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ファーウェイ、チャイナモバイルとの技術検証で5Gコアネットワークの優れたパフォーマンスを示す

2018.01.15

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)はこのたび、チャイナモバイル(中国移動)の研究所で第5世代移動体通信(5G)向けコアネットワークに関する技術検証を完了し、すべての点で優れたパフォーマンスを達成しました。3GPP※1の最新仕様(Release 15)に基づいて実施された今回の技術検証では、サービスベースアーキテクチャ(Service-Based Architecture、SBA)、ネットワークスライシング、エッジコンピューティング、5Gスタンドアロンネットワーク、その他の基本的なサービスプロセスが網羅され、ファーウェイの5Gコアネットワークが最新の5G標準アーキテクチャに準拠していることを示したほか、5Gの将来の大規模商用化に向けた強固な基盤となりうることを実証しました。

5Gは単に通信速度が速くなるだけでなく、サービス要件が時々刻々と変化し、不確実性も高い多様な産業におけるアプリケーションを支えるイネーブラーとなると見られています。一方で、こうした多様な産業ニーズに対応するには、ユーザー中心でアプリケーション主導型の自律的なコアネットワークが求められ、その実現にはネットワークスライシング、SBA、コントロールプレーンとユーザープレーンのの分離、エッジコンピューティングなどのテクノロジーの活用が不可欠です。

ファーウェイは長期にわたり、チャイナモバイルと5Gコアネットワークにおいて協業を進めてきました。2016年のMobile World Congress(MWC)では、同社と共同で5Gネットワークスライシングのデモを披露しました※2。 5Gネットワークアーキテクチャに関する標準規格のレポート策定者である同社は、ファーウェイとの連携によって5Gコアネットワークの基本アーキテクチャとしてSBAを推進しました。さらに、2017年のMWC上海では、世界初となるSBAベースの5Gコアネットワークプロトタイプを共同で披露すると同時に、5Gベースの遠隔運転デモも実施しました※3。 このデモは、両社がInternet of Vehicles(IoV)の発展に向けた覚書を2017年に締結後、垂直産業向けアプリケーション開発において進めてきた具体的な取り組みの成果を示すものです。

ファーウェイは、5G を支える標準規格の策定、製品の研究開発、商用前展開において、世界を牽引しています。今後も5Gの先導役として、チャイナモバイルをはじめとした世界の大手通信事業者とともに5Gの商用展開を推進し、5G時代に向けた垂直産業のデジタル変革の実現を支援していきます。

※1 移動通信システムの国際標準化プロジェクト「Third Generation Partnership Project」の略称。(http://www.3gpp.org/

※2 http://www.huawei.com/jp/news/jp/2016/hw-473094

※3 5Gコアネットワークプロトタイプについて:http://www.huawei.com/en/news/2017/6/First-Service-Oriented-5GCore-Network-Prototype(英語)、

遠隔運転について:http://www.huawei.com/jp/news/jp/2017/HWJP20170630F