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『IIJmio』とファーウェイのSIMロックフリー端末

2017.08.19

ファーウェイ・ジャパンは2014年夏からSIMロックフリー端末の販売を開始し、ラインナップを拡充してきました。その製品の多くを、MVNO事業者とのパートナーシップによりSIMカードとセットで販売いただいています。そうしたパートナーの1社である株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は、早くから法人向けデータ通信サービスを中心にMVNO事業を展開してきた実績を持ち、さまざまな顧客満足度調査で1位に選ばれているほか、昨年末には総回線数が100万回線を突破し、存在感を発揮し続けています。同社から見たMVNO市場の現在とこれから、ファーウェイ製品への評価と期待について、取締役CTO ネットワーク本部長の島上純一氏にお話をうかがいました。

音声通話SIMで新たなユーザー層を開拓

IIJは2008年に法人向けデータ通信用SIMカードでMVNO事業をスタート。2012年には個人向けに『IIJmio高速モバイル/Dサービス』を開始し、2014年3月には音声通話機能付きSIMカード『みおふぉん』を発売しました。「当社はもともとインターネット接続サービスからスタートした企業であり、モバイルでのデータ通信を可能にするSIMカードの販売は自然な選択でした。音声通話のニーズについては当初、半信半疑だったのですが、お客様からのご要望が予想以上に大きく、それにお応えする形で『みおふぉん』の提供を始めました」と島上氏。

音声通話SIMではこれまでのデータ通信SIMとはお客様の層が変わってきたと同氏は述べます。「データ通信ではすでにモバイル回線を持っているお客様の2本目、3本目の接続需要がメインでした。しかし、音声SIMの場合は『格安スマホ』という言葉が広まったこともあり、初めてスマートフォンを使ってみようというお客様が多く、いわゆる“ガジェット通”でない方や女性にもお買い求めいただいています」

サポートセンターに寄せられる問い合わせの内容にも変化が見られました。「どの端末で使えるのか、といったご質問が増えてきました。初めてMVNOのサービスを利用されるお客様は、端末を単独で購入することに慣れていないため、不安が大きいのです。SIMカードと端末をセットで販売する『IIJmioサプライサービス』を開始した背景には、お客様に安心して当社のサービスをご利用いただきたいという思いがありました」

ユーザーの安心感がカギ 自信を持っておすすめできるファーウェイ端末

IIJはサービス全般において、「ユーザーの安心感」を重視しています。速度や安定性といった通信品質の保証に加え、サービス内容について対面で説明を受けられるよう、量販店の店舗に即日契約やMNPができるカウンターも他社に先駆けて設置しました。

「セット販売でも、お客様に安心してお使いいただける端末を提供したいと考えています。また、スマートフォンは毎日使う身近な存在ですから、単に価格が安いだけではなく、使っていて楽しくなること、満足感を得られることが大切です。最初に取扱いを開始した『HUAWEI P8lite』は、価格を上げずにワンランク上の性能を実現しており、手に持った質感もよく、デザイン、機能、価格と総合的にバランスがとれている点を評価しました。スマホ初心者の方にも自信を持っておすすめできる端末だと思います」

現在は『MediaPad T1 7.0』『HUAWEI GR5』(右ページ参照)もラインナップに加わり、さらに選択の幅を広げています。

高いコミットメントでともにMVNO市場の成長を牽引

IIJは法人向けSIMカード、個人向けSIMカードのほか、他社のMVNO事業参入を支援するMVNEとしてもサービスを提供しており、いずれも堅調な成長を続けています。「今後MVNOはIoTにおいても重要な役割を果たすようになり、市場はますます拡大していくでしょう。より多くのプレーヤーが研鑽しあっていくことで、モバイル通信業界全体の活性化につながるはずです」

端末を提供するファーウェイにも、ともに日本のMVNO市場を盛り立てていくことを期待されています。「ファーウェイには、日本のSIMフリー端末市場に本腰を入れて取り組んでいる姿勢が感じられます。当社とも積極的な情報交換や製品ロードマップの共有を通じてパートナーシップを築いてきました。これからも変わらぬコミットメントと高い技術力で、日本のユーザーに新たな選択肢をもたらしてほしいと思います」

『HUAWEI GR5』

2016年2月12日発売

市場想定売価34,800円(税抜)

5.5インチのフルHD大画面にエレガントなデザインのメタルボディを採用、オクタコア・プロセッサー搭載で快適なパフォーマンスと省電力を実現したコスト・パフォーマンスの高いミドルレンジ・モデルのスマートフォン。1,300万画素のメインカメラ、500万画素のインカメラと、多彩なカメラ機能で、さまざまなシーンでの撮影が楽しめます。

『dtab Compact d-02H』

NTTドコモより

2016年1月20日発売

NTTドコモの『dtab』シリーズ第4弾となる、コンパクトで持ち歩きに快適な8インチタブレット。マルチタスクを得意とするパワフルなHisiliconKirin 930 オクタコアCPUと、4650mAhの大容量バッテリー搭載でストレスフリーな使い心地を実現。広視野角・高精細ディスプレイで高解像度映像コンテンツも鮮やかな色調で細部まで緻密に描写。ファーウェイ独自のサラウンドシステム「SWS(Super Wide Sound)2.0」とハーマン社の「Clari-Fi™」技術で臨場感あふれる心地よい音楽体験を提供します。

『Qua tab 02』

KDDIより

2016年2月11日発売

10.1インチの広視野角・高精細IPS WUXGA液晶と、両サイドのステレオスピーカーからパワフルで安定した音と立体感と深みを生むファーウェイ独自のサラウンド機能「SWS2.0」の相乗効果で、ホームシアターのような臨場感を手のひらで体験できるタブレット。4G LTEスマートフォン・4GLTEケータイ(ガラホ)と連携させて便利に使える「auシェアリンク」に対応。スタイルを選ばないシンプルなスマートデザインと長時間の利用でも疲れないこだわりのフォルムも特長です。

『Speed Wi-Fi NEXT W02』

UQコミュニケーションより

2016年2月19日発売

受信最大220Mbps※1の超高速データ通信が可能な『WiMAX 2+ キャリアアグリゲーション』、人口カバー率99%(プラチナバンド 800MHz)※2の『4G LTE』に対応したハイブリッドモデルのモバイルWi-Fiルーター。電池残量によりキャリアアグリゲーションのオン/オフが切り替わる「ノーマル」機能を新たに追加し、省電力機能が充実しました。

※1 表記の通信速度はシステム上の最大速度となります。通信速度は、通信環境やネットワークの混雑状況に応じて変化します。キャリアアグリゲーション未対応エリアでは下り最大110Mbpsとなります。

※2「 人口カバー率」は国勢調査に用いられる約500m区画において50%以上の場所で通信可能なエリアを基に算定。

『Pocket WiFi 504HW』

Y!mobileより

2016年3月17日発売

キャリアアグリゲーションと4×4MIMO技術により、Pocket WiFi史上最速の下り最大261Mbps※1を実現。3,000mAhの大容量バッテリー搭載で約9時間※2の連続通信が可能です。

※1 提供エリアは順次拡大中です。通信方式とご利用のエリアによって、通信速度が異なります。【LTE】下り最大187.5Mbps、150Mbps、112.5Mbps、75Mbps、37.5Mbps、またはそれ以下となります。【AXGP】下り最大175Mbps、165Mbps、110Mbps、またはそれ以下となります。また記載している通信サービスはベストエフォート方式のため、回線の混雑状況や通信環境などにより、通信速度が低下、または通信できなくなる場合があります。

※2 キャリアアグリゲーション非適用時。使用環境や電波状況などにより変動します。