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ドイツ・デュースブルク市とファーウェイ、 スマートシティ構築に向けた覚書を締結

2018.01.19

共同イノベーションセンターの設立計画も発表

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)はこのたび、ドイツ・デュースブルク市とスマートシティの発展に向けた協業に関する覚書を締結しました。ドイツ・デュースブルク市のゼーレン・リンク(Sören Link)市長と、ファーウェイ法人向けICTソリューション事業グループ 最高財務責任者 王永剛(ワン・ヨンガン)が署名した覚書により、デュースブルク市を欧州における革新的なデジタル化のモデル都市とすることを目指します。

デュースブルク市のゼーレン・リンク市長(写真左)と、
ファーウェイ法人向けICTソリューション事業グループ 最高財務責任者 王永剛(ワン・ヨンガン)(写真右)

デュースブルク市とファーウェイは今後、覚書で合意されたテーマに基づく具体的なプロジェクトの実施に向けて、さらなる議論を進めていきます。

ファーウェイはまた、同市に共同イノベーションセンターを設立する計画も発表しました。デュースブルク市は今後、同センターで生まれたイノベーションを直接活かしていくことができ、計画には同市の無線LANネットワークを動物園や公共交通機関でも利用できるよう拡張することなどがすでに盛り込まれています。また、教育分野では、市内の学校でWi-Fiやブロードバンドを活用したインテリジェントクラスルームの構築に注力していく予定です。

こうした取り組みに加えて、スマート街灯、電力・水道網や交通網の管理のほか、市民の公共サービス利用を簡素化するクラウドベースの電子政府ソリューションなどの計画も検討されています。さらに、ファーウェイは自動運転、スマート物流、インダストリー4.0の実現に不可欠な第5世代移動体通信(5G)技術や無線ブロードバンドネットワークにおける知見やソリューションを提供していく予定です。

デュースブルク市とファーウェイは、新しいテクノロジーを活かした革新的なアイデアやソリューションにより、デュースブルク市の生活の質を向上し、住民、企業、投資家にとってより魅力的な都市としていくことを最終的な目標としています。この実現には、地元および国際的なパートナー、市が資金支援する企業を含めたエコシステムに加え、現地の研究機関や大学との交流も不可欠です。とりわけ、電力・水道、インフラ、交通分野では、同市が出資するデュースブルク電力・水道供給・公共交通会社(Duisburger Versorgungs- und Verkehrsgesellschaft mbH)と同社傘下のシステム子会社DU-ITが多数のプロジェクトの調整・管理を担い、成果を最大化していきます。

ゼーレン・リンク市長は、今回の合意にあたり次のように述べています。 「革新的なテクノロジーは、将来の課題に対応するための鍵となります。私たちはデジタル化がもたらす機会を活かし、市民生活の質の向上と経済成長を促していきたいと考えています。同時に、こうした協業を通じて中国のグローバル企業であるファーウェイとの関係をさらに強化していきます。私たちはグローバル企業やその従業員、また留学生にとって魅力的なパートナー都市なのです」 

王もまた、次のように述べています。 「デジタル化におけるノウハウを活用し、デュースブルク市のスマートシティへの変革を支援することができ嬉しく思います。当社の製品とソリューションは、デュースブルク市の市民や来訪者の利便性と治安の向上を支援していきます」

ファーウェイのスマートシティソリューションは現在、世界40か国以上の120を超える都市で導入されています。また、フォーチュングローバル500にランクインする企業の197社、また上位100社のうち45社がデジタル変革のパートナーとしてファーウェイを選んでいます。

※本参考資料は2018年1月12日(現地時間)にドイツ・デュースブルクで発表されたプレスリリースの翻訳版です。