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研究開発とイノベーション

イノベーション2.0の時代においては、基礎技術に基づく理論的なブレークスルーや新たな発明が世界的な課題の解決に貢献し、将来に向けた私たちのビジョンや前提条件を支えることになります。この新しい時代を迎えるにあたり、ファーウェイはイノベーションへの投資をさらに強化し、イノベーションを次のレベルに引き上げ、業界と社会全体に常に価値を提供していきます。私たちはより多くの人々、家庭、組織に恩恵をもたらす、すべてがつながったインテリジェントな世界の構築に向けて努力を続けていきます。

research and innovation

イノベーション2.0の構築 

ファーウェイのビジョンは、すべてがつながったインテリジェントな世界です。これを達成するために、私たちは世界中で基礎研究への情熱を喚起する活動を行っています。私たちの情熱の結集が、グローバルなイノベーションバリューチェーン全体の開発を推進します。.

イノベーション2.0とは、将来のビジョンや前提条件を支えるためにグローバルな課題解決に役立つ基礎理論のブレイクスルーや、基礎技術に基づく新たな発明を行うことを中核としています。これにより、デジタル世界の進歩を牽引する新しい発明が次々と生み出されていきます。2020年ファーウェイは、イノベーションのためのオープン性の原則に従って、基礎研究への取り組みをさらに拡大し、より広範な産学連携を積極的に追求しました。このような努力と追求による成果は、未来を照らすために使われます。

  • ポストシャノンの世界では、ICT産業の将来の発展と繁栄のためには数学、物理学、化学などの基礎研究分野で新たなブレークスルーが必要となります。特に数学においては、科学の基礎であるだけでなく、継続的な技術進歩を支える重要な役割を担っています。2020年、ファーウェイはICT業界が直面する10の数学的課題を発表しました。このリストが理論研究における新たなブレークスルーを導き、後押しする一助となることを願っています。資源消費を抑えながらパフォーマンスを向上させること、ディープニューラルネットワークにおける説明可能性、超大規模ネットワークの近代化などのグローバルな課題を共に解決していきましょう。.
  • ファーウェイは産業界と学術界の研究協力のためのオープンなエコシステムの構築に取り組んでいます。ビジネスが学術研究を形作るべきだと考え、大学や研究機関との広範なコラボレーションを促しています。こうした取り組みは、不確実性の高いイノベーションプロジェクトや効率を向上させる新しい方法を下支えしています
  • ファーウェイはオープンな基礎研究の仕組みにより、世界中から優秀な人材を集めています。中国国内の10の主要な研究センターのすべてに、ポスドク研究ステーションを設置しています。これらのステーションは革新的な研究者の人材層を厚くするために、高いポテンシャルを持つ人材を集め、このイニシアチブを通じて彼らが相互にコミュニケーションできるようにしています。その結果、当社のポスドク研究者はファーウェイでの仕事をベースに300以上のテーマを取り上げています。またこの取り組みにより、ファーウェイは本格的な研究ネットワークを構築することができました。当社の研究プロジェクトは、産業界と学術界がより効果的に協力できるよう戦略的に設計され、調整されています。共に卓越性を追求するために、イノベーション主導、基礎研究重視、人材中心のモデルへの移行を続けていきます。

基礎研究と理論的ブレイクスルー

ファーウェイはデジタルでインテリジェントな世界の継続的な発展をサポートするために、基礎研究と理論的ブレークスルーへの投資を増やしてきました。

無線ネットワーク

私たちは新しい研究の方向性と新しいサービスを模索し、定義し続けています。学術研究者との共同研究を拡大し、新しいエアインターフェース技術、新しいネットワークアーキテクチャ、通信とセンシングの統合、主要な実現技術を研究し、これらの技術の基礎理論を開発しています。

また、無線ネットワークの基本アーキテクチャと基本コンポーネントの研究を継続し、将来、より高いスペクトル効率と電力効率を持つローバンドとハイバンドのネットワークの拡大に備えています。

通信事業者向けネットワークと企業向けネットワーク

この分野では、決定論的なサービス、本質的なネットワークセキュリティ、柔軟なアドレッシングなど、あらゆるもの、あらゆるネットワークを接続するためのネットワークプロトコルの研究を行っています。また、多くの学術・産業界のパートナーを招いて研究を進めています。

トライアルネットワークでのエンドツーエンドの決定論的ネットワーク実験では、この新しいシステムを導入することによって2,000kmの距離でもジッターが15マイクロ秒以下になることを実証することに成功しました。

ビデオコーデック

この分野では、世界中のベンダーや業界パートナーと積極的かつ密接に協力し、最新の国際ビデオコーデック規格であるVVC/H.266とMPEG-5EVCを完成させ、CUVA HDR規格を開発しています。

当社はビデオ標準化への世界最大の貢献者であり、4K、8K、ハイダイナミックレンジ(HDR)、360度パノラマビデオなどの適用のために、業界をリードするビデオ標準化ソリューションを生み出してきました。これにより、消費者の皆さまにより良い映像体験を提供し、オープンかつ活気に満ちた映像業界を実現しています。

