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デジタル経済を牽引するファーウェイ5G、 商用契約50件、20万の基地局出荷でアジア太平洋地域をリード

2019.09.06

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は、9月3日に中国成都市で「第5回 ファーウェイ アジア太平洋イノベーション・デ一」を開催しました。「イノベーションで後押しするアジア太平洋地域のデジタル化」をテーマに掲げたこのイベントにはアジア太平洋地域から政府関係者、産業界、学界の有識者ら200人あまりが出席し、5Gの革新的な技術や社会の持続的発展、およびテクノロジーと文化、自然の関係など関心の高いトピックにまつわる議論が繰り広げられました。

あらゆる物をつなげる5G技術はスマート世界を構築する上でなくてはならない基盤となっています。各業界のデジタル変革が最も盛り上がっている時を同じくして、5G導入も本格化しています。工業化の発展は機械化に始まり、電気化、自動化、デジタル化を経てインテリジェント化へと確実に進化しています。ファーウェイ取締役、戦略研究所 所長の徐文偉(ウィリアム・シュー)はイベントで次のように述べています。
「5G技術に絶好の商機が訪れています。既存のネットワークにおける幅広い範囲の接続に加えて、超高速大容量、低遅延通信を提供するほか、アプリケーションベースのスライシングという斬新な機能でさまざまなアプリケーションシーンをサポートできます。5G技術の先進性によって生み出される多彩なアプリケーションは世界に変化をもたらすでしょう。また、5G、AI、IoT、クラウド技術などを組み合わせたアプリケーションは人間社会と自然環境を変容させようとしています」

ファーウェイ取締役兼戦略研究所所長の徐文偉(ウィリアム・シュー)

5G商用化加速、ファーウェイはアジア太平洋地域のキャリアの5Gの早期展開を支援

世界に先駆けて5G商用化展開が進んでいるアジア太平洋地域。とりわけ韓国は5G大規模な商用化を実現した世界初の国として、4月の5Gライセンス発給から本格的に5G展開に着手し、現在すでに200万を超える5G加入者数を抱えるまでに市場が拡大し、5Gのグローバルベンチマークの地位を確立しました。一方、北京、上海、広州、深セン、成都などで中国大手キャリア3社は次々と5Gの大規模な商用ネットワークの試験運用をスタートさせ、下り通信速度は最大1Gbps(この通信速度では、わずか数秒で1080Pの高画質映画をダウンロード可能)に達するなど着々と商用化が進んでいます。

現在、すでに20カ国の通信事業者35社が5G展開を発表し、33カ国は5G周波数のライセンス割当てが終わっています。5G時代はすぐそこまで来ています。
ファーウェイはこれまでに50件以上の5G商用契約を獲得し、累計20万のMassive MIMO AAU(大規模アクティブアンテナユニット)を出荷しました。圧倒的な5G試験運用経験を有し、5G活用における積極的な研究に取り組んできたファーウェイは、一貫して世界最先端、安心・安全な5G製品とソリューション、およびユースケースの提供に努めています。また、アジア太平洋地域の通信事業者の5Gの早期導入を支援し、社会全体の効率化、デジタル化に寄与すべく、あらゆる分野に5G技術の恩恵をもたらすよう注力しています。

5Gのステレオ型カバレッジネットワークと新しい5Gアプリケーションを披露

会期中、ファーウェイはチャイナモバイルと共同で手掛けた5G ステレオ型カバレッジネットワークを発表しました。基本的なカバレッジ層、キャパシティ・エクスペリエンス層と高付加価値シナリオの屋内カバレッジから構成される5Gステレオ型カバレッジネットワークは、シームレスな5Gカバレッジを可能にしています。また、ファーウェイとキャリアやパートナー企業との協業の成果として、5G+VR、5G+8K動画、5G+ドローン、5G遠隔医療、5G救急車など多彩なアプリケーションが披露され、5G商用化に伴う各分野での活用に無限の可能性を秘めていることを示しています。

政府関係者や業界団体、学界などの出席者は政策立案や規制、業界のデジタル化などの視点から「5G+AI」の幅広い領域での活用事例を交えながら、科学技術が文化や芸術、環境保全などの分野での役割について見解を披露しました。

社会に資する科学技術、新しいテクノロジーでインテリジェント社会の扉を開く

画像認識、光学的文字認識(OCR)などのAIツールを活用したアプリStorySignは、聴覚障害のあるこどもたちのために、こども向けの本を手話に翻訳します。

コスタリカでは、レインフォレストコネクション(Rainforest Connection)社が配備した太陽光発電監視装置が2,500平方キロメートルの熱帯雨林をカバーした監視活動をしています。ファーウェイクラウドの大規模なデータストレージ機能とスマートデータ解析機能により、熱帯雨林の複雑な音声データをリアルタイムで処理し、違法伐採に歯止めをかけるために素早く正確にチェーンソーやトラックのノイズを特定できます。

弱者を支援し、環境保護に寄与することで人と自然の共存を実現することは、社会の誰もが懸念する問題です。5G、クラウド、IoT、AIなどの技術の包括的な活用により、「オールセンシング、オールコネクテッド、オールインテリジェント」な世界の波はあらゆる人、企業、業界に押し寄せてきています。テクノロジーはこれまでにない世界を見せてくれます。

2013年以来、ファーウェイ・イノベーション・デーはロンドン、ミラノ、ミュンヘン、パリ、シンガポール、シドニー、クアラルンプール、バンコク、ドバイ、サンパウロで開催されました。「革新、オープンな協業、共存共栄」の理念のもと、ファーウェイは引き続きあらゆる人、家庭、組織にデジタルを届け、インテリジェントな世界を実現するために努めてまいります。

※本参考資料は2019年9月3日(現地時間)に中国で発表されたプレスリリースの翻訳版です。