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ファーウェイ、ハノーバーメッセ2018で産業のデジタル変革を支援する 革新的な新時代のICTソリューション展示

2018.04.24

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は今週開幕した産業技術に関する展示会「ハノーバーメッセ2018」(4月23日~27日、ドイツ・ハノーバー)で、「Leading New ICT, Connecting Bits & Gears」のテーマのもと、産業のデジタル変革に向けた革新的なソリューションとベストプラクティスを紹介します。ファーウェイは産業パートナーとともに、ネットワーク接続に焦点を当て、IoT、クラウドコンピューティング、eLTE、5Gなどの新しいICTをベースにした製品やソリューションのほか、自動車、エレベーター/エスカレーター、工場、物流、予防保全などの幅広いデジタル産業シナリオへの応用事例を展示しています。また、仏グループPSA、スペイン・テレフォニカ、独ミュンヘン空港、AII(Alliance of Industrial Internet)、Avnu Alliance、仏シュナイダーエレクトリックなどの産業を牽引するパートナーとの新たな協業も発表する予定です。

今年のハノーバーメッセのメインテーマは「産業システムの統合――コネクト&コラボレーション」です。インダストリー4.0時代を迎え、新時代のICTと製造システムが深く融合し、世界の製造業で全面的な産業革命が進んでいます。大規模なカスタマイゼーション、グローバルな共同設計、スマートファクトリー、予防保全、コネクテッドカーなどにより、各産業のバリューチェーン全体が再定義され、生産方法、産業構造、ビジネスモデルに変化を起こし、経済成長を刺激しています。

ハノーバーメッセ2018で革新的なデジタル産業ソリューションとベストプラクティスを展示

産業のデジタル化を加速する総合的なソリューションを展示

ファーウェイ 西ヨーロッパ 法人向けICTソリューション事業グループ プレジデント 張林(チャン・リン)は次のように述べています。「多様な産業のより深い統合が進み、産業変革にはこれまで以上に高度なデジタル化が求められています。こうしたなか、世界を牽引するICTソリューションプロバイダーであるファーウェイはIoT、クラウドコンピューティング、先進的な無線技術(5G)、アジャイルネットワーキングなどの最先端技術を最大限に活かしていきます。また、開放的で革新的なオープンラボプラットフォームを土台に、エコシステムパートナーと協力して各産業のデジタル変革を加速し、高い効率と高度なインテリジェンスを実現していきます」

ファーウェイはハノーバーメッセ2018でグループPSA、スイス・シンドラー、米インテル、独ベッコフ、 独ハーティング、独ソフトウェアAG、独SAP、テレフォニカ、独Q-loud、独クーカ、独SDIイノベーション、独Tシステムズなどの顧客企業やパートナーと連携し、スマートファクトリーを進化させるネットワーク接続技術や新ソリューション、ベストプラクティスを含む新たなイノベーションを紹介しています。会場では以下のような協業の成果を披露します。

・グループPSAのコネクテッドビークルモジュラープラットフォーム(CVMP)を用い、ファーウェイのOceanConnect IoTプラットフォームとファーウェイによるクラウドサービスを基盤とする最初の自動車である「DS 7クロスバック」

・Time Sensitive Network (TSN) とOPC Unified Architecture(OPC UA)を活用し、ファーウェイが世界有数の企業・団体と共同で開発したスマートファクトリーに関するマルチシナリオのテストベッド

・ファーウェイとクーカ、中国・ハイクビジョンなどによるつながった工場とスマートロジスティクスに関する展示

・シンドラーとの協業によるコネクテッドエレベータソリューション

・ハーティング、ソフトウェアAG、SDIイノベーションとの協業による産業向け予防保全ソリューション

こうした幅広いシナリオの展示を通じて、ファーウェイは5GやNB-IoT、エッジコンピューティング(EC)-IoT、クラウドプログラマブルロジックコントローラー(PLC)、eLTE、クラウドキャンパス、IoTプラットフォームなどのネットワーク接続技術の価値を示します。

業界をリードする各社と重要な協業を発表

ファーウェイとグループPSA、両社提携による初のコネクテッドカーを披露

ファーウェイとグループPSAは、グループPSAのすべてのコネクテッドカーを対象とする2017年11月に発表された提携の最初の成果として、「DS 7クロスバック」を披露しました。グループPSAは、ファーウェイのOceanConnect IoTプラットフォームを活用して同社グループのコネクテッドカー向けにCVMPを構築し、ファーウェイが支えるクラウドサービス上でをグローバルに展開しています。「DS 7クロスバック」はこのCVMPを搭載する最初の自動車で、今月から中国で販売が開始されます。この自動車では、コネクテッドナビゲーションや自然言語による音声認識、車内のダッシュボードからのコネクテッドサービスポータルへのアクセスが可能となるほか、手元のスマートフォンから自動車のメンテナンス状態や運転履歴、運転のスタイルなどを確認できるようになります。

ファーウェイとテレフォニカ、NB-IoT技術を活用したスマートメーターに関するPoC(概念実証実験)を開始し、ミュンヘン空港のデジタル変革を加速

ファーウェイとテレフォニカ、IoTプロバイダーのQ-loudは、ミュンヘン空港向けにNB-IoT技術を活用したスマートメーターに関する概念実証実験(PoC)を開始しました。Q-loudが開発したカメラシステムであるEnergyCamが既存の回転式電気メーターの動作を録画し、統合ソフトウェアにより画像を解析して検針結果を把握し、テレフォニカのNB-IoTネットワークを介してデジタルデータとしてファーウェイのOceanConnect IoTプラットフォームに送信します。これにより、空港のIT部門は電力使用量データに迅速にアクセス可能となります。

世界有数の企業・団体と協力しTSN OPC UAを活用したスマートファクトリーに関するテストベッドを発表し、インダストリアルインターネットのラストマイル問題を解消

ファーウェイはまた、AII(Alliance of Industrial Internet)Avnu Allianceエッジコンピューティングコンソーシアム、独フラウンホーファー オープン通信システム研究所のほか、シュナイダーエレクトリック、中国・ホリシスオートメーションテクノロジー、米ナショナルインスツルメンツ、オーストリア・B&Rインダストリアルオートメーション、同TTTech、米スパイレントなどの世界有数の企業・団体と協力し、TSNとOPC UAを活用したスマート製造テストベッドを発表しました。テストベッドでは6つの産業向け相互接続シナリオを想定しています。TSNとOPC UAは予防保全やデータ分析、機械学習、AI(人工知能)などの新技術にとって重要な技術で、製造分野の企業における生産のダウンタイムの減少、総合設備効率の改善、TCOの削減を通じた効率の向上を可能にします。

ファーウェイは世界のパートナーと協力して効率的でよりスマートで革新的なデジタルソリューションを開発し、新たな事業運営プロセスやインダストリー4.0に向けたインフラ基盤の構築を支えています。こうしたソリューションはこれまでに製造分野における1,000社を超える企業を支え、各社の生産性向上に貢献しています。

ハノーバーメッセ2018は4月23日から27日までドイツのハノーバー国際見本市会場で開催され、ファーウェイは会期中、ホール6 D18で展示を行います。詳細は以下のハノーバーメッセ2018特設サイト(英語)をご覧ください。

http://e.huawei.com/topic/hannovemesse2018-en/index.html