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ファーウェイ、AI戦略とあらゆるシナリオに対応する フルスタックのAIポートフォリオを発表

2018.10.12

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は10月10日、同社最大規模のICT業界向け年次イベント「HUAWEI CONNECT 2018」(10月10日~12日、上海エキスポセンター)を開会し、輪番会長 徐直軍(エリック・シュー)が同社のAI戦略とあらゆるシナリオに対応するフルスタックのAIポートフォリオを発表しました。「インテリジェンスをアクティベートする(Activate Intelligence)」というテーマのもと、AIにおける課題、商機、イノベーション、ビジネスプラクティスに焦点を当てた今回のイベントで、ファーウェイは、あらゆるシナリオに対応する世界初となるAI対応IPコアならびにチップセットシリーズ「Ascend」と、「Ascend」の性能を活かして開発した新製品やクラウドサービスからなるAIポートフォリオを発表しました。ファーウェイはこれらのフルスタックのAIポートフォリオにより、広範囲にわたるインテリジェンスを提供することで、産業の発展を牽引し、すべてがつながったインテリジェントな世界を構築していきます。

「HUAWEI CONNECT 2018」でファーウェイのAI戦略と

あらゆるシナリオに対応するフルスタックのAIポートフォリオを発表したファーウェイ輪番会長 徐直軍

10の変化を起こし、ファーウェイのAI戦略を加速

ファーウェイは、2025年までに世界のパーソナルなスマート端末が400億台を超え、端末利用者の90%がスマートデジタルアシスタントを活用するようになると予測しています。また、データ利用率は86%に達し、AIサービスは空気のようにどこでもすぐに利用可能なものとなります。このように、AIは新たな汎用テクノロジーとなりつつあり、今後、地球上のあらゆる産業や組織を変化させていくとファーウェイは予想しています。

AI活用に向けたより良い未来への第一歩は、積極的に変化を起こすことです。ファーウェイは未来を切り拓くための10の変化を以下のように定義しています。

  1. モデルトレーニングの高速化
  2. 豊富なコンピューティングリソースの手頃な価格での提供
  3. AIの展開とユーザーのプライバシー
  4. 新たなアルゴリズム
  5. AIの自動化
  6. 実用的なアプリケーション
  7. リアルタイムの閉ループシステム
  8. 複数のテクノロジー間のシナジー
  9. プラットフォームのサポート
  10. 人材の供給

これらの変化は、ファーウェイがAI産業において起きてほしいと期待しているだけでなく、当社のAI戦略を推進するうえでの原動力ともなっています。

徐は基調講演のなかで次のように述べています。 「ファーウェイのAI戦略は、基礎研究と人材育成への投資、あらゆるシナリオに対応するフルスタックのAIポートフォリオの構築、オープンなグローバルエコシステムの醸成からなります。ファーウェイは今後も継続してAIを活用し、マネジメントや効率を改善する方法を模索していきます。通信分野では『SoftCOM AI』で通信ネットワークの運用管理の効率化を実現し、コンシューマー分野では『HiAI』の提供によって真のインテリジェンスをコンシューマー端末にもたらし、これまで以上にスマートにしていきます。また、企業・政府機関には当社のパブリッククラウドサービス上の『エンタープライズインテリジェンス(EI)』やプライベートクラウド向けの『FusionMind』ソリューションによって、AI活用に向けた豊富なコンピューティングリソースを手頃な価格で提供します。このほか、当社のポートフォリオにはAIアクセラレーションカード、AIサーバー、AIアプライアンスなども含まれます」

ファーウェイのAI戦略: 5つの重点分野

1.      AI研究への投資:コンピュータービジョン、自然言語処理、意思決定・推論などの領域における機械学習に求められる基礎能力のさらなる開発を進めます。特に機械学習に関しては以下の点を重視します。

2.      フルスタックのAIポートフォリオの構築

(クラウド、エッジ、デバイスの協調型とスタンドアロン型の双方)

