このサイトはCookieを使用しています。 サイトを閲覧し続けることで、Cookieの使用に同意したものとみなされます。 プライバシーポリシーを読む>

ファーウェイ、ICTの持続可能な発展に向けたベンチマークを発表

2018.06.22
  • 世界各国におけるICT活用と国連の持続可能な開発目標達成の進捗度との関連を測る年次レポート
  • 各国における持続可能な開発目標の達成は、ICT成熟度の向上とともに進展
  • SDG3(健康と福祉)、SDG4(教育)、SDG9(産業と技術革新)で最も高い相関性を示す

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は6月12日、世界各国におけるICT活用と国連の持続可能な開発目標(SDGs)達成の進捗度との関連を測る年次レポートを発表し、ICTインフラへの投資に積極的な国々は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けてより迅速かつ効率的な進展が見られることを示しました。

ファーウェイは日本を含む49か国でICTの成熟度(普及、活用、スキル)とSDGs達成に向けた進展における相関性を分析した年次レポート「2018年度ファーウェイICTの持続可能な発展に向けたベンチマーク」において、ICT成熟度とSDGs達成に向けた進展において91%の寄与率で相関があることを示しました。

今回の調査では、SDG 3(すべての人に健康と福祉を)、SDG 4(質の高い教育をみんなに)、SDG 5(ジェンダー平等を実現しよう)、SDG 7(エネルギーをみんなにそしてクリーンに)、SDG 9(産業と技術革新の基盤をつくろう)、SDG 11(住み続けられるまちづくりを)の6つの主要なSDGsとの相関を評価しました。

レポートでは、SDG 3、SDG 4、SDG 9の3つがICTの発展との相関が高く、デジタルテクノロジーがこれらの分野を変革し、各国の目標達成を促し得ることを示しました。これはとりわけ発展途上国で顕著で、ICTへの小規模な投資でもSDGsにおける急速な進展がもたらされています。

また、ICTの普及、活用、スキルが各国の持続可能な発展と明らかな相関を示すことも明らかになりました。本レポートでは、ICT活用とSDGs達成の進捗度により49か国を「リーダー」「アップアンドカマー」「パイオニア」の3つのクラスターに分類しています。ICTの発展で優れた実績をあげている国はSDGs達成に向けて着実な進展を見せる一方、ICTの発展が十分ではない国はSDGs達成においても遅れている傾向があることがわかりました。

ファーウェイ コーポレートサステナビリティ発展委員会委員長 陶景文(ケビン・タオ)は次のように述べています。 「ファーウェイは、デジタルテクノロジーが持つ可能性を刺激していくことが、社会発展における喫緊の課題を解決する一助になると信じています。今回の調査は、ICTインフラが2030年までのSDGs達成の鍵となることを示しています。ファーウェイは今回、分析対象国を拡大し、ICTが生涯学習への寄与、経済的価値の増大、雇用創出、不平等解消に役立つ可能性があるかどうか、デジタルコネクティビティが社会の持続的な発展に寄与できるかに着目しました。このレポートがICTの重要性への理解を深めると同時に、各国における政策分析の一助となり、豊かさと包容力のある持続可能な発展を通じたよりインテリジェントな世界が実現されることを願っています」

「2018年度 ファーウェイICTの持続可能な発展に向けたベンチマーク」レポート(英語):

www.huawei.com/en/sustainability

調査方法

今年度の調査では、昨年度の15か国を含む49か国について調査しました。49か国には、経済発展度、地域、ICTの成熟度が異なる多様な国々が含まれています。SDGsとICTのパフォーマンスを評価する際には、6つの各SDGに対する4つのインジケーターと、国際電気通信連合(ITU)の最新のICT発展指標に含まれる11個のICTインジケーターを利用しました。そのうえで、ICTとSDGsのパフォーマンスを個別に評価して相関を検証し、当該データを統合して本ベンチマークを作成しました。

※本参考資料は2018年6月12日(現地時間)に英国・ロンドンで発表されたプレスリリースの翻訳版です。