2014年度は効果的な成長を達成

売上高

288,197百万人民元(約5兆5,507億円)

純利益

27,866百万人民元(約5,367億円)

成長率

20%以上

過去5年間の財務ハイライト

売上高
営業利益
営業活動によるキャッシュフロー

2014年度の事業ハイライト

より広いつながりを実現

4Gモバイル・ウルトラブロードバンド・ネットワークの展開が加速していることを背景に、世界中に174のLTEネットワークと132のEPC(Evolved Packet Core:進化型パケット・コア)ネットワークを商用展開し、ロシアのモスクワ、ブラジルのリオデジャネイロ、インドのバンガロールといった新興地域において存在感を高め、中国国内のすべての省都でビジネス・プレゼンスを築き上げました。また、世界各地にファーウェイ製400Gコア・ルータを用いた186の商用ネットワークを構築し、大量のデータ・トラフィックに対処を迫られているお客様をサポートしました。

サービスにおける優位性を確立

ICT分野でのサービスにおける優位性の確立に引き続き努め、ICT運用のアジャイルで効率的な変革をサポートしました。『HUAWEI SmartCare® CEM』ソリューション、『Quality Brand MBB』サービス、マネージド・サービスは業界をリードし続けています。また、コンサルティング・サービスとシステム統合サービスは急速に成長し、データセンター統合、NFV/SDN統合、OSS(Operations Support System:運用支援システム)統合、ITマネージド・サービスでは重要なブレークスルーを達成しました。さらに、オープンな協業を促進して業界エコシステムをともに構築していくことを目指し、NFV/SDNオープン・ラボとSPOラボを設立しました。

NFV/SDNの商用利用を促進

クラウド・コンピューティング、SDN(Software-Defined Network:ソフトウェア定義ネットワーク)、NFV(Network Functions Virtualization:ネットワーク機能の仮想化)のコンセプトを深く統合し、ファーウェイの未来指向通信ネットワーク・アーキテクチャ『SoftCOM』を引き続き強化しました。また、サービス、運用、ネットワーク機能、ネットワーク・アーキテクチャの4分野において通信ネットワークの新たな形を実現するソリューションを開発し、通信事業者の包括的なビジネス変革とネットワークの進化を支援しました。さらに、20以上の通信事業者と60を超えるNFV/SDN関連の共同イノベーション・プロジェクトに取り組みました。

業界のキー・プレイヤーと5Gを定義

5Gへの投資を継続的に増加し、特にIoT時代に公共ネットワークを活用することが見込まれる産業を中心に各種産業と連携し、周波数利用効率の向上、ピーク時速度の向上、大量接続の実現、1ミリ秒の遅延といった5G規格の定義を進めました。こうした取り組みにより、モバイル産業の持続的発展を後押しています。11月には、5Gの研究を前進させることを目指し、業界のパートナー企業との連携のもと世界初となる5Gテストベッドを英国で構築することを発表しました。

クラウド時代におけるサービスのイノベーションを推進

サービス指向の分散クラウド・データセンター・ソリューション『SD-DC2』、業界初となる『OceanStor』コンバージド・ストレージ・システム、IoT指向のアジャイル・ゲートウェイ『AR511』、アジャイル・データセンター・ネットワーク・ソリューション、アジャイル・ブランチ・ソリューションを発表しました。これらはいずれも、クラウド時代におけるビジネス変革のための技術基盤の構築をサポートするものです。

良好な業界エコシステムの構築

オープンな姿勢、協力関係、相互利益を追求する精神で、インテル(Intel)、SAP、アクセンチュア(Accenture)、インフォシス(Infosys)など世界をリードする企業と戦略的な協業関係とグローバルなパートナーシップを築きました。このような協業を通して、優れたリソースと能力を統合し、良好な業界エコシステムの構築に貢献しました。

スマートフォンで世界のリーダーの一員に

コンシューマー向け端末事業では、ハイエンド・プロダクト戦略のもと、『Huawei』と『Honor』の2つのブランドを発表し、スマートフォンの各機種が複数の国で市場のリーダーとなりました。ファーウェイのフラグシップ・スマートフォンの市場シェアは大幅に拡大し、『Ascend P7』は100を超える国と地域に400万台以上出荷されたほか、『Ascend Mate7』はハイエンド市場において大きく注目を集め、需要が供給を上回りました。また、『Honor』ブランドのスマートフォンは1年間で2,000万台以上オンライン販売されました。

