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ファーウェイ、「第16回グローバルアナリストサミット」を開催 ― すべてがつながったインテリジェントな世界の実現に向けてイノベーションをリード

2019.04.17

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は4月16日~18日、中国・深圳で同社グループの経営戦略説明会「第16回グローバルアナリストサミット」を開催しました。同サミットには世界の通信、インターネット、金融分野を代表する680人以上の産業アナリスト、オピニオンリーダーや報道関係者が一堂に会し、継続的なイノベーションを通じて今年のサミットのテーマである「すべてがつながったインテリジェントな世界の実現」を目指す方策についてともに議論しました。

第16回グローバルアナリストサミットでオープニングスピーチを行った
ファーウェイ取締役副会長兼輪番会長の胡厚崑

ファーウェイ取締役副会長兼輪番会長である胡厚崑(ケン・フー)は、同社の業界の動向に対する洞察と戦略的決定事項を共有し、次のように述べています。 「インテリジェントな世界はすでに到来しています。それはすでに触れることができるのです。現在、ICT業界はかつてない発展の機会を迎えています。5Gは予想よりもはるかに迅速に展開されており、5Gでは端末とネットワークの開発が歴史上初めて同時に行われています。当社の予測では、世界の5Gユーザー数は2025年までに28億人に達する見込みです。こうした大量のユーザーをサポートするために、ファーウェイはシンプルかつ強力でインテリジェントなネットワークを開発し、お客様に向けて継続的に価値を創出することを目指しています」

AIが幅広く採用されることで、企業におけるクラウドの導入が加速しています。胡はこれについて次のように述べています。「ファーウェイはクラウド分野で大きな市場シェアを有していますが、クラウド分野での競争は実際にはAIの競争だと考えています。「AIへの戦略的投資により、ファーウェイは新しいクラウド競争で優位に立てると確信しています」

コンシューマー向け端末事業については、胡は次のように述べています。「より多くのデバイスやアプリケーションが利用可能になるにつれて、デジタルコンシューマー体験は断片化してきています。ファーウェイは、あらゆるシナリオにおいて消費者が求めるインテリジェントでシームレスなデジタル体験を提供するための施策をすでに実施しており、こうしたサービスのすべてにおいてサービス検索性が大幅に向上しています」

イノベーションは常にファーウェイのDNAであり、ファーウェイの継続的な成長をリードする重要な要素の1つです。当社のイノベーションは、常にお客様のニーズに基づいています。ファーウェイは過去30年間にわたり、お客様やパートナーと協力してあらゆる産業に対してだけでなく、社会全体に対しても価値を創出してきました。こうした過程で、ファーウェイはICTインフラストラクチャおよびスマートデバイスで業界をリードするグローバルプロバイダーへと成長しました。これを踏まえ、胡は次のように強調しました。「ファーウェイはイノベーションを引き続き追求し、現在のための投資、そしてより重要なことに将来に向けた投資を継続していきます。ファーウェイは単にビジネスの成功を追い求めるだけでなく、業界の発展をリードし、社会の進歩を促進していくきます。ファーウェイの最終的な目標は、すべてがつながったインテリジェントな世界の価値を、より多くの人々、家庭、組織にもたらすことです」

また、ファーウェイは「イノベーション2.0」という概念を提唱し、戦略研究所を設立することを発表しました。ファーウェイ取締役兼戦略研究所所長である徐文偉(ウィリアム・シュー)は次のように述べています。

「イノベーション2.0」とは、ビジョンを原動力として理論的ブレークスルーと発明を起こすことです。徐は次のように述べています。「ファーウェイ戦略研究所は、主に5年以上先を見据えた最先端技術の研究に取り組んでいきます。ファーウェイは毎年3億米ドル(約335億円)を投資して、基礎的な科学技術の学術研究と技術革新に資金を提供しています。これは当社の研究への取り組みにおいて重要な要素です。ファーウェイは大学や研究機関と連携して理論や基礎技術のイノベーションを促進し、産業界や世界全体に対して未来への道筋を照らしていきます」

産業におけるイノベーションと刷新を促進するために、ファーウェイは技術アーキテクチャの再定義、製品アーキテクチャの再定義、産業における発展の加速、新しい産業の方向性の確立、新しい産業の醸成という5つのテーマで産業をリードしていくことに注力しています。

ファーウェイ上級取締役兼ICT戦略&マーケティング部門プレジデントで、投資審査委員会会長を務める汪涛(デビッド・ワン)は次のように述べています。 「コネクティビティ、コンピューティング、クラウドは、インテリジェントな世界の基盤となるインフラであり、AIはこの新しい世界の動力となるものです。将来を見据えて、ファーウェイはムーアの法則を再定義し、シャノン限界に挑むことで、世界最高のコネクティビティを実現します。また、コンピューティングアーキテクチャを再定義することで、コンピューティングをより容易かつ手頃な価格で利用できるようにします。さらに、産業のデジタル化に向けた最高のハイブリッドクラウドを構築し、あらゆるシナリオに対応するフルスタックのAIソリューションによってAIを普及させていきます」

汪は次のように述べて講演を締めくくりました。 「ファーウェイはR&Dへの投資額を増やし、業界の主導的ポジションを長期的に確保できるよう努力していきます。限界を超え続け、最終的にはパートナーとともにすべてがつながったインテリジェントな世界を実現することを目指します」

ファーウェイ・グループの経営戦略説明会「グローバルアナリストサミット」は2004年に第1回目が開催されて以来、16年間続いています。今年のサミットは4月16日から18日までの3日間開催され、ファーウェイだけでなく世界各国の有識者が複数のセッションに登壇し、多様な話題や市場動向について独自の洞察を来場者と共有します。

※1米ドル = 111.99円で換算(2019年4月16日現在)
※本参考資料は2019年4月16日(現地時間)に中国・深圳で発表されたプレスリリースの翻訳版です。