共に、よりスマートに
【2020年11月12日、中国上海】チャイナユニコム北京、およびファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)による5Gキャピタルの記者会見において、両社は「共に、よりスマートに(Smarter, Together)」をテーマとする5Gキャピタルイノベーションプロジェクトの成果を発表しました。また、両社はイーストンセンチュリー、テンセントゲームなどの業界のパートナーと共にE2Eネットワーク機能とウィンウィンなエコシステムを構築する「5Gキャピタルキューブ」を発表しました。
5Gキャピタルキューブの発表セレモニー
チャイナユニコム北京副社長の楊力凡(ヤン・リファン)氏、チャイナユニコム北京副社長の王伝宝(ワン・チャンバオ)氏、ファーウェイ5Gプロダクトライン プレジデントの彭紅華(リッチ・ペン)、イーストンクリエイティブ副社長および最高技術責任者の劉瑋(リュウ・ウェイ)氏、テンセントゲーム クラウドゲーム技術オペレーションリーダーの付亜彬(フ・ヤビン)氏が5Gキャピタルで基調講演を行いました。
チャイナユニコム5G共同構築および共有ワーキンググループ ディレクターの苗守野(ミィア・ショウイ)氏、チャイナユニコム研究所副所長の遅永生(チー・ヨンション)氏、チャイナユニコム ネットワーク技術研究所チーフサイエンティストの唐雄燕(タン・シンエン)氏、ファーウェイDISプロダクトライン プレジデントの陳伝飛(チェン・ユンフェイ)、ファーウェイ中国キャリア・ワイヤレス・ネットワーク&クラウドコアネットワークマーケティング&ソリューション営業部門部長の周易(ヂョウ・イー)が5Gキャピタルキューブのローンチセレモニーに参加しました。
共に、よりスマートに
北京は中国の首都として重要な政治的地位を維持しており、ユーザー体験、環境基準、ネットワークの信頼性に対して高度な要件があります。チャイナユニコム北京は主要機能の構築と、さまざまな産業の活性化にフォーカスし、2018年に海淀区で中国初の5G基地局を設置して以来、今年の5Gスライス運用プラットフォームの正式な着手に至るまで、実りある革新と実践を行ってきました。継続的な進展に伴ってチャイナユニコム北京の5Gに対する理解はより深まっています。
記者会見でチャイナユニコム北京副社長の楊力凡氏は次のように述べました。「これまでの取り組みを振り返ると、常に進歩、革新、科学の精神に従って参りました。我々はネットワーク、テクノロジー、プラットフォームに基づいた主要機能を構築することで、ビジネス、テクノロジー、そして品質の卓越性を実現します。さらに内部保守、最適化、共有は万全です。機器ベンダーおよび業界のパートナーと手を携えてE2Eネットワーク機能を構築し、ウィンウィンのエコシステムを構築することで、ユーザーに最高の5G体験とサービスを提供します」
チャイナユニコム北京 ネットワーク部門副部長の楊鵬(ヤン・ペン)氏、チャイナユニコム北京 ネットワーク最適化センター&5Gイノベーションセンター副所長の肖瑞(シア・ルイ)氏、およびチャイナユニコム北京 デジタライゼーション部門副部長の徐鋭(シュ・ルイ)氏はチャイナユニコム北京が5Gの主要機能を構築する方法についてネットワーク、テクノロジー、プラットフォームの観点から説明しました。また、中国国家大劇院、北京金融街、北京市長距離電話局など、複数のランドマークにおける5Gキャピタルのネットワーク機能と運用プラットフォームを紹介しました。業界のパートナーはこのネットワーク機能とプラットフォームに基づいて、スマート建設現場、ビデオ圧縮、クラウドゲームなど、さまざまなビジネスを実現する方法について説明しました。
チャイナユニコム北京副社長の王伝宝氏は次のように強調しました。「5Gは社会を変容し、新しいビジネスはネットワークサービスに対してより高度な要件を求めます。ネットワークだけでは製品になりません。認知可能なサービスを提供するには、産業エコシステムの開発と、協業を促進することが求められます。具体的にはワンクリックネットワーク、総合的なエコシステムの連携、広範な市場の運営、ワンストップの管理サービス、そして一元的なCT/ITシステムを開発することで、あらゆる産業を新たなエコシステムに統合することが求められます。我々は引き続き業界各社と協力してプラットフォーム、技術、ネットワークに注力し、多様なスマートサービスの実現を目指します」
5Gキャピタルでの共同イノベーション
2020年は5G運用の開始年であり、品質は重要な指標です。北京の何千もの世帯や産業にいかに5Gを導入するかが大きな課題となっています。この6か月、チャイナユニコム北京とファーウェイは5Gキャピタル共同イノベーションプロジェクト(6つの革新的ソリューション + 4つのスマートサービスの価値の収益化 + 2つのショーケースプロジェクト)を実施することで、優れた5Gネットワークを構築しました。また両社はパートナーにユースケースの実施と開発への関与を呼びかけることで、北京の5G業界に強固な基盤を築きました。これらの活動により5GのE2Eモデルはアプリケーションから端末、ネットワーク、ビジネスに至るまで改良がされ、北京の5Gは世界基準に変容しました。
ユーザー体験に関して両社は、北京金融街、北京首都国際空港、北京大興国際空港などで、高品質な体験のモデルケースの構築に尽力しています。また、両社は業界のパートナーと協力して、スマートキャンパス、建設現場、スマート医療、スマート・ベニュー、スマート教育などの業界のアプリケーションを活性化しました。革新的ソリューションに関して両社は今年、屋内外でギガビット体験を提供し、統合型クラウドプラットフォームとE2Eスライスを活用することで業界のアプリケーションを推進しました。ダウンリンクキャリアの集約、スーパーアップリンク、および屋内分散型Massive MIMOがライブネットワークで検証され、大きな成果をもたらしています。これらの最先端技術はチャイナユニコム北京の事業拡大をサポートしています。
ファーウェイの5Gプロダクトライン プレジデントの彭紅華は次のように述べています。「当社は今後もチャイナユニコム北京と協力して北京市の運用効率の改善を図り、5Gの革新によって都市全体をデジタル化します。ファーウェイはチャイナユニコム北京および業界のパートナーと積極的に協力し、テクノロジー、基準、エコシステム、ビジネスモデルを継続的に探求して5Gキャピタルの可能性を解放し、健全な5Gエコシステムを構築することであらゆるものがつながった世界を実現します」
当社の業界パートナーであるGSMAおよびGTIがオンラインおよびオンサイトで主催する第11回グローバルモバイルブロードバンドフォーラムは、グローバル事業者、産業チェーンのパートナー、垂直業界のリーダー、規格、業界、規制および研究機関の代表および企業のリーダーが集います(メディアおよびアナリスト分野を含む)。ファーウェイは協業による5G業界の持続的発展を追求し、産業の垣根を超えた共同イノベーションにより、強固で有益なエコシステムを築いてまいります。
詳細については、こちらをご覧ください: www.huawei.com/minisite/mbbf2020/en/(英語)
※ 本参考資料は2020年11月12日(現地時間)に中国上海で発表されたプレスリリースの翻訳版です。