ファーウェイ、EANTCでIPTimeモバイル・バックホールソリューションの相互運用性を検証過去最大規模の5,199の基地局をリプレイス
本参考資料は2009年9月28日（現地時間）にシンガポールで発表されたプレスリリースの翻訳版です。
世界の通信事業者向け次世代通信ネットワーク分野で業界をリードするファーウェイ（中国語表記：華為技術、英語表記：Huawei）は9月28日、EANTC （European Advanced Networking Test Center：欧州高度ネットワーキング・テスト・センター）でIPTime （IP Transport Infrastructure for Multi-Play Evolution）モバイル・バックホールソリューションの相互運用性を検証したと発表しました。同ソリューションは、PTN（Packet Transport Node）パケット伝送機器、NE40Eフルサービス・ルーター、およびCX600 MAN（Metro Area Network）サービスプラットフォームから構成されています。
今回の運用性試験では、ファーウェイのIPTimeモバイル・バックホールソリューションの、グローバルな相互接続性、モバイル・バックホールおよびマネージド・イーサネットサービスなどのポイントが検証されました。また、1588v2に準拠したエンド・ツー・エンドの高精度なクロック同期や、TDM（Time Division Multiplexing） CES（Circuit Emulation Service）やATM（Asynchronous Transfer Mode）PWE3（Pseudo Wire Emulation Edge-to-Edge）などのモバイル・バックホール機能におけるIPTimeソリューションの性能も検証されました。
ファーウェイのIPTimeモバイル・バックホールソリューションによって通信事業者は、光ファイバー、マイクロ波、および銅ケーブルを利用して通信ネットワークを容易かつ柔軟に構築し、新サービスを短期間で市場に投入できるようになります。また、この1588v2準拠のソリューションを利用することで、将来的にセルラー・バックホール・ネットワークのTCO（総所有コスト）を削減し、LTEネットワークへの移行がスムーズに行われるようになります。
ファーウェイのネットワーク・プロダクト部門のバイス・プレジデント、ジャ・ジュン（Zha Jun）は次のように述べています。「この試験により、ファーウェイのIPTimeモバイル・バックホールソリューションの相互運用性が実証されました。通信業界はオールIP時代に移行しており、通信事業者はさまざまなベンダーが提供する機器を使用して統合ネットワークを展開しています。ファーウェイは通信事業者のオールIPネットワークへの移行を包括的にサポートするパートナーとして、高い相互運用性を備えた最新のソリューションを提供することに尽力し、世界中の通信事業者のオールIPベースのモバイル・バックホール・ネットワークを構築しています。」
【IPTimeソリューションについて】
IPTime（IP Transport Infrastructure for Multi-Play Evolution）ソリューションは、ファーウェイがMobile World Congress (3GSM) Barcelona 2008において正式発表したALL IPモバイル伝送ソリューションです。本ソリューションは、モバイル・ブロードバンド・サービスのボトルネックとなっている帯域幅問題を解消するとともに、これによって通信事業者は、エンド・ツー・エンドのIPモバイル伝送サービスをより効率的に提供ことができます。
【EANTCについて】
EANTC （European Advanced Networking Test Center：欧州高度ネットワーキング・テスト・センター）は、ベンダーから独立した中立の立場で、メーカー、サービスプロバイダー、企業顧客にテスト設備を提供しています。主な業務としては、ブロードバンド・ネットワーク技術やアプリケーションにおける相互運用性や適合性およびパフォーマンスのテストなどを行っています。また、EANTCは業界からも定評のあるコンサルティング・サービスやセナミーも提供・開催しています。
【ファーウェイについて】
ファーウェイ(中国語表記：華為技術、英語表記：Huawei)は、次世代通信ネットワークソリューションの世界的プロバイダーです。現在では、世界のトップ50 にランクされる通信事業者のうち、36 社と取引実績があり、全世界で10 億人以上のユーザーにご使用いただいています。革新的でカスタマイズされた製品、サービス、ソリューションを提供し、長期的な価値と成長をお客様にもたらすことがファーウェイの使命です。詳しくは http://www.huawei.com/jp/ をご覧ください。
（日本での発表 2009年10月5日）