ファーウェイ・テクノロジーズとチャイナ・テレコム、52都市に展開する中国初の商用3G CDMAネットワークの構築を発表

本参考資料は2009年4月17日（現地時間）に中国・深圳で発表されたプレスリリースの抄訳版です。

世界の通信事業者向け次世代通信ネットワーク分野で業界をリードするファーウェイ・テクノロジーズ（中国語表記：華為技術、英語表記：Huawei Technologies Co., Ltd）は4月17日、中国の固定通信最大手であるチャイナ・テレコム（中国語表記：中国電信、英語表記：China Telecom）のサービス・エリアにおいて、中国国内では初となる商用の第3世代移動通信（以下、3G）CDMAネットワークを構築したと発表しました。

これにより、チャイナ・テレコムのユーザーは、中国10大都市のうち8都市を含む52都市（北京市、天津市、江蘇省、広東省、山東省、陝西省など）において初めて、3G CDMAサービスを利用できるようになります。ファーウェイの革新的な3G CDMAネットワーク・ソリューションにより、チャイナ・モバイルはネットワークの展開コストを低く抑えながら、既存の通信規格であるCDMA2000 1XネットワークからCDMA2000 1x EV-DOネットワークへのアップグレードを実施し、かつ安定したサービスを提供することが可能となります。

現在、ファーウェイは、チャイナ・テレコムが有するすべての3G関連事業契約と、中国のCDMAインフラストラクチャおよび端末市場において、最大のシェアを確保しています。ファーウェイは、急成長している中国市場において、革新的でカスタマイズされた新世代のモバイル通信ネットワークを提供することで、中国の通信事業者全3社をサポートしています。

ファーウェイ・テクノロジーズのワイヤレス・プロダクト・ライン担当バイス・プレジデント兼WiMAX製品事業部のプレジデント、チャオ・ミン（Zhao Ming）は次のように述べています。

「中国初となる3G CDMAサービスの開始は非常に素晴らしいことであり、このような記念すべき事業に当社が貢献できたことを誇りに思います。3G CDMAサービスのようなワールドクラスのモバイル通信技術は、きっと中国に多大な経済的、社会的利益をもたらしてくれることでしょう。チャイナ・テレコムの最先端の次世代モバイル通信ネットワークが全国展開され、これらのメリットが現実のものとなることを期待しています。」