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ファーウェイ、世界初の大規模商用展開向けLTE eNodeBを発表

2009.07.21
ファーウェイ、世界初の大規模商用展開向けLTE eNodeBを発表

本参考資料は2009年7月15日(現地時間)に中国、深圳で発表されたプレスリリースの意訳です。

世界の通信事業者向け次世代通信ネットワーク分野で業界をリードするファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:Huawei Technologies Co., Ltd)は7月15日、世界で初めて大規模な商用展開が可能なLTE eNodeBを発表しました。 このLTE eNodeBは、商用LTEネットワークにおいて下り最大通信速度150Mbpsを実現します。

LTE eNodeBは、2送信・2受信(2T2R:2 Transmitters and 2 Receivers)を内蔵した基地局で、64QAM(Quadrature Amplitude Modulation)(*1)とMIMO(Multiple Input Multiple Output)(*2)に対応しているため、LTEネットワークの超広帯域を最大限に活用することができます。これにより、通信事業者は高画質のVOD(Video On Demand)やシミュレーション精度の高いテレビ会議など、モバイル向けとしてはかつてないほどの高速なデータ・サービスをエンドユーザーに提供することができるようになります。 また、LTE eNodeBのSON(Self Organizing Network)ソリューションによって、LTEネットワーク内の新しいセルを自動的に構成および最適化することもできるため、通信事業者は運用コストを削減するとともに、最小限の追加投資で次世代ネットワークへとスムーズに移行することが可能になります。

ファーウェイのワイヤレス・プロダクト部門のプレジデント、ワン・ビャオ(Wan Biao)は次のように述べています。

「LTE eNodeBは、LTEテクノロジーの開発における大きな節目です。 通信事業者は、当社の第4世代基地局プラットフォームを基盤とするLTE eNodeBを導入することにより、高品質なLTEサービスを世界中で迅速に提供できるようになるでしょう。また、これによって、LTE業界の成長も加速することでしょう。」

なお、ファーウェイは2009年1月、スカンジナビアおよびバルト諸国最大の通信事業者であるテリアソネラ(TeliaSonera)より、ノルウェーにおける世界初の商用LTEネットワークのサプライヤーに選定されました。 ファーウェイは現時点までに3,000を超えるLTE/SAEの標準化団体に貢献しており、ノルウェーのテレノア(Telenor)や中国のチャイナ・モバイル(China Mobile)など、世界有数の通信事業者とともに屋外実験を成功させています。

• 直交振幅変調。無線などで用いられるデジタル変調方式の1つ。

• 多重入力多重出力。複数のアンテナを組み合わせてデータ送受信の帯域を広げる無線通信技術。

【ファーウェイについて】

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:Huawei Technologies Co., Ltd)は、次世代通信ネットワークソリューションの世界的プロバイダーです。現在では、世界のトップ50にランクされる通信事業者のうち、36社と取引実績があり、全世界で10億人以上のユーザーにご使用いただいています。革新的でカスタマイズされた製品、サービス、ソリューションを提供し、長期的な価値と成長をお客様にもたらすことがファーウェイの使命です。詳しくは http://www.huawei.com/jp/ をご覧ください。