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ファーウェイ創業者兼CEO任正非、ジョージ・オズボーン英財務相と会談

2013.10.16
ファーウェイ創業者兼CEO任正非、ジョージ・オズボーン英財務相と会談

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は、同社の創業者兼CEO任正非(レン・ジェンフェイ)が、ファーウェイ本社を訪問したジョージ・オズボーン(George Osborne)英財務相と会談したことを明らかにしました。財務相は滞在中、ファーウェイの研究開発センターを訪問したほか、訪中団に同行する英国ハイテク企業とのミーティングを主催しました。


ファーウェイ本社(広東省・深圳市)で談笑するファーウェイ創業者兼CEO任正非(写真左)とジョージ・オズボーン英財務相(写真右)。財務相はファーウェイの研究開発センターを訪問後、訪中団に同行する英国ハイテク企業とのミーティングを主催

任は財務相との会談において、2012年9月に発表した20億米ドル(約1,969億円※)の対英投資計画の一環として、イギリスに新たなR&Dセンターを開設することを伝えました。ファーウェイは現在、同国イプスウィッチにある研究開発拠点で80人の研究員を雇用していますが、今回明らかにした新R&Dセンターの開設により、2017年までにハイテク分野における研究員を300人までに増員します。新R&Dセンターへの投資規模は2億米ドル(約197億円※)に達する見込みで、光電子工学、端末設計、ソフトウェア開発などの研究に重点を置き、研究成果はファーウェイがグローバル市場で広く展開する製品に導入される予定です。なお、新R&Dセンターの開設場所は現時点では未定です。

また、ジョージ・オズボーン財務相のファーウェイ本社訪問中、ファーウェイは英国のハイテク企業20社を本社に迎えました。訪中団は、3日間の中国滞在の一環としてファーウェイ本社を訪れ、今後のさらなるビジネス協力を視野に、ファーウェイのR&D、調達および経営企画などの責任者と会談しました。ファーウェイは、本社を訪問した英国企業の多くと既に協力関係にあり、そのなかにはブリティッシュ・テレコムも含まれます。

ジョージ・オズボーン財務相は、ファーウェイ本社訪問に際し次のコメントを寄せています。「イギリスと中国の両国関係において、今後もっとも期待される協力の場は両国が誇る最先端のハイテク企業にあります。本日、イギリスの企業家精神にあふれたテクノロジー企業とともにファーウェイ本社を訪れ、同社のイギリスへのさらなる投資決定を歓迎できたことを大変嬉しく思います」

ファーウェイ創業者兼CEOの任は次のように謝意を述べるとともに、イギリスでの持続的な成長に自信を示しました。

「ジョージ・オズボーン英財務相をファーウェイ本社にお迎えできることを大変光栄に思います。イギリスはハイテク分野における専門性の高い人材が数多く活躍する国です。このような優れた人材のクリエイティビティは、ファーウェイのR&D活動において貴重な資産であり、先進的かつ競争力のある通信およびブロードバンド・サービスを提供していく手助けとなっています。オープンかつ自由貿易を尊重する経済環境とあいまって、同国はファーウェイにとり優れた投資環境を作り出しています。イギリスにおけるファーウェイの未来は、今後も明るいものとなると確信しています」

※1米ドル=98.45円で換算(2013年10月16日現在)

※本参考資料は2013年10月16日(現地時間)に中国・深圳で発表されたプレスリリースの翻訳版です。