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ファーウェイ副会長 孟晩舟の米国への身柄引き渡しに関する予備審理(5月8日)についての当社ステートメント

2019.05.09

ファーウェイは当初から孟が潔白であるとの確信を表明してきました。米国の指示による拘束は司法プロセスの違法な乱用であり、法の支配ではなく政治的な考慮と策略によって行われたものであるとの見解を維持します。

本日(カナダ時間5月8日)、孟の弁護団は裁判所において3つの重要な情報を新たに公表しました。

第1に、孟に対する嫌疑は事実に基づいていません。これに対し、本日の審理では孟の事業活動が銀行職員もすべてを把握するなかでオープンかつ透明性を保って行われていたことが明らかにされました。弁護団は、プレゼンテーションに使われたパワーポイントは誤解を招くものではなく、銀行はスカイコムのイランにおける事業と事業運営の実態を把握しており、ファーウェイとスカイコムの関係性についても理解していたと指摘しました。したがって、孟が「詐欺、不正、またはその他の詐欺的手段」を行った、あるいは、銀行が孟のプレゼンテーションに依拠することで制裁に違反するリスクを負ったとの主張を裏付ける証拠はありません。

第2に、米FBIの部分的な指示のもと行われた行動により、孟の公民権が繰り返し侵害されたことも明らかにしました。カナダ司法省が公表した事実によると、空港での孟の拘束は王立カナダ騎馬警察(RCMP)、カナダ入国管理局(CBSA)、そしてFBIの3部門の連携によって行われたものでした。王立カナダ騎馬警察は意図的に逮捕状の提示を遅らせた上、通常の入国審査を装って孟を違法に拘束して尋問を行い、手荷物も検査しました。孟の携帯電話や電子機器もFBIの指示のもと取り上げ、パスワードの提供を強制しました。本件に関するさらに重要な証拠は王立カナダ騎馬警察、カナダ入国管理局、司法省の元にあります。孟は王立カナダ騎馬警察、カナダ入国管理局、司法省が本件に関するより多くの事実を開示するよう、裁判所を通じて求めていきます。

第3に、孟への嫌疑はカナダでは犯罪ではなく、その逮捕は米国・カナダ間の犯罪人引渡し条約ならびに引渡しに関するカナダの国内法の基本原則に反するものであることも明らかにしました。孟に対する米国の主張は米国のイラン制裁への違反を根拠としていますが、カナダはイランに関連した金融サービスについては制裁を行っていません。したがって、引渡し請求は双方可罰性を満たしていません。

さらに、本件の引渡し請求プロセスに政治的要素が影響していることは、司法の独立性に対する深刻な侵害となる可能性があります。また、孟自身の正当な権利も侵害される可能性があります。そのため、孟は裁判所に対し、引渡し請求手続きの停止も求める考えです。

カナダは法の支配、そしてカナダ人権憲章を尊重する国です。法の執行者は常に、すべての案件で、国民、外国人を含むすべての人々に対し、ルールを遵守することが期待されています。

当社はカナダの司法プロセスを信頼しています。孟の自由が回復されることを願っています。