモバイル・ブロードバンド体験を享受できるようになります。既存の商用3Gネットワークの速度を40倍以上も上回る今回の記録は、大容量データを扱うアプリケーションの帯域要件を満たし、従来のユーザー体験に大きな変化をもたらすものと期待されています。ファーウェイは引き続きLTEへの投資を積極的に進め、業界の発展と多大な成長に尽力いたします。」
ファーウェイのエンド・ツー・エンドLTEソリューションは、高速、低遅延、周波利用効率の高いオールIPモバイル・ネットワークとともに、大幅に強化されたモバイル・マルチメディア・サービス体験を実現します。世界をリードするLTE/SAEプロバイダーとして、ファーウェイは9つの商用ネットワークを含む60以上のLTEネットワークを世界中に展開しています。
(日本での発表 2010年3月26日)