このサイトはCookieを使用しています。 サイトを閲覧し続けることで、Cookieの使用に同意したものとみなされます。 プライバシーポリシーを読む>

ファーウェイ、自動車の製造ではなくICTに注力し、OEM企業による優れた車両開発のイネーブラーを目指す

2019.04.23

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)の取締役副会長兼輪番会長である徐直軍(エリック・シュー)は、上海国際自動車ショー(4月18~25日、報道関係者向けには4月16~17日に公開、上海国家会展中心)で開催された「国際自動車技術フォーラム2019」に登壇し、「Embrace the Convergence of Automotive & ICT Industries(自動車とICT産業の融合を活かす)」と題した基調講演を行いました。

自動車業界で新たな鍵を握るテクノロジーとしてICTに注目が集まるなか、徐は次のように述べています。 「自動車とICTの緊密な融合に伴い、インテリジェントなコネクテッドEV(電気自動車)が人間社会の発展に向けた新たなエンジンとして登場しつつあります。その影響は自動車業界とICT業界だけにとどまりません」

ファーウェイはこのような進化を踏まえ、戦略的選択を行いました。徐は次のように述べています。 「ファーウェイは自動車を作りません。当社はICTに注力し、OEM企業による優れた車両開発のイネーブラーとなることを目指します。ファーウェイはICTを活かし、デジタル自動車を実現する新たなコンポーネントを提供していきます」

「国際自動車技術フォーラム2019」で基調講演に登壇したファーウェイ輪番会長 徐直軍

ファーウェイはICT業界で30年以上の経験を有し、ICT分野に引き続き注力することで、自動車業界のOEM企業に以下を提供していきます。

● モバイルデータセンター(MDC): 車載コンピューティングプラットフォームおよびインテリジェントなドライビングサブシステムソリューション

● Octopus:「ファーウェイ・クラウド」をベースとした自動運転用クラウドサービス(トレーニング、シミュレーション、テスト)

● 4G/5G車載通信モジュール/T-Box、ネットワークソリューション

● あらゆるシナリオに対応し、人と車と家庭をつなげるソリューション「HUAWEI HiCar」

※本参考資料は2019年4月17日(現地時間)に中国・上海で発表されたプレスリリースの翻訳版です。