革新と発明

ファーウェイは何十年にわたり革新と発明に多大な投資をしてきました。当社はこの戦略が2020年に業界の進歩をどのように成功に導いたかを見続けてきました。

光ネットワーク 

高速光電子材料やコンポーネントの新たな進歩により、長距離における波長あたりのビットレートの向上を目指した進化に対応してきました。超高速信号処理技術の研究を深め、1波長あたり1Tbpsの実現が可能であることを実証しました。

データセンターにおいて短距離で800Gbpsを実現するための主要な伝送技術にブレークスルーをもたらしました。また、データセンターにオールオプティカルアーキテクチャと新技術を導入し、システム容量のバックプレーン寸法の制約を解消しました。これにより、データセンターネットワークのコンピューティング性能を最大化することができます。

スマートフォンメディア 

カメラ技術の飛躍的進歩により、スマートフォンの画像精細度、HDRや強逆光の画質、色精度、夜景のノイズ低減、ポートレートモードの効果などがさらに向上し、ユーザーにまったく新しい体験を提供しています。

また、非常に重要な空間コンピューティングと空間ビデオに関して、いくつかの厳しい課題を克服しました。自由視点の映像や屋内での高精度な測位サービスは、消費者にとって非常に魅力的なものです。

さらに、アクティブノイズキャンセリング(ANC)技術とBluetooth HDオーディオコーデック技術の進化により、快適でほぼロスレスなUltra HDオーディオ体験をユーザーに提供することができました。

基本ソフトウェア

ファーウェイは競争力を高めるために、この分野でのイノベーションとブレイクスルーだけでなく、持続的な供給にも取り組んでいます。

Euler(オイラー)カーネルは、ASIL-DとCC EAL 5+の両方の認証を取得した最初のプロジェクトとなりました。

当社のopenEuler、openGauss、MindSporeは、中国のソフトウェア産業の拡大に貢献しているという観点から、中国のオープンソースプロジェクトおよび技術革新プラットフォームのトップ10に入ると評価されました。

また、RTOS、GaussDB、EulerOS、HuaweiJDKは、当社が最も多く出荷しているソフトウェア製品です。

クラウドベースの分散型データベースであるGaussDBは、金融機関クラスの信頼性を誇り、銀行の重要な機能を扱うクラスAの銀行システムに組み込まれています。

マイクロカーネルベースのアーキテクチャを採用したRTOSは、5Gネットワーク上でLinuxよりも30%ノイズが少なく、30%優れたパフォーマンスを発揮しました。

当社の基本ソフトウェアは20以上の第三者認証を取得しています。

基本ソフトウェアに信頼性を持たせることで「ソフトウェアプロセス信頼性能力フレームワーク(Software Process Trustworthiness Capability Framework)V1.0」で定めた要件を達成し、信頼性を重視したソフトウェア管理体制を構築しています。

材料と技術

当社はデバイス分野におけるリーディングイノベーターです。例えば、私たちは折り畳み式携帯電話にファルコンウィングのヒンジ設計を初めて導入しました。この携帯電話は内側に折りたたむデザインをベースに、アモルファス合金製のヒンジにより、折りたたむと8インチのスクリーンが現れます。未来に向けて、新たな精密メカニズムとフレキシブルなディスプレイの革新を続け、大画面でポケットサイズの携帯電話を作っていきます。

ファーウェイは折り畳み式の長焦点カメラを初めて携帯電話に搭載しました。この技術により、10倍の光学ズームを搭載しながら、携帯電話の厚さを1cm以下にすることができました。これは、いま市場にあるスマートフォンでは最高のズーム機能です。

エンジニアリング

低背でコンパクトなアレイを導入することでアンテナアレイの構造を再構築して簡素化し、30%の軽量化を実現しました。

また、電磁超表面技術と材料技術のブレークスルーにより、低チャネル損失を実現しました。

基地局設計時にアンテナデカップリング技術を適用し、サイトの取得と展開を容易にする新しい物理的構造を可能にしました。

信頼性

デジタル主権がもたらす機会と課題の両方に対処し、お客様のプライバシーをよりよく保護し、製品のセキュリティと回復力を向上させるため、ファーウェイは信頼性の理論、技術、エンジニアリングの実践に関する研究を続けています。当社は信頼性の理論と標準化の進歩を積極的に推進してきました。

ファーウェイは国際標準化機構(ISO)、国際電気通信連合(ITU-T)の電気通信標準化部門、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)、欧州電気通信標準化機構(ETSI)、インターネットエンジニアリングタスクフォース(IETF)、その他の標準化団体における信頼性関連のタスクフォースに大きく貢献しています。当社はAIの信頼性を高めるための標準化に積極的に参加し、オープンソースソフトウェアの信頼性を高めることに全力を注いでいます。

様々なプラットフォームで互換性のある多言語の信頼性の高いフレームワークでAI時代の信頼性の高いコンピューティングアーキテクチャを再構築し、従来のバージョンよりも数千倍高いデータ処理量を提供しています。