ファーウェイ・テクノロジーズ、権威ある「2009 Frost & Sullivan Asia Pacific ICT Awards」において、3つの賞を同時受賞
本参考資料は2009年6月5日(現地時間)にシンガポールで発表されたプレスリリースの抄訳版です。
世界の通信事業者向け次世代通信ネットワーク分野で業界をリードするファーウェイ・テクノロジーズ(中国語表記:華為技術、英語表記:Huawei Technologies Co., Ltd)は6月5日、米国の市場調査・コンサルティング会社であるフロスト&サリバン主催の「2009 Frost & Sullivan Asia Pacific ICT Awards(2009年フロスト&サリバン・アジア太平洋ICT賞)」において、「Wireless Infrastructure Vendor of the Year(年間最優秀ワイヤレス・インフラストラクチャ・ベンダー)」、「Broadband Equipment Vendor of the Year(年間最優秀ブロードバンド機器ベンダー)」、および「Vendor of the Year(年間最優秀ベンダー)」に選出されたと発表しました。なお、ファーウェイは、「The 2009 Frost & Sullivan Asia Pacific ICT Awards」において、3つの賞を同時受賞した唯一の企業です。
「Frost & Sullivan Asia Pacific ICT Awards」は、アジア太平洋地域において、他社をしのいで優れた功績を収めたと評価された企業や個人に対して授与されます。2009年度は、エンタープライズ・ベンダー、通信ベンダー、サービス・プロバイダー、ベスト・オブ・ベストという4つのカテゴリにおいて、33の名誉ある賞が贈られました。今回ファーウェイが受賞した「Wireless Infrastructure Vendor of the Year 」は、アジア太平洋地域のワイヤレス・ネットワーク・インフラストラクチャ市場において、「Broadband Equipment Vendor of the Year 」は、同地域のネットワーク・ブロードバンド機器市場において、「Vendor of the Year 」は、同地域のネットワーク・インフラストラクチャ市場において、2008年度の成長率およびパフォーマンスが最も高い通信インフラ・ベンダーにそれぞれ贈られる賞です。
フロスト&サリバン社のシニア業界アナリスト、M・クマレサン(M. Kumaresan)氏は次のように述べています。
「ファーウェイは最先端の製品と研究開発への積極的な投資により、ワイヤレスおよび固定通信機器業界をリードしています。2008年にはSingleRANソリューションと共通プラットフォーム製品、IP関連ソリューションを始めとした数々の製品をアジア太平洋地域向けに提供しました。今回の受賞は、常に業界をリードし、次世代のワイヤレスおよび有線関連サービスとエンドツーエンドのソリューションを提供するベンダーとしてのファーウェイの地位を証明したと言えるでしょう。」
ファーウェイ・テクノロジーズのワイヤレス・プロダクト部門のプレジデント、ワン・ビャオは受賞について次のように述べています。
「ファーウェイが通信業界の発展に貢献をしてきたということが認められ、非常に嬉しく思います。当社はこれまで革新性、高品質、高価値を兼ね備えた技術ソリューションを提供することで、お客様が抱えるビジネス上の課題に素早く対応し、成功を収めてきました。ファーウェイは、世界に通用する優れたモバイル・ブロードバンド・サービスを創出することで、お客様に最大限の価値を提供することを常に目標としています。」
ファーウェイ・テクノロジーズのワイヤレス部門におけるハイライト
2009年度第1四半期の時点で、ファーウェイのGSM方式無線端末の世界での出荷台数は340万台を超え、またUMTS/HSPAネットワークに関しては、139の商用契約を結んでいます(このうち、116件はHSPAネットワークに関する契約数)。2008年は、ファーウェイがアジア太平洋地域で市場シェアの確立・拡大を果たした年で、インド、バングラデシュ、ベトナム、マレーシア、シンガポールなどにおいて、多くのワイヤレスネットワークに関する契約が結ばれました。現在では、日本のイー・モバイル、シンガポールのスターハブ(StarHub)およびモバイルワン(M1)、マレーシアのDiGi、タイのトータル・アクセス・コミュニケーション(DTAC)、インドのバーラト・サンチャール・ニガム(BSNL)、タタ(TATA)、リライアンス(Reliance)、インドネシアのテルコムセル(Telkomsel)、ベトナムのベトテル(Viettel)、中国のチャイナ・モバイル(China Mobile)、チャイナ・テレコム(China Telecom)、チャイナ・ユニコム(China Unicom)など、アジア太平洋地域の主要な通信業者にサービスを提供しています。また、シンガポールのスターハブのサービス・エリアではアジア太平洋地域初となるHSPA+ネットワークを構築し、フィリピンのグローブ・テレコム(Globe Telecom)社のサービス・エリアでは東南アジアで最大規模の2.5GHz WiMAXのネットワークを構築しました。
ファーウェイ・テクノロジーズのブロードバンド・ネットワーク分野におけるハイライト
ブロードバンド・ネットワーク分野では、DSL(Digital Subscriber Loop)や光アクセス・ソリューションなど、包括的なブロードバンド・ソリューションを提供しています。ファーウェイは、2008年の世界のDSL市場においてシェアNo.1となり、世界で1億8800万本の銅ケーブルを出荷しています。また、ファーウェイは、IPおよび光アクセス時代のリーダーとして、スペインのテレフォニカ(Telefonica)、ドイツ・テレコム(Deutsche)、チャイナ・テレコムなど、世界トップクラスの通信事業者の商用プロジェクトの多くを手がけています。商用としては最大規模のGPON(Gigabit Passive Optical Network) FTTH(Fiber-to-the-Home)ネットワークとGPON FTTB(Fiber-to-the-Building)ネットワークや、世界初のFTTxモバイル基幹ネットワークを構築しており、FTTxネットワークの構築に関しては多くの実績があります。
【フロスト&サリバンについて】
フロスト&サリバンはクライアントの成長を実現するためのパートナーシップ・カンパニー(Growth Partnership Company)であり、クライアントの飛躍的な成長、革新、リーダーシップをサポートしています。グロース・パートナーシップ・サービスでは、緻密な調査結果やベスト・プラクティスの事例をクライアント企業のCEOおよびCEOなどのグロース・チームの元に届けることで、効果的な成長戦略の策定や評価、実践をサポートします。45年以上の歴史を持つフロスト&サリバンの活動拠点は6つの大陸の35以上のオフィスに及んでおり、提携先も1000のグローバル企業、新興企業、および投資グループなど多岐にわたっています。グロース・パートナーシップへの参加方法については、www.frost.com をご覧ください。
「2009 Frost & Sullivan Asia Pacific ICT Awards(2009年フロスト&サリバン・アジア太平洋ICT賞)」の詳細については www.ict-awards.com をご覧ください。