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ファーウェイのスマートシティソリューション導入都市が、 スマートシティエキスポ世界会議2017で権威ある賞を受賞

2017.11.24

中国・深圳のスマート交通プロジェクトに「セーフシティアワード」

サウジアラビア・ヤンブーのスマートシティプロジェクトに「データ&テクノロジーアワード」

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は11月16日、同社のスマートシティソリューションを導入した4都市が「スマートシティエキスポ世界会議2017」において、権威あるアワードを受賞ならびに最終候補に選出されたことを明らかにしました。中国広東省の深圳市がスマート交通プロジェクトで「セーフシティアワード」を、サウジアラビアの紅海に面する港湾都市ヤンブーがスマートシティプロジェクトで「データ&テクノロジーアワード」を受賞しました。また、中国山東省の濰坊市はスマートシティ3.0プロジェクトで「シティアワード」に、カメルーンは太陽光発電プロジェクトで「イノベーションアイデアアワード」に、それぞれ最終候補としてノミネートされました。

今年の世界スマートシティアワードには過去最多の世界58か国から309都市が参加し、世界各地で進むスマートシティの発展における多様性とイノベーションを反映した結果となりました。中国・深圳、サウジアラビア・ヤンブー、中国・濰坊、カメルーンの4都市は地域や発展段階が異なりますが、世界40か国120以上の都市で導入され各都市のニーズを満たすようにカスタマイズされたファーウェイのスマートシティソリューションを活用することで、デジタル変革を推進し、都市行政の向上、持続可能な経済の創出、効率的な公共サービスの実現を目指しています。


スマートシティエキスポ世界会議2017での展示の様子

ファーウェイ 法人向けICTソリューション事業グループ プレジデント兼ファーウェイ・ジャパン会長の閻力大(エン・リダ)は次のように述べています。 「スマートシティにおける最終的な目標は、優れた都市ガバナンスを実現して産業の発展を促し、人々にその価値を届けることです。ファーウェイはお客様やパートナー各社と協力し、都市のガバナンスやサービスの向上を通じて地域経済の発展とイノベーションを支え、都市を住みよくすることで、こうした目標の実現に向けて歩みを進めています。世界各地のスマートシティにおけるベストプラクティスを見ると、スマートシティの発展を政府の最優先事項とし、強力で有能なスマートシティ専門のプロジェクトチームを設置して、長期的かつ安定した投資を行うことに加え、行政のニーズに対応できる最高水準の計画の策定を支援しオープンで強固なエコシステムを創出できるデジタル変革パートナーと協力することが成功の原動力となっていることがわかります。ファーウェイはスマートシティ開発において、お客様から信頼され、パートナーとして選んでいただいていることを光栄に思います。クラウドコンピューティング、IoT、AIなどの業界をリードする新時代のICTを活用して一元的なIoTプラットフォーム、通信プラットフォーム、クラウドデータセンター、スマート指令センターを構築することで、ファーウェイはスマートシティを持続的な成長と継続的な進化に対応できる生きた組織にするための神経系を創出します。今回、中国の深圳とサウジアラビアのヤンブーが『世界スマートシティアワード2017』を受賞したことを心よりお祝い申し上げるとともに、さらに多くの都市と連携してスマートシティという夢の実現をお手伝いできることを楽しみにしています」

「セーフシティアワード」受賞: 深圳交通警察

世界初のオールシナリオ対応インテリジェント交通ソリューションと、都市「交通ブレイン」の構築

深圳交通警察はファーウェイと協力して都市の交通システムを開発し、都市交通における安全性を向上しました。ファーウェイは深圳における交通のキャパシティ強化、交通事故の削減、ドライバーの安全性向上を目指す包括的な計画・設計を策定し、深圳交通警察を支援しました。 深圳交通警察は、データリソースプールと深層学習システムから構成されるビッグデータプラットフォームを活用し、都市の「交通ブレーン」を構築しました。これにより、都市交通の可視化と信号の適応制御の精度を向上し、交通量を約8%改善しました。また、交通データを一元的に処理可能な統合ビッグデータプラットフォームを用いることで、交通データの使用率を200%向上するとともに、AIアプリケーションにより画像認識率を10倍に高め、交通違反検挙数を改善しました。この結果、都市の交通渋滞を緩和し、ドライバー体験も向上させています。

「データ&テクノロジーアワード」受賞: 王立スマートシティプロジェクト委員会

サウジアラビアは2016年、活気ある社会、盛況な経済、野心的な国家という3つのテーマで構成される「ビジョン2030」を発表しました。その中でも、都市における持続可能な発展の実現は重要な目標の一つとされています。ヤンブーにおける国内初のスマートシティ構築はこのビジョンに基づき進められ、ファーウェイは住宅地区、ビジネス地区、主要な公共地区をカバーする光ネットワークを敷設しました。また、パートナー各社と連携し、スマートパーキング、スマート計量、スマートごみ箱、スマートエネルギー管理、スマート街灯、スタジアムの観客分析、スマートマンホールなどの多数のスマートなアプリケーションを提供しています。同市の管理効率はこうしたアプリケーションにより大幅に向上しており、たとえば、道路保守コストは20%、公共照明コストは30%削減されたほか、ゴミ処理の効率は30%向上しています。さらに、王立委員会はファーウェイと連携し、同市の管理システムとしてIoTデータプラットフォーム、ビッグデータプラットフォーム、情報統合プラットフォーム、統合指令センターから構成される統合コミュニケーションプラットフォームを構築し、インテリジェントな公共インフラ管理、緊急対応、スマート警備、都市管理の最適化を実現しました。 

「スマートシティエキスポ世界会議2017」は、11月14日~16日にスペイン・バルセロナで開催されました。

※本参考資料は2017年11月16日(現地時間)にスペイン・バルセロナで発表されたプレスリリースの翻訳版です。