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OTN技術発展を導き、光ネットワークの標準化を促進

2008.01.17
OTN技術発展を導き、光ネットワークの標準化を促進

華為が主催したITU-T SG15 Q11中間会議は成功に閉幕

[中国 深セン 2007年11月27日] 国際電気通信連合(ITU-T)第15研究グループ(Study Group 15)第11課題グループ(Q11:転送ネットワークのシグナル構造、インタフェース及びネットワーク間相互接続)の中間会議はこの前深センで円満に閉幕した。この会議は華為より主催され、当該課題グループの中国における初回の会議でもある。Verizon、NTT、ドイツ電信、中国移動、中国電信などから50名余りの業界専門家は集まり、次世代光転送ネットワーク(OTN)が如何に発展するか、OTNを高速イーサネット(40GE/100GE)業務に如何に適合させるかなどの議題をめぐって深く検討を行った。

ITU-T SG15 Q11は主に転送ネットワークのシグナル構造、カスタマシグナルをサービス転送レイヤに如何に適合させるか、カスタマシグナル転送と監視用インタフェースの特徴及びイーサネットサービスなどの内容を研究する。世界の光ネットワーク市場で成長率が最も速いデバイスプロバイダーとして、華為は今回の会議で標準提案を6部提出し、OTNの将来の発展とマルチ業務環境における効率的な光キャリアネットワークの構築方法に関して考え方を述べた。2007年2月に開催されたITU-T SG15ジュネーブ全体会議の後、華為はリーダーとしてoffline OTNコンタクトグループを発足して深く検討した上、業界内の数社と協力して今回の会議で提案を複数部署名で提出した。これらの提案は大会で認められ、OTN技術の発展と標準化を更に促進できる。

「光ネットワークプロバイダー中の1つのリーダーとして、華為は引き続き国際標準組織への参与を保ち、産業標準の提携に全面的に参加し、先進技術の標準化過程を促進する」と華為光ネットワークプロダクトラインの副総裁・高戟氏は述べた。

華為は国際標準の研究作業を従来から重要視し積極的に参加してきた。華為はITU-T、ITU-R、ITU-Dの部門メンバーであり、IEEE、3GPP、OIF、DSL Forumなど70余りの国際標準組織に参加し、ITU-T、IEEE、3GPP及び3GPP2会議を複数回も主催して成功を収めた。

ITUに関して

国際電気通信連合(ITU)は世界各国の通信主管部門間で通信業務を調整するための国際組織であり、1865年5月17日に設立された。現在、メンバーは189ヶ国、本部はジュネーブにある。

ITUの主旨:国際的な提携を維持し拡大することで通信資源の使用を改善し合理化すること、技術施設の発展と有効利用を促進することで通信業務の効率向上を図り、技術施設の用途を拡大し、できるだけ一般民衆での使用を普及すること、各国の行動を調整して上記の目的を達成すること。

ITUメンバーは各国の通信主管部門からなり、同時に主管部門に許可されITUに承認された私営通信機構、工業と科学組織、金融機構、開発機構及び通信業務を従事している実体の連盟活動への参与も大歓迎している。ITUメンバーは国家メンバーと部門メンバーに分けている。