ファーウェイ・ジャパン、SoftBank 3Gネットワーク向け、3G/GSMおよび国際ローミング対応M2Mモジュール「EM701」を発表
次世代通信ネットワークソリューションのリーディングプロバイダーであるファーウェイ・ジャパン(中国語表記:華為技術日本株式会社、英語表記:Huawei Japan K.K.)は9月13日、国内外の2周波数帯の3Gと、4周波数帯のGSMに対応(最大下り通信速度384kpbs、最大国内上り通信速度64kbps)したM2Mモジュール「EM701」を提供すると発表しました。同モジュールは、協力代理店より9月13日(本日)から販売されます。なお、回線はSoftBank 3Gに対応しております。
音声、SMS、パケット通信に対応するEM701は、すでにファーウェイがSoftBank 3G対応として提供しているM2Mモジュール「EM700」の拡張版です。動作温度範囲が拡大し、-20℃~+75℃となったため、多様な環境での利用が可能です。また、EM700と同様、日本においてはIP待受機能に対応しておりIP着信を行うことが可能なため、遠隔監視などの分野にも適用が可能です。企業はEM701をさまざまな電子機器に搭載することで、幅広い業界でシームレスな機器/サービス管理や、既存国内サービスのグローバル展開など、業務の効率化や新規のビジネス機会を創出することができるようになります。
信頼性および安定性に優れたファーウェイのM2Mモジュールは、世界中の企業から高い評価を得ており、2010年8月現在の世界での出荷台数は300万台*1を超えています。
ファーウェイ・ジャパンの端末製品事業部長である沈 燁(チン・ヨウ)は、次のように述べています。
「ファーウェイが提供する3G/GSMおよび国際ローミング対応のM2Mモジュール『EM701』により、企業はさまざまな分野で新たなビジネス・チャンスを生み出すことができるようになると確信しています。ファーウェイは今後もM2Mの市場は成長し続けると考えており、通信事業者と協力しながら、日本の企業の多様なニーズに応えられるような製品を提供していく所存です。」
サイズ (H×W×D)
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45mm × 31mm × 5.4mm
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重量
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約12 g
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通信方式
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W-CDMA(2100、 850 MHz) / GSM / GPRS (1900、 1800、 900 、850 MHz)
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通信速度
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W-CDMA:最大384kbps(下り)/最大64kbps(国内上り)
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電源
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DC3.3~4.2V 標準3.8V
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消費電流
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通信時平均(WCDMA2100+10dBm):352mA
サスペンド時 3mA
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外部接続端子
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B to Bコネクタ(60ピン)
制御用およびデータ通信用インタフェース:USB x 1、UART x 1
音声用インタフェース:アナログ x 2
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アンテナ端子
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U.FL-R-SMT-1(10)
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制御方法
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ATコマンド
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動作環境
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動作温度:-20℃~+75℃(ただし、-40℃以下および+85℃以上では制限動作となります)
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取得済み認証
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FCC、CE、GCF、PTCRB、EU RoHS、EMC、JATE、TELEC
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(日本での発表2010年9月13日)