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ファーウェイ、2019年度上半期業績を発表 売上高 対前年同期比23.2%増

2019.07.30

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は本日、2019年度上半期(2019年1月~6月)業績を発表し、グループ売上高が対前年同期比23.2%増となる4,013億人民元(約6兆3,526億円※1)、純利益率が8.7%となったことを明らかにしました。※2

ファーウェイ取締役会長 梁華(リャン・ファ)によると、2019年度上半期の事業運営は安定し、組織も健全でした。効果的なマネジメントにより各財務指標も良好に推移し、引き続き事業は堅調でした。

ファーウェイ取締役会長 梁華

事業セグメント別ハイライト
●通信事業者向けネットワーク事業
無線ネットワーク、光伝送、データ通信、ITなど関連製品の生産・出荷状況は総じて安定しており、同事業グループの2019年度上半期 売上高は1,465億元(約2兆3,191億円※1)に達しました。また、現在までに、世界の主要通信事業者50社と5Gに関する商用契約を締結し、15万を超える基地局を出荷しました。

●法人向けICTソリューション事業
クラウド、AI、企業向けキャンパスネットワーク、データセンター、IoT、インテリジェントコンピューティングなど、複数分野にまたがるICTポートフォリオにいっそう注力した結果、政府機関や公共セクター、金融、交通、エネルギー、自動車など幅広い業種のお客様から信頼されるパートナーとしてご支持をいただきました。同事業グループの2019年度上半期 売上高は、316億元(約5,002億円※1)となりました。

●コンシューマー向け端末事業
同事業グループの2019年度上半期 売上高は2,208億元(約3兆4,953億円※1)に上りました。スマートフォンの出荷台数(Honorブランドを含む)は前年同期比24%増の1億1,800万台に達したほか、タブレット、PC、ウェアラブルなどの製品分野でも大きく成長を遂げ、ファーウェイはあらゆるシーンでシームレスでインテリジェントなユーザー体験の提供を可能とするデバイスエコシステムを拡大しつつあります。また、ファーウェイのデバイスクラウドサービス向けにサービスを開発する開発者は世界で80万に達し、そのユーザーは5億人にのぼっています。

梁は決算内容について、次のように述べています。「当社の売上高は5月まで急速な伸びを示し、エンティティリストに追加されてからも、成長を維持しました。ファーウェイが直面している困難は依然として厳しいものであり、短期的には成長速度に影響を与えるかもしれません。しかし、私たちが進む方向は変わらず一貫しており、未来に対して自信と希望を持っています。未来を見据えた多様な投資も継続しており、当年度の研究開発投資は1,200億元(約1兆8,996億円※1)に達すると見込んでいます。いま目の前にある困難や課題は一時的なものに過ぎず、これらの試練を乗り越えれば、ファーウェイはまた新たな成長期を迎えることでしょう」

※1 1人民元=15.83円で換算(2019年6月30日現在)
※2  売上高などの各財務情報は国際会計基準(IFRS)に準拠して報告された未監査データです。