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あくなき探究でICTの可能性を切り拓く世界の注目スタートアップ

2018.01.18

10月3日~6日、幕張メッセで開催されるCPS/IoT総合展『CEATEC JAPAN 2017』。ファーウェイ・ジャパンは今年、「Global Startup Showcase」と題した特別展示エリアをサポートします。同エリアは、日本への市場参入や日本企業との連携を目指す海外のスタートアップ企業にスポットを当て、新たなイノベーションを生み出すグローバルなパートナーシップの実現を支援するものです。業界や国、企業の規模を問わずさまざまなパートナーとの幅広い協業を推進し、オープンなICTエコシステムの構築を目指すファーウェイは、世界各国で革新的な製品・ソリューション開発に向けたあくなき挑戦を続け、ICTの無限の可能性を切り拓くスタートアップ企業を応援しています。このコーナーでは、今回の展示に参加する5社のスタートアップ企業をご紹介します。

中国

上海蘇通信息科技(シャンハイスートンインフォメーションテクノロジー)

上海を拠点にスマート交通ソリューションを開発するスタートアップ。ファーウェイとはNB-IoTを活用したスマートパーキングソリューションで協業し、ワイヤレス車両センサーなどを提供。同社のセンサーを使ったスマートパーキングは、上海市内をはじめ中国各地ですでに商用化されている。

台湾

Green Design(グリーンデザイン)

鴻海(ホンハイ)やASUSの技術部門で実績を積んだ台湾の黄森隆(ロン・ファン)氏が2010年に設立。家電製品などの文字や数字の表示板に使われるVFD(蛍光表示管)の薄型化・省電力化を実現し、ecoVFDとしてスマートホーム向けデバイス、医療機器、製造装置、スマートメーターなどの用途に提供している。

フランス

Pup Scan(パップスキャン)

オペラ歌手でもある創業者のルノー・ペリシエ(Renaud Pélissier)氏が、楽譜をきれいにスキャンできるデバイスが見つからなかったことから、手軽に持ち運べてどんな画像でも美しくスキャンできる世界最速のモバイルスキャナーを考案し、2016年にパリで起業。クラウドファンディングサイトindiegogoで100か国、3,500人以上の支援者から資金を集め、同サイトで最も資金を得たフランス企業となる。年内の製品発売を目指して準備中。

ポーランド

Advanced Graphene Products(アドバンストグラフェンプロダクツ)

ウッチ技術大学の学生ベンチャーとして2012年に設立。炭素原子がシート状に結合した極薄・軽量・高強度の物質グラフェンを独自の技術で液体金属上に生成し、強度と耐久性をさらに向上したHSMG®(High Strength Metallurgical Graphene、高強度冶金グラフェン)を開発。短期間の大量生産が可能となるため、グラフェンの本格的な産業利用の道を切り拓く製品として期待されている。

米国

MODE(モード)

グーグルでグーグルマップの日本での立ち上げに携わり、ツイッターでエンジニアリング部門のディレクターを務めた上田学氏と、ヤフーなどでエンジニアリングマネジメントの責任者を務めたイーサン・カン(Ethan Kan)氏が2014年にシリコンバレーで設立。「世界のあらゆるセンサーをつなぐ」というビジョンのもと、自動車、製造などさまざまな業界向けにIoTクラウドソリューションを提供する。9月には日本法人も設立し、日本市場の開拓にも力を入れている。