ファーウェイ、CeBIT 2018でデジタル変革のシンフォニーを奏でる
- 技術革新からデジタル変革推進まで、デジタル時代の企業ビジネスの成功を支援
ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は、6月11日から15日までドイツ・ハノーバーで開催された世界最大級のIT 見本市CeBIT 2018に出展し、多様なデジタルイノベーションを披露しました。「Leading New ICT, The Road to Digital Transformation(新時代のICTでデジタル変革を実現)」というテーマのもと、新たなビジョン、テクノロジー、プラットフォームのほか、エコシステムの発展を紹介すると同時に、100社以上のお客様やパートナーと奏でるデジタル変革のシンフォニーを披露しました。
今日、デジタル変革はあらゆる企業で重要な命題となっていますが、その実現にはすべてのテクノロジーが交響曲を奏でるように連携・調和し、イノベーションと事業成長を牽引していく必要があります。ファーウェイはCeBIT 2018において3,000平方メートルを超える展示ブースを構え、スマートシティ、空港、金融、エネルギー、製造業などの多様な分野で活用される同社のクラウドコンピューティング、IoT、AI、ビッグデータ、デジタルプラットフォームなどにおける最新のICT製品に加え、データセンター、企業のキャンパスネットワーク、eLTE、企業向けコミュニケーションソリューションなどを展示しました。さらに、デジタル変革におけるベストプラクティスを紹介し、将来のデジタル世界を来場者とともに探究しました。
CeBIT 2018でデジタル変革を推進する100社以上のパートナーと展示を行ったファーウェイのブース
ファーウェイ 法人向けICTソリューション事業グループ プレジデント兼ファーウェイ・ジャパン会長の閻力大(エン・リダ)は、次のように述べています。 「ドイツは西洋音楽の輝かしい拠点の一つであり、この地からは偉大な作曲家が数多く輩出されました。ファーウェイが『クラウド―パイプ―デバイス』のシナジーを通じて、お客様やパートナーと協調して進めるデジタル変革は、『シンフォニー』に例えることができます。CeBIT 2018での当社のビジュアルアイデンティティはデジタル変革のシンフォニーを表現しています。ファーウェイは世界各地の多様な業界で蓄積したベストプラクティスを活かし、お客様やパートナーと共同で当社のデジタルプラットフォーム、パートナー各社のアプリケーションやデバイスを披露するほか、デジタル変革がお客様にどのような価値がもたらすかを紹介し、ともにデジタル変革のシンフォニーを奏でていきます。将来、あらゆる企業がデジタル化され、自社のプラットフォームを構築するか、プラットフォームの一部を構成するようになるでしょう。ファーウェイの法人向けICTソリューション事業グループは、革新的でオープンなデジタルプラットフォームの構築に注力し、企業によるITとOTの融合に加え、テクノロジーとビジネスの融合を支援していきます。あらゆる組織にデジタル化の価値を提供し、すべてがつながったインテリジェントな世界を構築していきたいと願っています」
多岐にわたるデジタルプラットフォームを展示
ファーウェイブースの「産業とエコシステム」エリアでは、独SAP、米ハネウェル、米アクセンチュアなど100社以上のアライアンスおよびソリューションパートナーと協力し、革新的なソリューションや成功事例を披露しました。スマートシティ、金融、製造業、電力、輸送・交通、小売の6つの産業を対象としたソリューション・事例展示には、CeBIT2018で初めて披露するスマートシティ向けデジタルプラットフォームも含まれます。IoT、ビッグデータ、地理情報システム(GIS)マップ、ビデオクラウド、コンバージドコミュニケーションという5つのリソースを協調させる機能を持つこのプラットフォームは、都市がエコシステムパートナーと各種リソースを効率的に共有し、アプリケーションの開発や展開をスムーズに実現することで、都市管理におけるイノベーションをサポートします。また、IoT、クラウドコンピューティング、ビッグデータなどを活用した空港向けソリューション「Smart Airport 2.0」も初出展しました。このソリューションは、空港の情報の流れを改善すると同時にセキュリティを確保し、空港の運営効率と搭乗手続きなどを含む乗客の空港での体験を向上するものです。
「テクノロジー」エリアでは、IoT、クラウド、AI、5G、その他の最先端のテクノロジーをベースに開発された最新の製品やソリューションを展示しました。産業指向のインテントドリブンネットワーク、エンタープライズグレードの次世代のフルスタックプライベートクラウドソリューション、Azure Stack向けハイブリッドクラウドソリューション、IoTプラットフォーム最新版、企業向け無線IoTソリューション、ハイブリッドクラウドソリューション最新版、今回新たに発表されたAIベースのソフトウェア定義カメラなどが含まれます。また、電源、IT、ネットワークの各分野を網羅した次世代のコンバージドプライベートクラウドソリューション、インテントドリブンなクラウドデータセンターネットワークソリューション「CloudFabric」、分散型データウェアハウス「FusionInsight LibrA」などの各種ソリューションからなる、完全なクラウドデータセンターソリューションも今回初めて披露しました。さらに、ファーウェイはAIやビッグデータをベースとし、多様なシナリオでのアクセスやフルライフサイクルのクラウド管理に対応したキャンパスソリューションを披露し、ネットワーク全体で自動化されたスマートなセキュリティを実現します。
業界を牽引するお客様やパートナーと連携し、デジタル変革のシンフォニーを奏でる
今後30年間でデジタル化があらゆる産業を再定義し、インテリジェンスはすべての企業に大きな影響を与えるでしょう。各業界を牽引する企業はデジタル変革においてもパイオニア的な存在です。現在、フォーチュングローバル500にランクインする企業のうち197社、上位100社のうち45社が、ファーウェイをデジタル変革のパートナーに選んでいます。CeBIT 2018において、ファーウェイはこうした業界をリードする企業とデジタル変革の加速に向けて新たな取り組みを発表しました。
- ドイツ・デュースブルク市と共同で、将来のスマートシティの発展に向けた「Rhine Cloud」を発表。両者は公共サービスシステムをデジタル化して行政機関を再構築し、新たな都市インフラと運営モデルを構築していくことで合意しています。
- 米マイクロソフトと共同でAzure Stack向けハイブリッドクラウドソリューションを発表
- 中国・マーロン(碼隆科技)と覚書を締結し、AIによる小売ソリューションを発表
- 仏InfoVista、英ARMとともにSD-WANオープンエコシステムとSD-WANソリューションを発表
ファーウェイの「CeBIT 2018」の出展情報ならびに世界各地の顧客事例は以下をご参照ください。
CeBIT2018 特設サイト:http://e.huawei.com/topic/cebit2018-en/index.html(英語)
世界各地の顧客事例:http://e.huawei.com/topic/leading-new-ict-en/index.html(英語)
※本参考資料は2018年6月11日(現地時間)にドイツ・ハノーバーで発表されたプレスリリースの翻訳版です。