ファーウェイ、世界のイーサネットスイッチ市場で主導的ポジションを維持　中国では3年連続で首位を堅持

ファーウェイ（中国語表記：華為技術、英語表記：HUAWEI）は、米IDCによると、2017年を通じて世界のイーサネットスイッチ市場で堅調な伸びを示し、市場を牽引しました。また、中国のイーサネット市場では首位を堅持しました。

IDCが発表した『Worldwide Quarterly Ethernet Switch Tracker （2017Q4）』によると、2017年の世界のイーサネットスイッチ市場全体の売上高は前年比5%増の約274.9億米ドル（約2兆9302億円※）にのぼりました。ファーウェイは世界シェアで第2位となり、上位3社のなかで最も高い対前年度成長率を記録しました。また、中国のイーサネットスイッチ市場では、3年連続で首位となりました。

ファーウェイは、キャンパススイッチとデータセンタースイッチの2種類のイーサネットスイッチファミリーを展開しています。固定型スイッチとモジュール型スイッチを揃えたラインナップにより、キャンパスとデータセンター双方のシナリオで求められるコネクティビティをあらゆる規模の企業に提供します。ファーウェイのキャンパススイッチは、ファーウェイ独自のプログラマブルチップ「イーサネットネットワークプロセッサー（ENP）」をベースに開発され、有線／無線の統合、クラウドのライフサイクル全般にわたる管理と自動化などのほか、類を見ない機能を提供します。また、こうした豊富な機能を搭載したファーウェイのスイッチは他社製品とも完全な互換性を確保しています。こうしたすべての要素により、お客様の投資コストの削減や多様な要件に対応します。一方、ファーウェイのデータセンタースイッチは、他社の同等製品と比べ、密度、拡張性、オーバーレイ／アンダーレイネットワークの自動管理、マルチクラウドにおけるオープンアーキテクチャの統一性という面で優れています。こうした高い競争力を備えたスイッチにより、既存のデータセンターネットワークは、SDNやマルチクラウド時代にシームレスに対応することが可能となります。

ファーウェイは世界を牽引する企業として、市場にイノベーションをもたらすべく飽くなき探究を続けています。今年2月にスペイン・バルセロナで開催されたMobile World Congress 2018では、インテントドリブン（意図駆動型）ネットワークソリューションを披露しました。このインテントドリブンネットワークはサービス意図の理解が可能であることに加え、ネットワークポリシーの自動展開と継続的な最適化により、個々のユーザーやアプリケーションごとに常に究極のユーザー体験を提供します。あらゆる規模の企業はこれを活かすことで、自社が求めているインテリジェントでシンプルかつセキュアでオープンなウルトラブロードバンドネットワークプラットフォームを構築できます。また、ファーウェイは完全にプログラマブルな次世代のアジャイルスイッチを発表し、インテントドリブンネットワークの自動展開、自動O&M、統一したセキュリティを支えています。ファーウェイは、同社が3月に中国・青島で開催した同社法人向けICTソリューション事業グループのパートナーカンファレンスでインテントドリブンネットワークソリューションの詳細なデモを実施しました。

ファーウェイ スイッチおよびエンタープライズゲートウェイプロダクトライン プレジデントで、ファーウェイ・ジャパンの法人事業本部 前本部長である鐘開生（ジョン・カイシャン）は次のように述べています。 「IDCのレポートにより、ファーウェイが世界のイーサネットスイッチ市場をリードする1社であることが再確認されました。インテリジェントなビジネス時代には、企業はネットワークのコネクティビティで地域の境界を超え、より迅速にお客様のニーズに応え、市場での競争優位を強化することができます。ファーウェイは、業界で最も広範な製品ラインナップを誇るベンダーです。今後、ファーウェイはインテントドリブンネットワークという理念を推進し、より革新的なネットワークソリューションと製品をさまざまな業種のお客様に提供し、各業種のお客様がデジタル変革時代により多くの成功を掴むことができるよう支援していきます」

ファーウェイのインテントドリブン（意図駆動型）ネットワークについては、以下をご参照ください。