スリーコム社が、ベイン・キャピタル・パートナーズ社から一株5.30ドル、総額22億ドルで買収されることで合意
[アメリカ マサチューセッツ州、2007年9月28日] スリーコム社は本日、米大手プライベートエクイティ投資会社のベイン・キャピタル・パートナーズ社(Bain Capital Partner)から総額約22億ドルで買収されることで最終合意したと発表しました。今回の取り引きで、華為技術有限会社(“華為”)のホンコン子会社は少数の株を買い取り、スリーコム社の戦略・事業提携パートナーとなります。
この協議について、スリーコム理事会は全員一致で採択されました。また、スリーコム株券の所有者にも協議の合意をお勧めると決まっています。
「スリーコム社の理事会が選択可能な戦略を全体的に考慮した結果、ベイン・キャピタルとの合併はスリーコム社株券所有者に最大価値を作られると判定しました。」と、スリーコム社の取締役社長兼COOであるEdgar Masri氏は、「今回の合併により、スリーコム社が世界一流のリーダーになることに寄与し、当社の従業員、顧客や事業提携者に利益を作られることを確信しています」とコメントしました。
ベイン・キャピタル社のホンコン地区総マネージャーのJonathan Zhu氏は、次のように述べました。「経済が全球一体化へ進む現在、より広い市場で利益を競争するには、ソリューションの解決能力を強化しなければならない。顧客の獲得や新規製品の紹介により、強い競争力を持っているスリーコムはより大きなチャンスを迎えると信じています。これから、スリーコムの経営陣及びパートナーとの提携により、グローバル市場において通信ネットワークソリューションの成長チャンスをしっかりつかみようと期待しています。」
華為CEO の任正非氏は、「華為はこれをビジネス投資の一環とみられています。新たな業務再編によって、スリーコムがお客様により良い製品やサービスを提供し、より多くの価値を作られることを信じています。」と言いました。
今回の取引では、スリーコム社株主の承認、関連法律の許可及び取り引き条件の満足を前提としており、2008年 3月までに手続きを終える見込みです。
スリーコム社について
スリーコム社(ナスダック: COMS)は世界大手の機器サプライヤーであり、セキュリティ製品、統合した音声設備及びさまざまな規模の企業に適用するデータネットワークのソリューションを提供します。 スリーコム社は全世界で販売、サービス及びテクニックサポートのシステムを確立しており、お客様に革新的な製品を提供し、ビジネスバリューを作り出します。また、スリーコム傘下の華為スリーコム通信技術有限会社は中国でのネットワーク設備サプライヤーとして、世界最もきびしい市場で低コスト、高機能の製品を開発・製造し、世界で注目されています。スリーコム社のTippingPoint部門は、世界一流のネットワーク侵入防御システムで完全的なアプリケーション、インフラ及び運行の保護を提供します。詳細にはwww.3com.comをご参照ください。
ベイン・キャピタル(Bain Capital)について
ベイン・キャピタルは、プライベートエクイティ、ベンチャーキャピタル、パブリックエクイティおよびレバレッジデットを含める複数のファンドを運用する、グローバル的なプライベートエクイティ投資会社であり、運用資産は500億ドルを超えています。1984年設立以来、全世界で250社を超える企業に対してプライベートエクイティ投資および追加買収を行っています。専門従業員は200名以上あります。ベイン・キャピタルは従来から科学技術に関わるビジネスをフォーカスしており、現在の事業にはSunGard Data Systems、NXP、Sensata Technologies、FCI、 Sun Telephone、Applied Systems及びMEI Conluxを含めています。本部はボストンに位置し、ホンコン、シャンハイ、東京、ニューヨーク、ロンドン、ミュンヘンにローカルオフィスを設置しています。詳細にはwww.baincapital.comをご参照ください。