ファーウェイ、世界初のオープン・アクセス型次世代ネットワークを構築するニュークリアス・コネクトに、アクティブ・ネットワークソリューションを提供
エンドツーエンドのオールIPネットワークソリューションにより、
最大通信速度1Gb/sのブロードバンド環境を提供
本参考資料は2009年9月23日(現地時間)にシンガポールで発表されたプレスリリースの翻訳版です。
世界の通信事業者向け次世代通信ネットワーク分野で業界をリードするファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:Huawei)は9月23日、シンガポールの通信事業者であるニュークリアス・コネクト(Nucleus Connect)と、エンドツーエンドのネットワークソリューションの構築契約を締結したと発表しました。これにより、シンガポール全土に広がる超高速ブロードバンドネットワーク・サービスである次世代NBN(Nationwide Broadband Network)を構築し、各世帯および企業にそれぞれ100Mb/sから1Gb/sまでの帯域幅のサービスが開始される予定です。
本契約は7年間に渡り、ファーウェイがエンドツーエンドかつフルターンキー※1のアクティブ・ネットワークソリューションと、EOT(Establish:構築、Operate:運用、Transfer:引渡し)サービスを次世代NBN全域に提供するものです。具体的には、80Tb/sのIPコア・クラスタリング・ルーター、次世代DWDM(Dense Wavelength Division Multiplexing)光通信※2、アグリゲーション・サービス・ルーター、テラビットGPON(Gigabit capable passive optical networks)アクセスプラットフォーム、キャリア・イーサネット・スイッチ、マルチ・サービスONTs(Optical Network Terminals)、および統合ネットワーク管理システムなどが全アクティブ・ネットワークに提供されます。
ファーウェイの統合オールIPブロードバンド・ソリューションを導入することで、ニュークリアス・コネクトの次世代NBNアクティブ・ネットワークは障害耐性が向上し、オープンかつ複数のサービスの提供が可能となるうえ、安全かつ拡張可能なインフラストラクチャとなります。また、RSP(Retail Service Provider : エンドユーザー向けサービス・プロバイダー)は、持続可能な情報通信ビジネスの展望を描くことができるようになります。さらに、このネットワークソリューションは、ファーウェイのオールIPソリューションの革新的機能を通じて、長期に渡るTCO(総所有コスト)の削減と、将来のFMC(Fixed Mobile Convergence:固定電話と携帯電話の融合)サービスをサポートできるよう設計されています。
ニュークリアス・コネクトの最高経営責任者、デビッド・ストーリー(David Storrie)氏は次のように述べています。
「ニュークリアス・コネクトは、世界的に最先端のサービスを次世代NBNの全域に提供することに尽力しています。今回のファーウェイとの契約により、最先端のアクティブ・ネットワーク・インフラストラクチャによって、当社の既存ユーザーはもちろん、新規ユーザーにも幅広いサービスを提供できると確信しております。また、この提携によって、ネットワークを迅速かつ効率的に構築し、IDA(Infocomm Development Authority of Singapore:シンガポール情報通信開発庁)が策定したプロジェクト・マイルストーンも達成できるでしょう。」
ファーウェイ・テクノロジーズのネットワーク製品部門、プレジデント、デュン・ユン(Ding Yun)は次のように述べています。
「ニュークリアス・コネクトとパートナーシップを結び、世界初のオープン・アクセス方式の次世代NBNを構築できることを大変嬉しく思います。ファーウェイは、実績のある技術力、革新的なソリューション、そして世界における広範囲な構築経験を活かすことで、シンガポールにおける総合的な超高速ブロードバンド・サービスの提供に尽力しています。」
なお、ファーウェイのオールIPブロードバンド製品ラインナップは世界の100を超える国々で広く利用されており、チャイナ・モバイル(China Mobile)、チャイナ・テレコム(China Telecom)、ドイツ・テレコム(Deutsche Telekom)、テレフォニカ(Telefónica)など業界をリードする通信事業者が採用しています。
【シンガポールの次世代NBNについて】
シンガポールの次世代NBNは、GPON、アクティブ・イーサネット・アクセス・テクノロジーおよびマルチ・サービスMPLS(Multi-Protocol Label Switching) IPコア・テクノロジーを利用した世界初のオープン・アクセス方式のFTTP(Fibre to the Premises)ネットワークです。2009年4月3日、ニュークリアス・コネクトはこの次世代NBNのアクティブ・インフラストラクチャを設計、構築、運用する事業者としてIDAより選定されました。
次世代NBNはIDAが取り組んでいるプロジェクトの中でも重要な有線ネットワーク・インフラストラクチャ・プロジェクトとして位置付けられています。シンガポールの情報通信基盤整備政策「iN2015」構想に基づく同プロジェクトは、国内のあらゆる場所で1Gb/sを超える超高速ブロードバンド・サービスを利用可能にし、同国を洗練された国家および国際都市にすることを目的としています。ニュークリアス・コネクトでは商業運用の開始を、2010年度第1四半期に予定していますが、シンガポールの各世帯および企業における実際の超高速ブロードバンド接続サービスの利用可能時期は、次世代NBNの展開スケジュールによって決定されます。シンガポールでは、2012年の12月までに各世帯および企業の95%で最大1Gb/sの超高速ブロードバンド接続を利用できる見込みです。
1計画・設計から製造、組み立て、テスト、保証責任までのすべてを請け負う方式。
2 高密度波長分割多重方式。波長の違う複数の光信号を同時に利用し、光ファイバーを多重利用する方式。
【ニュークリアス・コネクトについて】
2009年4月14日にシンガポールの総合情報通信会社であるスターハブ(StarHub)に完全子会社化されたニュークリアス・コネクトは、シンガポールで次世代NBNの設計、構築、運用を担っています。ニュークリアス・コネクトが提供する包括的かつ柔軟なサービスによって、エンドユーザー向けサービス・プロバイダーは、ターゲットとする市場に対してブロードバンド接続サービスを迅速かつスムーズに選択・提供することが可能になり、ユーザーは快適なブロードバンドを体験することができます。詳しくはhttp://www.nucleusconnect.com/ をご覧ください。
(日本での発表 2009年9月30日)