  • 174のLTEネットワークを商用展開したほか、5G技術の発展をリードし、モバイル・ブロードバンドのよりよい未来を開拓
  • ファーウェイの400Gコア・ルーターを使用した商用ネットワークを世界で186件構築
  • 世界トップ50の通信事業者のICTによるビジネス変革をクラウド・データセンターで支援
  • 世界の主要な通信事業者20社とNFB/SDN統合サービスにおける共同イノベーションを実施
  • より多くの通信事業者とビジネス変革における戦略パートナーとしての信頼関係を構築
  • 特定の国々にターゲットを絞って急速な売上増を達成し、フォーチュン500にランクインする企業のうち100社以上にサービスを提供
  • 100以上の都市にセーフ・シティ・ソリューションを展開
  • デジタル鉄道ソリューションが地球2周分の距離に相当する総距離8万7,000 kmに及ぶ路線にサービスを提供
  • 世界のエネルギー企業上位20社のうち14社、10万以上の変電所と3万8,000kmに及ぶ石油とガスのパイプラインにサービスを提供
  • 世界の300以上の金融機関でオムニチャネル・バンキング・ソリューションを商用展開
  • アジャイル・ブランチ・ソリューションとアジャイル・データセンター・ソリューションを発表したほか、アジャイル・ネットワーク・ソリューションを最適化し、世界で約500社の企業に提供
  • 2014年度末までに70万台以上の仮想マシンがファーウェイの仮想化製品上で稼働。ストレージ製品の売上の伸びが5四半期連続で世界第1位、サーバー出荷台数が6四半期連続で世界第4位に
  • 法人向け事業において6,000以上のチャネル・パートナーと300のソリューション・パートナーを持ち、1,200以上の認定・認証サービス・パートナーと協業
  • スマートフォン分野と新興市場で急速な成長を果たし、世界におけるブランド認知が25%上昇、フラッグシップ・スマートフォンの出荷台数が32%増加
  • 総出荷台数は前年比7.8%増の1億3,800万台、スマートフォン出荷台数は前年比45%増の7,500万台に
  • ミッドレンジとハイエンドのスマートフォンが全スマートフォン出荷台数の18%まで大幅に増加
  • 『Honor』ブランドの端末が60以上の国と地域に2,000万台以上出荷
  • モバイルWi-Fiルーターの市場シェアが7年連続世界第1位に
  • ホーム・デバイスの収益が堅調に増加
  • 中国企業として初めてインターブランド(Interbrand)の「Best Global Brands」トップ100にランクイン

地域別売上高

EMEA地域では、インフラ・ネットワーク、プロフェッショナル・サービス、スマートフォン分野の成長により、売上高は前年比20.2%増の1,009億9,000万人民元(約1兆9,450億6,740万円)となりました。

中国市場の売上高は、前年比31.5%増の1,088億8,100万人民元(約2兆970億4,806万円)でした。TDD(Time Division Duplex:時間分割多重)ネットワークの構築により、通信事業者向けネットワーク事業の売上高は前年比22%増となりました。法人向けICTソリューション事業とコンシューマー向け端末事業は、どちらも35%以上の急速な成長を遂げています。

アジア太平洋地域では、主に韓国、タイ、インドなどの市場における発展を背景に成長の勢いを維持し、売上高は前年比9.6%増の424億2,400万人民元(約8,170億8,624万円)に達しました。

ラテンアメリカ諸国ではインフラ・ネットワーク事業が堅調に成長し、コンシューマー向け端末事業も継続的な成長をしたものの、北米での成長が鈍化し、南北アメリカでの売上高は前年比5.1%増の308億5,200万人民元(約5,942億952万円)となりました。

研究開発

ICTパイプ戦略に注力し、将来を見据えた基礎研究とイノベーションへの投資を強化しました。ファーウェイは、より広く、よりスマートで、より信頼性の高い、高性能かつ待ち時間ゼロのパイプを提供し、優れたユーザー・エクスペリエンスを実現することを目指しています。

研究開発への投資

40,845百万人民元 (約7,866億円)
売上高の14.2%
過去10年間の研究開発費は
累計で1,900億人民元
(約3兆6,594億円)以上

研究開発に従事する従業員

76,000 全従業員の45%

取得特許数

38,825 2014年末現在

参加する標準化団体・
オープンソース団体

177 183の主要なポジションに就き
2014年の1年間で4,800以上の
提案書を提出

サステナビリティ

2014年、ファーウェイは引き続きサステナビリティ要件を事業運営に取り入れ、ステークホルダーとの連携強化に取り組みました。当社の目標は、経済、環境、社会の調和を保ち、持続可能な発展を促進することです。

デジタル・デバイドを解消し、
すべての人々に
通信環境を提供

170以上の国や地域に製品やソリューションを導入し、約30億人にサービスを提供

世界で45のトレーニング・センターを運営し、現地でICT人材を育成

いつでもどこでも
安定性・安全性の高い
ネットワーク運用をサポート

1,500を超えるお客様ネットワークの安定した運用をサポート



世界で150の重大イベントや自然災害の際に安定したネットワーク運用をサポート

低炭素型の経済成長を促進し、世界をよりグリーンに

管理面と技術面の取り組みにより4,300万kWhの電力を節約


サプライヤーと連携して5万3,000トンを超える二酸化炭素排出量を削減

世界中のリソースを統合して
各地の経営に活用、
地域社会の技術発展と
経済の繁栄に寄与

中国国外の従業員の75%が現地採用


「Seeds for the Future」プログラムを5大陸35か国で実施

Building a Better Connected World

ファーウェイはユビキタスなブロードバンド・アクセスを提供し、あらゆる場所でアジャイルなイノベーションを実現し、すべての人に手頃な価格で優れたエクスペリエンスをもたらすという目標に向かって取り組んできました。今後さらにICTが進化を続け、構想が発展していけば、業界のパートナー各社との協業のもと、社会の発展を促し、すべての人とモノをつなげる世界を構築することが可能となるでしょう。

ユビキタスなブロードバンド

高品質なネットワークと多様なアクセス

効率のよいデジタルな運用

高品質なコンテンツ・アグリゲーション

継続的なイノベーションとスムーズな進化

アジャイルなイノベーション

「ワンストップ」のICTインフラ

垂直産業の要件への対応

ハイブリッド・クラウドによるスムーズな移行

ビッグデータによる迅速なビジネス・チャンス特定

直感的なエクスペリエンス

スタイリッシュで安全、使いやすいトップクラスのスマート・デバイス

デバイス間で一貫したクラウド・サービス体験

利便性の高いO2Oチャネル

ユーザーとの長期的な愛着に基づいた関係

2014年度アニュアル・レポートPDF版

デット・ファイナンスに関する別冊・PDF版(英語)