3.      オープンなエコシステムと人材の育成: 世界中の学術機関、産業、パートナーとの幅広い連携

4.      既存ポートフォリオの強化: AIのマインドセットと手法を既存の製品やソリューションに導入し、より多くの顧客価値を創出することで競争力を強化

5.      ファーウェイ社内における業務効率改善: AIを膨大な定型業務に応用することで効率性と品質を向上

徐は基調講演で、ファーウェイのフルスタックのAIポートフォリオがあらゆる産業でのAI活用を加速し、広範囲にわたってインテリジェンスを提供することで、すべてがつながったインテリジェントな世界を実現するというビジョンを共有しました。

あらゆるシナリオに対応するフルスタックのAIポートフォリオ

豊富なコンピューティングリソースを手頃な価格で提供し、インクルーシブなAIを実現


ファーウェイは、同社のフルスタックのAIポートフォリオの一つとして世界初となるAI対応IPコアおよびチップセットシリーズ「Ascend」を発表しました。あらゆるシナリオでサービスを提供し、1ワットあたりの最適なテラOPS(Operation Per Second)を実現する「Ascend」シリーズは、データセンター内で限られた消費電力が求められる場合も、最大のコンピューティングリソースが求められる場合も、あらゆるシナリオにおいて卓越した1ワット当たりのパフォーマンスを発揮します。また、一元的なアーキテクチャにより、さまざまなシナリオでAIアプリケーションの展開、移行、相互接続を容易にします。

「Ascend 910」と「Ascend 310」は、業界をリードするファーウェイのAI能力をスタックの最下層であるチップレベルで実現します。こうしたチップにより、あらゆる産業におけるAIの導入を大幅に加速します。

また、「Ascend」シリーズのチップに加えて、ファーウェイはフルスタックのAIポートフォリオとして以下を提供します。

なぜ、「フルスタック」と「あらゆるシナリオ」が重要なのか?

「フルスタック」とは、ファーウェイのテクノロジーの機能性を示しています。ファーウェイのフルスタックのポートフォリオには、チップ、チップイネーブルメント、トレーニングおよび推論フレームワーク、アプリケーションイネーブルメントが含まれます。

「あらゆるシナリオ」とは、パブリッククラウド、プライベートクラウド、あらゆる形態でのエッジコンピューティング、産業IoTデバイス、コンシューマーデバイスなど、AIのさまざまな展開シナリオを示しています。

インクルーシブなAIを提供することは、今回発表したAI戦略とあらゆるシナリオに対応するフルスタックのAIポートフォリオを開発するにあたって、重要なゴールの1つです。ファーウェイはAIを実用化し、すべての人、家庭、組織がAIがもたらす価値を享受できるよう、あらゆるステークホルダーと連携していく準備を整えています。

ファーウェイは2017年9月に企業と政府機関向けの「ファーウェイ・クラウドEI」とAIサービスプラットフォーム「Atlas」を、2018年4月にスマートデバイス向けのAIエンジン「HiAI」を発表しました。ファーウェイのあらゆるシナリオに対応するフルスタックのAIポートフォリオは、「ファーウェイ・クラウドEI」と「HiAI」に対して強力なサポートを提供できるよう設計されており、同時に両サービスはファーウェイのAIポートフォリオを活かし、フルスタックのサービスポートフォリオを提供できるようになります。「HiAI」サービスはファーウェイクラウドEI上で展開されています。

「HUAWEI CONNECT 2018」は「インテリジェンスをアクティベートする(Activate Intelligence)」というテーマのもと、10月10日~12日まで上海エキスポセンターで開催されています。詳細はHC 2018 特設サイト(英語、http://bit.ly/2ON36ZI)をご覧ください。

本参考資料は2018年10月10日(現地時間)に中国・上海で発表されたプレスリリースの翻訳版です。