ICT研修プログラム「Touch our Technology!」を鹿児島・学校法人赤塚学園で開催
華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)は、2022年5月31日、学校法人赤塚学園(鹿児島市)にて「未来の種JAPAN」プログラムの一環である『Touch our Technology!』を開催しました。同校は看護、医療事務、美容、デザイン教育、グローバルビジネスを実践する専門学校で、国や県の職業訓練委託学校としても多くのビジネス分野に人材を送り出しています。
講演には、情報経営イノベーション専門職大学教授の江端浩人さんが登壇。「誰でも世界のビジネスに挑戦できる〜そのために考えるべきこと、今できることを知っておこう!〜」をタイトルとし、デジタルスキルの習得が世界で活躍する第一歩であることが紹介されました。
「今後、世界で羽ばたける人材になるには“2つの言語”がカギとなります。1つは“英語”。英語は世界のビジネスシーンのほとんどで通用するうえ、最新情報を得るためにも必要不可欠な言語になります。ではもう1つは何だと思いますか?それは “コンピューター言語”です。ICT市場が活発化している近年では特に欠かせないスキル。つまり英語、コンピューター言語の両方ができれば『世界で働く』という選択肢がみえやすくなるでしょう」(江端氏)
続いてICT技術を活用して世界第2位の農産物輸出国となったオランダの事例や、日本国内でもIT技術職の求人倍率が急伸しており、転職希望者に対する求人数の割合は過去最高の10倍を超えていることが示されました。
「デジタルが分かる人は、言わば“ドラえもん”です!」と語られ、デジタルスキルを備えることで、あらゆるビジネスシーンで必要とされる人材になれること、またDXが業務改善や効率化、新規事業構築を可能にすることが伝えられました。馴染みのあるキャラクターに例えられたことで、参加者は大いに納得している様子でした。
続いてファーウェイ・ジャパン・渉外部マネージャーの青木哲也が登壇し、「ICT活用によるSDGsの実現」をテーマとする講話を実施。地球温暖化や格差という世界が懸念する問題にはICTの利活用により打開でき、SDGs課題解決の一助となること、さらに世界各地で行われている医療格差改善の実践事例を通じて、ICT技術が社会に与える影響力が説明されました。
「日本の未来」を考えるグループワークでは、少子高齢化、労働力不足など地域が抱える課題に対して、ICT技術を活用した解決策について議論。各代表者による発表の時間では、独特な視点から多彩な意見を聞くことができました。
ファーウェイ・ジャパンは、CSR活動として、復興支援や環境保全活動、グローバルICT人材育成などをテーマとしたICT教育プログラム「Seeds for the Future」を展開しています。2020年からは、多様なキャリアの可能性を広げることを目的に、中高生向けに「未来の種JAPAN」を開始。同プログラムは90分間で、テクノロジーや情報通信技術に関する2つの講演と社会課題の解決策を考えるグループワークを実施しています。全国各地の中学、高校で開催しており、2021年度のプログラム参加者は1,700名以上に及びました。
ファーウェイ・ジャパンのCSR活動について
https://www.huawei.com/jp/sustainability
未来の種JAPANについて
https://www.huawei.com/minisite/seeds-for-the-future-japan/